月別アーカイブ: 2018年3月

『漢方や鍼灸は私の不妊治療に必要ですか?』〜質問にお答えして

ご相談にお答えして。

漢方や鍼灸がご自分に本当にあっているのかわからない、判断基準が知りたいというご質問を頂きました。
私の考えを書かせていただきますね。

東洋医学の世界では、漢方を投与する、鍼灸をするという前に、
 1)まずその方のお身体の状態がどうなっているのかという把握を行う(四診)
 2)四診の上で、その方にとって、どういった方向性に進むのが望ましいのかを考える。
   (治療方針の決定)→不妊カウンセリングをあわせおこなう
 3)治療方針に従って、どのような鍼灸治療の組み立てをするのかを考える

 この3つのステップが必要です。

不妊だから漢方を飲む、不妊だから鍼灸治療をすると言う前に、『今、どのような状態なのか』を把握することがとても大切なのです。自分自身で自分の状況を客観的に判断することはなかなか出来ないことです。東洋医学の四診を通じてみることで、ご自身ではいまま自分自身では気がつかないウイークポイントなどが発見できることもよくあります。

不妊治療の場合は治療方針の決定において、東洋医学的なお身体情報のほか、年齢要因、西洋医学的な要因、いままでの不妊治療歴などを踏まえ、総合的に『どのような選択が妊娠という結果に一番近いのか』という観点から考えていくことがとても大切です。

私の治療院ではこの不妊カウンセリングを踏まえ、鍼灸治療ならば、このような貢献が期待できるのではないかということを、患者様それぞれ、個別具体的に考えていっております。

また、不妊カウンセリングの結果、場合によっては、鍼灸治療よりも、西洋医学的な不妊治療を優先すべきこともあるかと思いますし、並用した方がよいのではと思える場合もあります。また、私は鍼灸の専門家ではありますが、鍼灸よりも漢方を優先した方がメリットがあるのではというタイプの方には、漢方医、漢方薬局などの受診をお勧めする場合もあります。

不妊によい、赤ちゃんが出来るという情報はたくさんありますね。鍼灸も、漢方も、サプリも、運動も、あれもこれもとバラバラに考えるとどんどん足し算になってしまい、逆にストレス状態になったり、時間を無駄にしてしまう場合もあります。

鍼灸や漢方があうのかあわないのか、と言う前に、『貴方のいまの不妊状態に必要なのはなにか?』ということを東洋医学の四診を通じたお身体の情報集めを踏まえ考えていくことは、とても役立つものだと私は思っています。そしてこの情報に基づいて、いま、目の前にいる○○さんに『どんな鍼灸治療が必要なのか、効果が期待できるのか』ということを治療者と一緒に考え、提案してもらう必要があるかと思います。

西洋医学的な不妊治療、鍼灸、漢方、サプリ、運動などがバラバラとそれぞれ独立した状態で『不妊によい』ということで足し算されるのではなく、ということを考えることが一番大切だと思います。

現状を把握し妊娠するためにはどのような選択がよいのか一緒に考えさせていただいております。

この、どんな鍼灸治療を展開するのかということを私は治療家として考え、患者さんに提案させていただき、ご納得いただいた上で施術をしております。

私は鍼灸師ですので、治療方針の決定に従って、鍼灸治療ではこういったことが出来るというお話をさせていただきますし、場合によっては、鍼灸よりも優先するものがあるのではないかというお話しをさせていただいています。まず、相談して下さいね。

マンガ、本、貸し出し自由

うちの治療院の本棚は、貸し出し自由です。
昔、私の田舎には近所に貸し本屋さんがありました。夏休みは毎回2冊マンガを借りていました。
おばあちゃんがなにやら帳面をつけて、貸してくれました。
妖怪マンガがいっぱいあって、このころ読んだ物が私の下地かもしれません(^^ゞ。

さて、治療院の貸し出し自由本棚は、私のコレクションです。
だから、私の好み満載(^^ゞ。頭の中身がバレバレって感じでちょっとヤバイの
ですが、ま、いっかということで。

このところ、大人になったので、マンガのおとな買いをしています。

好きなのは雨柳堂夢咄 私はこういう華奢なエキゾチックなハンサムが好きです。
百鬼夜行抄の律なんてのも大好き。それからクランプのホリックも好きです。
いいなあ~やっぱりお好み男子が出ているものがいいですよね。
線の細いイケメンで頭が良いのが好きです。

ある方が、おひとり様の老後という上野千鶴子さんの本を読んだ感想を書かれていました。実はアンチ上野派なのです。アンチの場合はちゃんとアンチは本を読まねばと(^^ゞ。ジェンダーを唱える彼女が、どんな老後を描くのかというところで興味をもちました。

そしてその感想:本気ですか?上野サンと聞きたくなりました。そりゃー上野サンはこの本同理でいけるでしょうけど、
その他大勢の私なんぞとても真似できませんなどとぶつぶつ。お金と友達。これがずっと老後もちゃんとあるという大前提が彼女の論旨だと思いました。でも、老後の恐ろしいところは、その二つともない場合があり、若いときと違って新たに作ることが出来ないこと。そのときにどうするか?そこには答えがない気がしました。

こういった生き方に関する考え方。むかし、むかーしは上野千鶴子さんたちの考え方に共鳴することもありました。でも、年を重ねていくと家族を分断し、個を重視し、老後は友達とお金とするスタンスにちょっとついて行けない感じをもちはじめています。

年をとったかな(^^ゞ
ま、いろいろですね(^_^)

