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整理整頓は価値じゃなかった:ACTジャーナリング

ACTジャーナリング1ヶ月のまとめ
― 習慣をひとつ、人生に組み込むということ ―

この1ヶ月、ACTジャーナリングに取り組んできました。
その中で、「自分は何をしていたのか」が少し言葉になってきたので、整理してみます。

■ 用語の整理(自分なりの理解)

今回の実践を通して、以下のように理解が落ち着きました。

  • 価値:自分がどんな方向に生きたいかという「軸」
  • センターピン:その価値に近づくために、まず倒すと効率のよい行動
  • キーストーンハビット:日々の生活を支える具体的な習慣
  • ACTジャーナリング:それらを振り返り、調整するための「メタ習慣」

つまり、

価値という方向性をもとに、センターピンとなる行動を選び、
日々の習慣(キーストーンハビット)を見直していく。
そのための作戦会議がACTジャーナリングである。

■ 今回のテーマ:「整理整頓」

今回、私は「整理整頓」をテーマに取り組んでいました。

最初はこれを「価値」として捉えていたのですが、
実践を通して見え方が変わってきました。

「整理整頓」は、実際には

  • 物を片付ける
  • 動線を整える
  • 視界をクリアにする

といった、具体的な行動の集合体でした。

つまりこれは、
キーストーンハビットであり、少し抽象度の高いセンターピンだったのだと思います。

■ その奥にあった価値

では、その「整理整頓」の奥にあったものは何か。

振り返ってみると、

「秩序ある生活」

これが、自分にとっての価値だったのだと気づきました。

■ 価値が具現化すると何が起きるか

「秩序ある生活」という価値を、
「整理整頓」という行動で具体化していくと、

  • 探し物が減る
  • 動きがスムーズになる
  • 視界がすっきりする
  • 気持ちも整う

という変化が起きました。

つまり、

抽象的な価値が、具体的な行動を通して現実に現れる

ということを体感できました。

■ もう一つの気づき

ただ同時に、

「秩序ある生活」は、自分のすべてを支配する価値ではない

ということにも気づきました。

これはあくまで、自分の価値の中のひとつです。

■ この1ヶ月で得たもの

今回のまとめを一言で言うなら、

習慣化された行動をひとつ、自分の人生に組み込んだ

ということになるでしょうか。

少しゲーム的に言えば、

新しい人生スキルをひとつ手に入れた

そんな感覚があります。

■ ACTジャーナリングとは何だったのか

今回の経験から感じたのは、

具体的な行動を、価値という視点で見直すための装置

であり、

自分自身との作戦会議の場

だったということです。

■ そして次の段階へ

今朝ふと、

「このゴールデンタイムを、ずっとジャーナリングに使う必要はあるのだろうか」

という感覚がありました。

これは、

「やる段階」から「使う段階」へ移行したサイン

なのかもしれません。

■ おわりに

ストンと腑に落ちる感覚があり、
自分にとってとてもよい1ヶ月でした。

日記とジャーナリング、記録とともに進もう!

日記とジャーナリング、そして少しずつ前に進む話

おはようございます。
いま、日々ジャーナリングに取り組んでいます。

もともと日記はずっと書いていて、10年日記はすでに2冊目。
気づけばもう14年になります。

自分の年齢を考えると、「あと何冊書けるかな?」なんて思ったりもします。
日々は積み重なっていくけれど、振り返ると、ひとの人生は思ったより短いものですね。

日記とジャーナリングの違い

この「日記」と「ジャーナリング」の違いは、こんな感じでしょうか。

・日記:出来事を書く/記録/過去中心
・ジャーナリング:体験や内面を書く/観察/今の気づき中心

日記そのものも、後から振り返ると感慨深くて楽しいものです。
とくに、同じ日付の過去を読み返すと、じんわりと胸があたたかくなります。

桜と記憶

昨日は、印刷局の観桜会に行ってきました。
実は去年も訪れている場所です。

そしてこの桜には、私にとって特別な記憶があります。
娘を産んだ3月下旬から、退院して自宅に戻った4月のはじめ。
娘を抱っこして、この場所で写真を撮ったことを思い出すのです。

今回は、孫ピヨピヨたちと同じ木の麓で写真を撮りました。
なんとも言えない、ほっかほかの気持ちになりました。

ACTジャーナリングという方法

さて、このジャーナリングには、ちょっとした「お作法」もあります。

特に、いま私が実践している「ACTジャーナリング」は、
心理的な柔軟性や行動の変化を促すツールとして知られています。

とはいえ、「心理的成功」と言われると、正直そこまで強い興味はなくて(笑)
でも「とにかくやってみる」「一歩進む」という視点を持つには、今の私にはぴったりだと感じています。

