CBTレッスン推論の誤り5: 結論の飛躍

・認知行動療法CBTについて

 

私達の車は、出来事に対して、認知、感情、身体の反応、行動という4つの要素をもち

反応し、人生の道をあゆみます。

このとき、出来事に対して、自分が出来事に対して色眼鏡をかけていると、あまり合理的ではない判断をしてしまうことがあります。

 

感情や行動が、あまり合理的でなく、自分にとって不都合だと思うとき、この状況をかえるための認知行動療法はとても効果的だと思われます。私も興味深く学ばせていただいています、一緒に学びましょう(^^)

・推論の誤り10選

認知行動療法を考えるときには、自分の色眼鏡を知ることが必要です。

この推論の誤りは10個程度有名なものがあります。
ひとつづつ一緒にかんがえていきましょう。

5:結論の飛躍(不幸を告げる占い師)

結論の飛躍であげられるのは、読心術と先読みです。
これを擬人化すると、肩に乗っているフクロウさんがまるで不幸を告げる占い師の若く
嫌なことばっか言うわけです(^_^;)。かわいいオウムちゃんで一緒に楽しい気持ちを歌うようになれると、見えてくる風景がかわりそうですねえ。

では、わけていきましょう。

・1 心の読みすぎ【読心術】:人々が自分に対して否定的に接していると 思い込む。

 →他人の気持ちに関する結論です。

他人の心に対する結論。「あいつは〜にちがいない」など、根拠のなく結論を決めてしまいます。

対策としては、

☆確固たる証拠が得られるまで結論を出さない。

☆相手に確認する

☆不幸な占い師になっていると気がつく

 

こんなところでしょうかね。

・2 【先読み】の誤り:物事が悪い方向に向かうと恣意的に予測す る。

 →自分の将来についての結論です。

対策として、将来を悪く決めつけてしまう場合には、
いまを決めつけず、将来どうありたいのか考えていくことがポイントかなと思います。

勝手に物語を作らずに、根拠を見極めて、思い違いに気がつきましょう。

たとえば、彼とデートする約束をして日程の変更を言われた。これだけで、「彼は私のこときらいなんだ、もう会いたくないんだ」と先読みしていませんか?。日程の変更を言われただけだったら、変更しても会いたいんだなという解釈も成り立ちます。ダメ方向ばかりに決めつけないで、事実を見極めてみたいですねえ。

 

イラスト