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わがまま、やな奴、自分勝手のススメ

     わがまま、やな奴、自分勝手
これが、なーんと
不妊治療で成功するコツなのです。
ちょっと言い方が悪いのですが、
わがまま、やな奴、自分勝手というのは、究極の
自分自身を大切にする人ということなのです。
一番はじめに気がついたのは、
お忙しい職場だと思うのに、週に2回きちんと通われる方。
さくっと余裕の表情
ふと、『職場抜け出るの大変じゃないですか?』とお伺いすると、
『グジグジ言われたら、仕事やめます。』とさっくり。
そして、きっぱりと、休むときは休む。自分の都合があるときは帰るという態度を取っていると
かえって誰もぐじぐじ言うこともないと。
あーこれは、ご自身を養うと言うときに必要な一本スジが通った行動だなと思いました。
日本人的に周りに配慮し、
お伺いをたて、
気を使い休みをもらったりする。
結局休みを取れなかったりする。
それって休みが取れたとしても疲労はどっぷり。
本末転倒です。
採卵のために、だいぶ休みをとっちゃったから、もう休めないんです。
移植のために休みをとったから、妊娠したけど休めなくて・・・・。
結局、まわりのため、他者のため、気遣いのため、そんなことで自分自身が守れなくて、
不妊治療が進まず、結局、年齢要因があがってしまい時間切れと言った方を
何人みたことでしょう。
わかるのです、仕事が大切なこと。
周りへの配慮が大切なこと。
でも、人生には必要で大切なこともある。
それも期間限定で。
だから、きっぱり心を決めることが、物事をスムーズに前に進めるコツなのだと実感しました。
妊活に一番必要なのは、自分自身の余力です。
これを育てるには、社会的には『わがまま、やな奴、自分勝手』でいくしかありません。
余力を、社会への配慮で消費していては、自分の余力はそだたず、
妊活は前に進まないのです。
これは、自分自身の余力を育てるコツで、これが妊娠のコツなのです。

☆幸福の王子が教えてくれるもの

妊活を応援していて、一番真逆の存在に思えるのは幸福の王子です。
自分自身を省みず、他者のために、社会のために生きる。
幸福の王子。

幸福の王子

幸福の王子的なやり方では、自分自身の余力をつけることはなかなか
難しい。
小田原市の図書館で借りてページをめくり、最後の2ページで唸ってしまいました。
そして、幸福の王子も、わがままやな奴自分勝手も、もしかして同じ世界を描いているのかもとも
思えてきました。わがままやな奴自分勝手で守っているのは次の世代の子を育もうとしている力です。
自分自身のためではないんですよね。
この解釈、まだまだなのかなと思います。
考え続けていこうと思います。
幸福の王子が、ここまで語り継がれるこの大切さもあるんだろうなあ。
悩ましいですねえ。