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湿気の病をお灸で軽やかに リウマチの1−4気端灸の勧め

慢性関節リューマチは、一昔前と違って本当に薬が発達していますね。
昔の様な極端な変形や、生活の質を落としてしまうような
問題はかなり減っているのかなと思います。

東京女子医科大学 膠原病リウマチ痛風センター

しかしながら、自己免疫疾患という 『上手に付き合っていくことが大切』 な病気ですから、
薬で関節の変形などのリスクを軽減しながらも、ご自身の生命力をupさせる体調管理をしていくことは、とても大切かなと思います。

湿気の病と梅雨の付き合い方

さて、この梅雨の季節。

やっぱり身体が重い、指がスッキリしないというお悩みはあると思います。
これはリウマチに限らず、内湿という身体の中に湿気があるタイプのかたでは
様々な症状をひきおこしていますね。

『湿度が高いと頭痛がするんです』
『湿気があると体調が悪くて』
『気圧が下がると身体が重くて』
『気圧が上がっても下がっても身体が疲れます』

などなど、湿気や気圧に敏感に反応しちゃいますね。

身体の内側に『内湿』という内側の湿気があるせいです。

基本的に内側の湿気があるわけですから、身体に除湿機をかける必要があります。
これは脾胃(胃腸の力)をupさせて、身体のいらない湿気を排除させる力を
Upさせることが基本です。曲池(LI11)や足三里のお灸を毎日定期的に行うのは
とてもよいですね(*^^*)

また、特にこの時期、手足先が重いと言うこともあるかと思います。
そんなときには、指の親指と薬指、第一趾と第4趾の指先にお灸をいれます。

1−4気端穴
これは出来れば直接灸がよいですね。ちょんちょんとお灸を入れます。

すると、この写真のようにこの線から先の部分がとくにすっきりとして、
指の動きがよくなります。


内湿の排除がちょっぴり出来たわけです。

梅雨の時期、少しでも軽やかに過ごしたいですね。