詳しくはこちらの動画が参考になります。
動画を見る

基本的には、
「理想」「現状」「どうする?」
この3つを書き出していきます。

書くことで自分を客観視できるようになり、
客観視できると、次の一歩(Go)も自然と進みやすくなります。

整理整頓をジャーナリングで進める

ところで、いま私が取り組んでいるテーマは「整理整頓」です。
これをACTジャーナリングで実行しています。

かなり進んできました。

最初は生活動線上の整理整頓からスタート。
そこから少しずつ範囲が広がってきて、いい感じです。

とくに、以前は「あれもこれも気になるのに、結局できない」という状態だったのですが、
「45分整理整頓タイム」を設定することで、ぐっと前に進めるようになりました。

先日は、バッグ類をすべて出して見直しました。
エコバッグ屋さんができるんじゃないかと思うくらい、たくさん持っています(笑)

デイリー使いのバッグ、手放せないバッグ、旅行用バッグ、
小さなポーチのようなバッグまで、すべて出して眺め、分類して収納しました。

それだけで、とても嬉しい気持ちに。
ひとつ「ごちゃごちゃ」が解消されただけで、こんなにも気分が軽くなるんですね。

また一歩、前へ

さあ、また一歩。
前に進もうと思います。

ジャーナリングとは?思考と感情を整理する書く習慣

「ジャーナリング」ってなに?

― ACTのワークで出てきた言葉から考えてみる ―

ここ数年CBT(認知行動療法)のワークグループに入り取り組んでいましたが、それにくわえ最近、オンラインの取り組みの中で
「ACTジャーナリング」というものに
1ヶ月ほど取り組むことになりました。

そこで改めて思ったのです。

そもそもジャーナリングってなに?

言葉だけ聞くと
「日記のこと?」と思う方も多いと思います。

実際、私も最初はそう思っていました。

でも、少し調べてみると
どうやら普通の日記とは少し違うようです。

ジャーナリングとは「書くことを使った自己観察」

ジャーナリング(journaling)とは
簡単に言うと

頭の中にあることを書き出すことで、自分の思考や感情を観察する方法

です。

ポイントはとてもシンプルで

頭に浮かんだことをそのまま書く
正しくまとめようとしない
整理されていなくてもOK

つまり

「考えるために書く」

という感じです。

日記との違い

日記と似ていますが、
少し目的が違います。

日記:今日あった出来事を書く
ジャーナリング:今の思考や感情を書いて気づく

たとえばこんな感じです。

日記

今日は孫と公園に行きました。
天気がよくて気持ちよかったです。

ジャーナリング

今日は孫と公園に行って楽しかった。
でも少し疲れた気もする。
最近、疲れやすくなっているのかもしれない。
仕事のペースを少し考えた方がいいのかな。

こんなふうに
思考の流れを書いていくのがジャーナリングです。

ACTで使われるジャーナリング

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)では
ジャーナリングは

自分の思考や感情に気づくためのツール

として使われます。

例えば

今日どんな思考が浮かんだか
どんな気持ちになったか
それにどう反応したか
自分は本当はどう生きたいのか

そんなことを書いていきます。

ここで大事なのは

思考を「正す」ことではない

という点です。

むしろ

「ああ、私はこんなことを考えているんだな」

と気づくこと。

ACTでは
こうやって思考を少し離れた位置から眺めることを
とても大切にしています。

答えを書く必要はない

ジャーナリングは

答えを書くものではありません。

むしろ

モヤモヤ
迷い
疑問

そういったものを書いていくものです。

頭の中にあるものを
紙の上に外に出してみる。

それだけでも
不思議と見え方が変わることがあります。

書くことは、思考を整える道具

心理学の研究でも

感情や思考を書き出すことは
ストレスを軽減する効果がある

という報告があります。

心理学者
ジェームズ・ペネベーカー(James Pennebaker)
という研究者の有名な研究です。

書くことは
単なる記録ではなく

心を整理する一つの方法

なのかもしれません。

書くことで、自分が見えてくる

私自身、ブログを書いたり
日々の臨床のことを言葉にしたりしていますが

書いているうちに

「自分はこう考えていたんだ」

と気づくことがよくあります。

書くことは
自分の思考を鏡のように映してくれる。

そんな働きがあるのかもしれません。

これから1ヶ月、
ACTジャーナリングに取り組んでみようと思います。

また面白い気づきがあったら
ここでも書いてみますね。