インフルエンザのシーズンと麻黄湯

インフルエンザのシーズンと麻黄湯

今年はインフルエンザが大流行でしたねえ。
大変だった方も多かったと思います。学校も、学級閉鎖なども頻繁だったようで、元気なお子さんが体力を持て余していたり。

さて、以前、「インフルエンザになっちゃったんだけど、保険証がないから、鍼灸でなんとかならないでしょうか?」という問い合わせをいただきました。

これは鍼灸よりも、漢方が効果的では?と思い、漢方薬局を訪ねてみることをお薦めし、
麻黄湯を購入。非常に素早く治ったと感謝されました(^^ゞ。

まあ、鍼灸でも対応することは可能だったんでしょうけど、妊婦さんや妊娠希望の方が多い治療院ですのでちょっと無理かなと。また、この場合は、漢方薬の方がコスパもよいかなと思いました。

いろいろな状況で何を選択するかは難しいですね。
あれこれ考えることもあるかと思います。

その方に取ってベストの選択をと願っています。

さて、この麻黄湯

麻黄、桂枝、杏仁、炙甘草というシンプルな組み合わせの漢方薬。

効能としては、辛温解表、発汗散寒、宣肺平喘
主治としては外関風来、肺気不宣です。

つまり、風寒の邪が外から身体に侵入。それを発汗させ身体の外に追い出したということ。そして肺の機能を調整して咳などの肺の症状を治療していったということかなと思います。
犬をみていて、水がかかったときに、ぷるぷるぷる〜と身体を振って払い去りますが
こんなイメージでしょうか。長期で服用するタイプの漢方ではありませんが、効くときには
即効ということでしょうかねえ(^^)

風邪で有名な葛根湯は、同じ麻黄、桂枝、炙甘草に葛根、芍薬、生姜、大棗などが配合されています。
漢方薬って組み合わせを工夫し、対応していくものですね。頼もしい存在です。

こういったインフルエンザのような状況から、いわゆる風邪、そしてなかなか抜けない風邪など漢方の得意とする分野です。漢方薬局で相談してみて下さいね。

ユスラウメ、イチゴ、チューリップ春のガーデン

春がどんどんやってきていますねえ。

私のプライベートガーデン(ってなものか??)太犬走る庭も
春のはなが、はるだーはるだーと歌いながら
咲き始めています。

あ、っと思うのはユスラウメ。
ことしも満開になりました。


少し前に、NHKの朝ドラでもテーマになりました。
ユスラウメは梅ではありません。
バラ科サクラ属で、花の後はサクランボみたいな実がなるのです
たべられるのですが、そんなに美味しくはありません(^^ゞ
また日持ちがしないので、市場に出回るタイプでもないですねえ。
まあ、毎年なってますんで、庭でみかけたら是非たべてみてください。

これはイチゴ


3年ほど前から石垣になっているところに植えています。
1年目は買った苗で美味しく食べられました。
2年目はその苗からの孫株で楽しみました。
今年は、その孫株と、購入した苗とのコラボ。
どうなることやらねえ。
交配に必要な虫が飛び交っていないようにも思うんですよね。
(ん?必要ないのかな?)

そして最後は春のガーデン主役 チューリップです。


まだまだ緑の蕾ですが楽しみです。
ただし、咲き始めるとあっという間なので
ゆっくり咲いて欲しいなあって思います。

春、花の季節ですねえ。

0181)43才妊娠出産 子宮筋腫 甲状腺 粉ものレシピ 卵の質を乗り越えて。

初診から3年あまり経過して、43歳で無事にご出産になりました。

少し時間がかかってしまいましたが、途中で問診や体表観察だけではあぶり出せなかった食事の問題に気がつくことができ本当によかったと思います。

鍼灸治療をはじめるうちに、弱いタイプでのお灸でも火傷が出来ることが判明しました。この『非常に火傷ができやすい』という状況は、『卵の質が悪い』という状況につながります。食事には気をつけているとのことでしたので、さほど問題が出ないのではないかと思いましたが、実際に食事記録を提出していただき、二人三脚しながら身体作りをしていきました。
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食事は、やはり粉モノや節約レシピが身体作りに影響を与えていたようです。
タンパク質をしっかり、そして乳製品、果物を手のひら2つ分ずつの摂取をめざしていただきました。

食事の改善で、まずご主人の健康状態が改善しましたね。ご本人の『夫は今まで風邪を引いてばかりで、よわっぴーなあと思っていたんですが、自分が作る食事の性だったんですね!!』とおっしゃっていたのが印象的でした。節約レシピでも文句をいわず食べてくれるご主人。そして健康メニューになれば素直に体調がよくなるご主人。奥様の本当によいパートナーなんだなあと思いました。

食事を改善して半年後、ホルモン値が非常によくなり胚盤胞を凍結。ここで今までよりも妊娠反応は良かったのですが、やはり妊娠継続できず。その後、身体作りを継続しつつ子宮筋腫、甲状腺とチェックをし、もう一回採卵。この採卵が今までで一番グレイードのよい卵が採れることとなりました。年齢要因的に考えれば30代で採卵した卵の方が良いと考えられますが、実際には身体作りした後の卵がよくなるということは、ご本人にとっては、年齢要因以上に体調の問題があったのかと思われます。

その後、無事に出産。おめでとうございます。

食事の変更、節約レシピ、不育症、甲状腺機能低下
軽自動車のボディーから2000ccへ
43才妊娠出産 40才から2年かかって身体作り