大安、仏滅、気になるねえ。

今日は3月4日 48番めの干支辛亥(かのとい)です。天の気は植物が枯れて結実しあらたに生まれ変わる辛、そして草木の生命が固い殻に閉蔵されている亥。今日はちょっと籠もりたいような組み合わせですね。

他にこのいただいている暦には、六曜や七曜、九星や十二直などもあります。ううーん一日に対してなんたる情報量の多さ!!

今日の六曜は先負です、元は小吉とされた吉日だったようですが、昨今は先勝の逆で、何事も控えめにして相手の出方を待つのが良い日とされています。この逆になるのが不思議ですねえ。まあ、出方を待った方が良い日もたしかにあります。待て待て、、と。

月火水木金土の曜日でもある七曜は歴史が深く西洋暦との合致もあり意味深いものであるのに対して、六曜は以外に歴史は浅く明治以降につかわれているようですね。七曜は月曜日から日曜日の曜日であり、生活のベースともなっています。逆にその曜日があまりにも生活に根づいているので、日の吉凶を選ぶのには不便で、六曜を組み合わせて人が生きる行事を行う日を選びやすくした??などとうぶかったりしています(^^;)。大安がいつも日曜日固定とかだったら困る?便利?。

さて、六曜を少し整理しておきますね

先負(せんまけ):元は小吉の吉日。現在は先勝の逆で何事も控えめにし相手の出方を待つのが良い日

大安(たいあん・泰安):何事にも良い吉日とされ、結婚に吉。何かをおこすよい日とされている。

赤口(しゃっく):お昼(午の刻)以外は凶とされ、祝い事は大凶。元は陰陽道での凶日とされていた。

先勝(せんかち):急ぐ事は吉あり、積極的行動が運を呼ぶとのこと。

友引(ともびき):友を引くということから、事から凶事に忌まわれています。古くはこの日に悪い方向で事をなすと、友人にも災いがおよぶとされることから現在の意味につながったようです。

仏滅(ぶつめつ):凶日とされています。滅というのは全てがむなしいという意味で「物滅」と記されていたものが音が転じて仏滅となりました。仏様の命日というわけではありません。

参考にさせていただいているのはこちらのサイトです。

真如寺 https://www.kansaiminobu.org