食べられる、胃の調子がよい、あなたの生命力upさせちゃいましょう。

食べられる、胃の調子がよい、あなたの生命力upさせちゃいましょう。

体重の問題は、健康管理には一番大きく、わかりやすい目安ですね。

太りすぎ、痩せすぎ。どちらも問題です。
病的な課題が潜んでいないかを考えたあとは、習慣をかいぜんするということをしっかりと心がけましょう。

☆太った方の不妊治療

さて、不妊治療をしていて、まず問題になるのは太った方です。
排卵障害にはじまり、妊娠したとしてもハイリスクになってしまうため、
そもそもクリニックドクターの意見で不妊治療を受けられないというケースもいままで経験しています。

 

BMIは25以下がひとまずの目安かと思います。それ以上になってくると、妊娠率・出生率の低下流産率の上昇をまねきます。 

そしてBMIが30を越えるとドクターに『体重要因で生殖医療をはじめられない』と言われるケースもでますね。

ただ、これぐらいのBMIの方になると、そこで気持ちが折れてしまい、治療からフェードアウトという方も多くいらっしゃりました。不妊治療よりもまずご自身の健康管理をということなんですけど・・・ううむ。

まあこのあたりをクリニックを変えて切り抜けたケースもありますね。ただ、やはり過度な多すぎる体重(ご夫婦ともの)は、ハイリスクですね。

 

☆瘠せの不妊、妊娠、出産リスク

さて、逆の瘠せは不妊治療のクリニックで体重そのものが問題になることはほとんど聞いたことがありませんが、私の手応えとして、BMIが19.5を越える自然な体重増加で、『あら?妊娠しちゃいました(^^)』などという報告は多く受けています。

また、瘠せの方の場合は低出生体重児が高まります。やはり少しでも適正体重に近づいての妊娠が望ましいですねえ。

☆☆瘠せの方への食事アドバイス。はやねはやおき四回食を!

まあ、瘠せの人には色々な手段がありますが、食事の仕方として私が参考にしているのは、『はやね はやおき 四回食』という本です。

これは幼児の4回食の本なのですが、痩せた人は1度に沢山食べられなかったり、間食が下手だったりするので、
  『自分の内側にいる小さい子供を育てるようなイメージで、
          ご自身も育てちゃいましょう』

とアドバイス。間食タイムを小さな食事タイムと気持ちを切り替えてもらいます。そして『お菓子もアリだけど、小さな食事のイメージでね』とお願いしています。とにかく食べるです。

☆胃のキャパが小さい人への置き鍼、お灸

そして胃のキャパが小さい人は置き鍼、お灸があいますね。

背中の置き鍼は、あう方が多いです。

弱りのでている経穴を中心に、肝兪(BL18)、胆兪(BL19)、脾兪、胃兪(BL21)、そして三焦兪(BL22)か腎兪(BL23)あたりに。合計左右で6個ぐらいはっちゃいます。

『ご飯がちゃんと食べられる、胃もたれを感じなくなった、おなかすく感じが出てきた』。と仰るケースも。まあ鍼灸治療そのものも同時進行ですからその効果もあるとは思いますが、瘠せ、食べれないと言う方には、このペタペタパイオは手応えある治療となっています。ご希望の方はおっしゃってくださいね。