ビタミンDは不思議なホルモン

ビタミンDのことが最近話題で、ご質問をうけますので、ここでも少しお話しさせてください。

ビタミンDは、不思議なホルモンです。私達がお日様をあびると、皮下で合成されます。まるで植物みたいですね。そして、不足していれば食べ物から補うこともできます。

最近、紫外線をガッツリ避けようという流れですが、ある程度は紫外線の力もかりる
必要があるということです。

そういえば、35年ほど前の母子手帳に赤ちