自己分析が必要??? ドットをつないで人生を前に進めよう!

自己分析が必要?? ドットをつないで人生を前に進めよう!

受験や進学、就職ということがちらつく時期になってきましたね。
今年は、コロナの影響があり、よりいっそうの緊張を強いられる感がありますね。
はあ、なんにせよ、”普通”の日がなつかしい。

ところで、
子供から大人になるとき。
誰しもが、はじめは仕事をしたことがありません。
だから何の仕事がしたいのか決められないと。

幼稚園で、「ケーキ屋さんになりたい」とか「お花屋さんになりたい」という声が聞こえるのは、
自分の身近で、とてもあこがれる気持ちをそのままに表現したのかなと思います。

就職活動を支援する方の中には、そこで自己分析や、自分探し、自分見つけが必要と
お話しをなさります。

んーーー
まあね、自分がわかれば、自分がどんな仕事にむいているのかわかりますね。
そりゃソーダとは思います。

ただ、自分が本当にやりたい仕事ってのは、自分が頭の中で考えている
夢想時代に決められるのでしょうかねえ。

私自身は、小学校の時にステキな先生がいらして、「先生になりたい!」と思っていました。
でもこの夢は、私自身の「自分の疑問はさておき人の疑問に寄り添う心。
わからないという人に、何度でも寄り添う気持ち」が
とても必要な職種である教員には私はむいていないとわかります。
私は人の疑問につきあうよりも、自分自身の探究心が勝ちます。

だから、自分自身を知るというテーマはその職業が求められる資質とかさなるかという
点では大事なことでしょう。

でも、人に寄り添える資質がある人が、教師がやりたい仕事かっていうと、そこには少し
懸隔があると思います。その人がやりたいこと、興味深いとワクワク出来ることと、
目の前の仕事が短絡的に結びつけるのは、一つのことだけをむすびつけてしまい、仕事にまつわる
その人の向いていない点がでてきたら、「こんなはずじゃない」となってしまいます。
雇用されて仕事をすることを選ぶのならば、その雇用する側のニーズに応えるという
覚悟が必要ですよね。仕事とやりたいことを直結するのはちょっと危険かもと。

さてさて、では、私は人生のやりたいことに関しては
スティーブンジョブスのドット理論を押します。

いつかドットが繋がるかもしれない
それは運だ。

そして、運はただ転がっているのではない
運をよくするための努力が必要。
その努力の方向性を見定めるのに自己分析が必要というのならば納得

ただ、努力し続けられる資質方向性がどこにあるのかということを
みつけるのが自己分析なのかななんて思います。

オモシロい!と感じた事へ継続性のある努力。
それがどっとをツナグコツかもしれません

これが、仕事として、マネタライズできれば幸せなことだと思います。
でも、ご自身を支える経済的に支えるということと、この自分がわくわくしてやりたいことは別であっても
よいんじゃないかなと思います。そしてえここを切り離して、ワクワクすることを追求し続けることで
いつかドットがつながり、仕事になるのかもしれません。

私自身は、この世界に入るときに、
「人間が知りたい」と思っていました。
そこで、近くで身体のことを学べるところならば何でもいいいやーと思い立ち、
見渡せば自転車でいけるところに神奈川衛生学園という鍼灸あん摩マッサージという3つの資格が取れる学校がありました。
資格や鍼灸に興味があったのではありません。
とくに、鍼灸など受けたこともなかったし、だいたい身体に針刺すなんてありえん(^_^;)ト思っていました。
でも、私の「人間が知りたい」というテーマには充分答えてくれる場でした。

もう一つ、知りたかった

「どうして整体師さんとか、治療の世界にいるセンセは「なおる、なおる、10回通えば、この歪みが取れれば治る」

などと簡単にいうんだろう? 
そんなに簡単になおるんだったら、
世の中に整形外科なんかなくなるし、
病院だっていらない。
痛みで苦しむ人もないはず。
なんでこんな台詞が簡単に出てくるんだろう?」

この疑問にも、学校を卒業し、大学病院での3年の研修研究生として過ごす時間でだんだんわかってきました。

鍼灸学校に行くことが、資格をとって鍼灸の仕事をしたいという目標ではまったくなかったので
学校卒業後も、大学病院で3年、鍼灸専業の治療院や有名先生をあつめた治療院で1年という時間を
修行小僧モードで過ごすことができました。この経験は今の私の臨床にとって本当に大きな事です。
でも、よーく考えると、学校3年、大学病院3年、治療院修行1年の合計7年! 
まあ、ドットは全て繋がったのでよしとしましょう(^^)