ドラッグストア」タグアーカイブ

ドラッグストア漢方:便秘も下痢も桂枝加芍薬湯の穏やかさ

便秘はなんどかテーマで書かせていただきました。

そしてやっぱりドラッグストアにいくと目につきますねえ。

以前にも書いたのでこちらも→ドラッグストアの棚

https://bigmama-odawara.jp/blog/archives/5180

それから、便秘のセルフケアについては、こちら→https://bigmama-odawara.jp/blog/archives/5103 どうぞ参考になさって下さい。

☆下痢も便秘も対応、桂枝加芍薬湯の穏やかさ。

 

便秘 写真 イラスト 桂枝加芍薬湯 温裏剤

さて、もう一つの便秘薬は桂枝加芍薬湯

これは分類的に言うと温裏剤に属します。

これは箱の説明の通り、腸が過敏で腹痛や下痢になりやすいひとにと箱の説明はあり、目安として便秘と下痢がかいてあります。

(日本薬学会 薬学用語解説より)

桂枝湯は、

桂枝湯
・桂皮:おだやかな発汗・発散作用 温経通腸
・芍薬:痛みをやわらげる 和裏 緩急止痛
・生姜:体をあたためる 調和和胃
・大棗:鎮痛緩和強壮作用 調和和胃
・甘草:緩和作用

 

となり、この処方を中心にいろいろな漢方薬があります。
胃腸を穏やかに暖めながらちょっとしたバランスで効く方向を作っていくという感じですね。

芍薬というのは筋肉をゆるめ痛みを和らげる作用があります。つまり桂枝加芍薬湯は、身体を温め穏やかな発散作用をもちながら筋肉の緊張をとってくれるわけです。

便秘と下痢、一見すると正反対な症状ですが、どちらも、胃腸を温め筋肉を緩めるというごくごくあたりまえの健康法で効いちゃうよって話しです。

    胃腸をあっため、リラックス。 

まず、基本のキですね(^^) 

ドラッグストア漢方、お灸でセルフケアお灸:尿でのお悩みいろいろあります。

ドラッグストア漢方、お灸:尿でのお悩みいろいろあります(^^)

『ときどき膀胱炎になっちゃうんです!』

というお悩み伺うことがあります。

まあ、どっぷり膀胱炎になっちゃったら、お医者さんにいって、

しっかりと治すことが大事です。中途半端ではだめですよ〜。

そんなしっかりした膀胱炎までいかないけど、

なんかちょっとオシッコの時に違和感があるとか、

排尿痛や残尿感があるなんて時がありますね。

私はそんなときに、この猪苓湯という漢方を1つ飲みます。

お勧め漢方:猪苓湯

2つまで飲んで効かなければ病院いきだなと思っていますが大抵1つか2つ飲むところで、水分を多めにとってお灸もしてと言う感じでケア出来ています。

お灸のケアは

お腹のツボの水道(ST28)、中極

中極

足のつぼ、湧泉、三陰交、懸鍾(けんしょう三陰交

 

この三陰交と懸鍾というツボは足の裏表という感じでツボがあります。

しっかりと反対側に向けて通じろーという感じでやってみてください。

この二つの組み合わせで、解毒穴としての使い方もできます。

こんな感じかな。

ちょっとしたケアで快適に過ごせると楽しい日々がやってきますよ(^^)

猪苓湯の漢方方剤解説を少ししておきますね.

猪苓湯:猪苓9 茯苓9 沢潟9 滑石9 阿膠9

猪苓湯

下腹におきた水と熱邪の停滞を、水を捌くことと、陰分を養うこと、熱をとることで解決していこうという処方です。

この猪苓湯に、陰分を養い活血する作用のある四物湯が合方された、猪苓湯合四物湯も有名です。水と血との治療につながり、慢性化した症状にたいおうできますね。

漢方は東洋医学の知恵です。

信頼できるドクターに相談しましょう!

ご参考まで