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その1 栄養データを正しく知ろう! ワインとビールどちらもアルコール、お供は?

その1「イメージに惑わされないよう」。~『栄養データーを正しく知ろう』から

『栄養データーを正しく知ろう』佐々木敏先生のお話から。

1:「イメージに惑わされないように」
2:「1日350㌘の野菜を食べよう」の真の意味は?
3:「全粒穀物の健康効果」
4:「果物の糖分を考える」
5:「食べる順序と糖尿病管理」

さて、その第一回目

☆第一回目「イメージに惑わされないように」

食品の栄養効果を正しく理解するには、栄養について正しく理解することが大切でイメージを先行させないようにというお話しでした。

このなかで、

『ワインは身体に良い』と言われますねえということでお話しが進みました。
デンマークでの15万人の調査でお酒の種類と頻度を調べ、11年経過を追い、ビール、ワイン、ウイスキーを飲んでいる人の死亡率を調べた調査です。

このなかで、

☆ワインを沢山飲んでいた人の死亡率が小さい

☆別の調査で、ワインにはポリフェノールが含まれており、抗酸化作業によって動脈硬化を予防するという研究があった。

この二つのことで、ワインは心筋梗塞を予防して長生きするという結論が導き出され、
『ワインは身体によい』というストーリーが作られたと。

聞いたことがありますねえ、ワインは身体に良い。そしてこれら調査を示されれば納得しちゃいます。ポリフェノールがたくさん入ったワインはいいのねえと。

そして、佐々木先生はお話しを続けます。

☆☆ワイン、ビールと一緒に買う食材はなに?

同じデンマークで、スーパーのカゴの調査があると。300万件!
この調査では、アルコールを買った人が他にどんな食材を買っているかという調査です。

すると
ビールを買った人のカゴには
1、ソーセージ
2,マーガリン
3,バター
4,豚肉

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸たっぷり!

そしてワインを買った人のカゴには
1,植物オイル
2,野菜
3,果物
うーんヘルシー

この調査から、アルコールの種類そのものよりも、アルコールと一緒に食べるお友達食材の方が影響が大きいのではないかという結論が導き出されています。

つまり、ワインそのものがよいという点もあるが、それ以上に一緒に取る食材が健康に貢献するモノであり、これが死亡率を下げている可能性が高いということで、ワインそのものが良いのではなくて、組あわせがよい!ということなんですね。

☆そもそもアルコールは身体に必要?

また、ワインそのものはアルコールです。アルコールはガンの発生を増やしたり、事故や怪我が増えるので適正な範囲での飲酒が大切です。この適正な範囲とは

           アルコールの適正量
       1日7㌘!! つありワイングラス半分です。

お酒を好きな人が聞いたら、えーーーーーって言いそうな量ですね。
ではアルコールの一日当たりの限界量はというと1日40㌘。つまりワイングラス4杯弱です。これがギリギリの量。

アルコールと上手に付き合いたいですね。

アルコールの禁止 五輪、オリンピックのこと

アルコールの禁止 五輪、オリンピックのこと

いつも読んでいる読みドクターにこんな記事がありました。
うーん、お酒の問題、こんな間際でもまだまだ揉めているようですねえ。
関係者の方々は大変だなあと思います。

飲酒やアルコールについてはこの2年間本当にあれこれと物議を醸し出しています。

私自身は、余り飲まないのですが、婿殿が家にやってきてからは

毎晩晩酌のビールが習慣になってしまいました。

とほとほ。

まあグリーンラベルを一杯ぐらいですけどねえ。

お酒の適正量はあるのでしょうか?

私の大好きな佐々木敏先生の本
栄養のことで迷ったらまず読んでみます。

『お酒に適量はあるか?』というページがあります。
栄養データはこう読む!

最初のグラフはクイズです。

この図は習慣的な飲酒量と総死亡率との関係についてのひな形ですとのこと。

結論は、

結論:1日辺りのエタノール量7㌘(日本酒で0.3合)が適量。

これって、ものすごく少ないですよね>酒飲みには(^_^;)
ワイングラスならば半分ぐらいです。
飲酒量と総死亡率の間にはJ字型の関連があり、
少しのお酒は健康に良いという結論がでたようです。
そしてその少しというのは日本酒で0.3合!

これって酒飲みならばかえって飲まない方がまし!っていいそうな量ですよね。
お酒好きはいろいろと理由をつけて飲みたがりますが(^_^;)
まあ、少しってのは少しですからね!。
エタノール量をチェックしてみましょう。

息子夫婦が父の日に送ってくれた日本酒を毎日うちの夫は飲んでます。

飲み過ぎちゅーい!
でも、お酒はやっぱり楽しいね。
早くみんなと飲める日がきますように。

ところで、大好きな佐々木先生、ちょいと検索したらこんなサイトを発見
佐々木先生紹介されていたサイト

『そもそも、アルコールには動脈の中で血液が固まってしまうのを防ぐ働きがあり、その効果はお酒の種類を問わず、循環器疾患のリスクを下げる作用があることが、他の研究でも分かっています。その証拠に飲酒習慣のある人は、ない人よりも心筋梗塞や脳卒中の発症率が低いことが世界中で観察されています。』

養命酒って、漢方家の先生からは漢方の含有量が少ないとか、なんとかで力量不足が言われますが、私の実感としてお勧めして案外効果的でコスパがいいです。このあたりの『少量のアルコール』パワーもあるのかもしれませんねえ。男性不妊にお勧めです。