CBTレッスン推論の誤り3:心のフィルター

・認知行動療法CBTについて

 

私達の車は、出来事に対して、認知、感情、身体の反応、行動という4つの要素をもち

反応し、人生の道をあゆみます。

このとき、出来事に対して、自分が出来事に対して色眼鏡をかけていると、あまり合理的ではない判断をしてしまうことがあります。

 

感情や行動が、あまり合理的でなく、自分にとって不都合だと思うとき、この状況をかえるための認知行動療法はとても効果的だと思われます。私も興味深く学ばせていただいています、一緒に学びましょう(^^)

・推論の誤り

認知行動療法を考えるときには、自分の色眼鏡を知ることが必要です。

この推論の誤りは10個程度有名なものがあります。
ひとつづつ一緒にかんがえていきましょう。

 

心のフィルター:悲観的色眼鏡

悲観的な色眼鏡、ネガティブフォーカス、選択的抽出とされることもある。

選択的抽出は、自分が関心のあるところだけ、抽象的に結論づけることとされています。
ネガティブという決めつけはありませんが、例文をみると、健康が気になると体の不調ばかり気にするとあり、ネガティブなところを選択的に抽出しがちとは理解できます。

どうしても、気になると悲観的な色眼鏡をかけてすべてをみてしまいますねえ。

 

・世の中や他人のよい部分がまるで見えなくなる。現実の全てが悪いことに思える。自分の長所も、目に映らない。

・マイナスのことばかりくよくよと考えて、プラスのことを無視 してしまう。

・少し太ったと言われたらそればかり考える。

・世の中、ろくなものじゃないなどとの見方

・自分が関心のある事柄にばかり目を向けて抽象的に結論づける こと。

悲観的色眼鏡をはずすために

☆他に見逃している事実がないかどうかを調べてみるよう にすすめると良い。
☆物事の良い面をみつけてみる。

昔よく、パッと目の前の半分入ったジュースの瓶をみたときに、
「半分しかない」と、「半分も残っている」で世界が全く違って見えるよと教えられましたが、
ついつい、半分しかないと思ってしがいがち。自分が見逃している半分も残っているを
大事にしてみると、見える世界が違ってくるのかな?

イラスト