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珍しいお灸、打膿灸の話と間中先生

珍しいお灸、打膿灸の話と間中善雄先生

間中病院、小田原の人にとっては、少し前は頭痛で有名な病院。また看護師さんやスタッフの方が親切っていう声もよくききました。先日はリハビリ受け入れ施設としてお母さまを入院させてもラッテなどと言おうお話しも。

これが鍼灸、東洋学関連に足を突っ込んでいる少し古い方々だと、『あの!間中先生』ということになります。

さて、45年ぐらい前でしょうかねえ。間中善雄先生という鍼灸でとても有名な先生がいらっしゃりました。鍼灸の本などを読んでいると、時にこの間中先生のお話や、見学させて貰ったなどという話も出てきます。私自身はもう少し新しい人間なので、間中先生が病院で鍼灸なさっていたことは直接は存じ上げないです。

さて、先日、ちょっとググっていたら、私の先生である似田敦先生が打膿灸のことを書いていらっしゃりました。打膿灸ってのは、お灸をしてそのあとわざわざと膿をださせるように火傷の処置をする方法です。まあ、いまではほとんど見ることはありません。似田先生ご自身がお灸を、それも打膿灸のことを書いていらっしゃるのも珍しいと思ったのですが、その上に、間中善雄先生のことを書いていらっしゃりビックリ。どれも私にとってはなつかしくもあり、面白きものでもあり。やはりこの間中病院や間中善雄先生は古い先生にとってはかなり有名人だったのでしょうええ。小田原には間中病院で学んだ先生が多く残っていらっしゃった感じですね。治療の最初に血圧を測ると伺うと、『もしかして(^^)』と思ったりします。

この間中先生はよく瀉血や刺絡をなさっていたようですが、打膿灸もこんな感じでなさっていたのですね。知らなかったなあ。
https://blog.goo.ne.jp/ango-shinkyu/e/6d533c67b5ff5e672e30b8f585d3e825

故きを温ねて新しきを知るです。