NHKのラジオで、「ヘルスリテラシーを高めるために」という放送を聞きました。
朝の放送で、健康ライフというコーナーがあり
私はお気に入り。1つのテーマを10分ずつに小さなテーマをもち、
5回で完結。第一線の専門ドクターも話がコンパクトに伺えてとても役に立ちます。
聞き逃しをきくというのもありお勧めです。
健康ライフ
期間限定ですが、1週間分纏めて聞けるので便利です。
さて、群星沖縄臨床研修センター長 徳田安春先生のお話し続きです。
始めに話されたのが減塩のこと。
減塩は、体に良いということを具体的に、
1㌘の減塩を国民全体でおこなうと、循環器系の疾患が1万人減る。
2㌘にすると2万人減る。
うーむ具体的。減塩は当たり前だけど大事ですねえ。
また、マイクロバイオームの話では
野菜や果物はそのままの形で食べるのがよいとのこと。
マイクロバイオーム自体の理解は難しかったのですが、『野菜や果物はそのままの形で食べる』というのは理解できました。特に果物はイメージがしやすい。ジュースじゃなくてそのままね(^^)
マイクロバイオームというのは、痩せや肥満と密接すると。
つまり、同じカロリーを摂取しても痩せる人と太る人がいる。その違いは腸内にある
細菌の違いで、体の中にある膨大な数の細菌が,マイクロバイオームというまとまりを
つくり、私たち体の細胞とやり取りをしながら生理機能をコントロールしやせたり太ったりという
結果につながっているということです。
この分野、ちょっと調べてみると。体と体内の細菌の状態というのは一体感があるという
ことがいわれていて、なんだか面白いです。また別の機会に学んでみたいですねえ。
人間は心とカラダがある。そして外界があるという感じですが、その中に外界でありながら
密接に影響する細菌叢がある。この細菌は人によって違う。細菌叢まで私たちの
体かな(^^)。