行動が変われば、結果が変わる。そのためのCBTと鍼灸、そして食事。

行動が変われば、結果が変わる。

そのためのCBTと鍼灸、そして食事。

CBT(認知行動療法)には、長く関わってきました。
私はカウンセラーの立場でいることが多く、日々さまざまな方のワークを読ませていただき、コメントを返すという形で関わっています。

そして、私自身の鍼灸臨床においても、CBT的な視点は常に意識しています。
めざしているのは、人生の道のりを日々歩んでいただくための「お身体づくり」。
鍼灸治療もまた、目の前の症状を取るだけでなく、より長い視点から今の一点を丁寧にアプローチする方法です。

食事や生活習慣も、改善や行動変容が必要なことが多くあります。
日々の臨床にCBT的な視点を取り入れることで、行動が変わり、結果が変わり、そして人生が変わっていく。
そんな、自分自身の心や身体に自信を感じられるような治療やサポートをお届けしたいと考えています。


★CBT:自分の見方を広げるワーク

私の理解では、CBTとは「自分自身のワークを通じて、ものごとの見方に幅を持たせ、人生に対するコントロール感を得ていく」ための方法です。

このときに役に立つのが、こちらのサイトのツールです。
“コラム法”と呼ばれるワークシート(書き込み表)がいくつも用意されており、少しずつ思考を深めていくことができます。
私自身も、利用しながら日々学びを深めています。

🔗 認知行動療法マップ
https://cbtmap.ncnp.go.jp/


★食事が変わると、身体が変わる。

当院では、食事をとても大切に考えています。
その基本となるのが、「日本人のための食事摂取基準」や「食事バランスガイド」です。

このバランスガイドでは、食べたものを分類・記録・カウントしていく仕組みになっています。
ただ記録するだけでも、自分自身の“食”に対する行動が変わってくるのです。

食に関する情報は世の中にあふれていますが、私はこのバランスガイドに基づいた食事以上のものを見たことがありません。

ぜひ一度、実践してみてください。
体重を落としたい方は、毎日の食事記録に体重も一緒に記入すると、効果を実感しやすいかもしれません。

当院では、食事バランスガイドに基づいたワークシートをご用意しています。
ご希望の方は、どうぞお気軽にお申し出くださいね。