ストレスがあるたびに、食べて体重アップ。困ったな症例

ストレスの解消に美味しいモノを食べちゃうと言うのは、一番簡単な解決法ではあります。

でも、ストレス解消に、財布と胃袋は使ってはいけません!!。
さて、そんなことを言いたくなる(^^ゞ症例です。

ストレスがあるたびに、食欲が増し、体重増加ということを繰り返し、25歳の時には52キロ出会った体重が34歳では74キロまで増えてしまっています。妊娠のご希望もあります。
お身体の状態を紐解き、一緒にどのようにしていったらよいのか、考えていきました。

症例はこちら。0025

この方への生活提言を書きました。転載しておきますね。

生活提言

結婚され、環境も変化があり、また日々の生活も忙しくご自身のお身体を構う暇もない
生活だと思います。

妊娠を望まれるときに大事なのは、生命力の土台の力、臍下丹田の力です。
睡眠を充分にとり、規則正しい生活を心がけるようになさってください。
また、お食事も、夜遅くならないように工夫してみてくださいね。

ストレスを丈夫な胃腸で解消するというパターンは、内湿をため、あらたなる
問題をおこすことつながります。ストレスと上手につきあうことも考えましょう。
妊娠や体調管理のためにも、もう少し内湿を落とし体重をセーブすることも大事ですね。
ご夫婦二人でのストレス解消、内湿解消につながるスポーツなどの楽しみをみつけるのもよいのかもしれませんね。

問診上で冷えが予想されたのに、実際のおなかは温かい状態でした。これは
おばあちゃまから頂いた腹巻きを常につけるようにして身体を守っているからですね。
ちょっとした心遣いが、女性の身体を守る養生となります。大事にしてくださいね。

妊娠する力は、個人差の大きいものです。
しかしながら、一般的に30歳を過ぎると卵管采が卵をキャッチする力が落ち、
35歳からは卵子の質の低下が始まり妊娠する力が落ちるといわれています。
妊娠のご希望があれば、基本的な妊娠に対する検査は受け、基礎体温を測り
ご夫婦でタイミングをとってみるのがいいと思われます。このとき、積極的に鍼灸治療を受けるのもよいかと思います。また、ご結婚から(妊娠を希望なさってから)1年、
あるいは35歳を過ぎても妊娠にいたらな場合は、病院で不妊治療の相談をされるのもよいかと思います。