アキュウゾーンセミナーその③

アキュウゾーンセミナーその③

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実技の時間:

午後のデモンストレーション実技(声楽家の人と、サーファーの人)の合間に、ペアを組んだ子との実技。私は完全に初めてで、かつ二日間の講義の二日目だけ参加という状況で、なるべくお相手さんのモデルになりました。ただ、若い彼の取穴に、ちゃんと指でみてる?と思わず突っ込みをいれたりするオバサンだったりして(^^ゞ。これは流石に年季の入った私はつい口がすべっちゃいます。頭で考えるんじゃなくて、手で診るんだよと。

モデルとしての私は、心窩部の詰まりがきつく、何度やっても取れない。印堂でとれるんけ?無理じゃない?と思いながらだまーっていると、アシスタントさんが打ち直し、がっつりと手技。うーんそこまでやるかと思いながら受けていると半減ぐらいはした感じになりました。手に汗握る執念、若いっていいな♪。ただ、これだけの刺激量を印堂に加えたら、青タンの可能性は高いだろうなあ〜。

さて、私の番。なにをしなさいっていう指示はなかったので、私は動画でみていたイメージではじめました。うつ伏せで、督脉からの圧痛探しでシールペタペタ。上脳戸である程度とれ、京門でもある程度とれ。残ったのが左の天宗の部分と、右の骨盤の部分。結構過敏な反応点で、これを遠隔で行くのか・・・遠い目。で左右をキョロキョロしても、先生もアシスタントさんもいない。じゃあ陽蹻ワールドで軸を通すかと左の後谿SI3ー申脈BL62。テキスト確認すると公認経穴だったのでほっとして申脈は冷えていたので効いてよねとちょっと小細工気味にお願いしながら打ちました。そして美しくとれてバンザーイ。

なんとなく、陽蹻ワールド。踵は軸となる(開闔枢理論)で空間論的にざっくりと考え取穴してしまうのですが、もそっとそれぞれの経穴の前で正座して考えてみると、私自身の臨床も深まるのではと思いました。

また、これだけの経穴で全身をフォローし動かそうとするということは、本当によく考えて、しっかりと取穴し、効かせる努力が必要と。このノウハウを非常にシンプルにかつ情熱的に提示してくださっているので、行ってよかったセミナーじゃないかなと思いました。

このところ、慣れたところでするすると行っていた私。もう少し丁寧にやろっとアメリカからいらした先生のハリをみて、心を新たにするのでした。

あー面白かった!

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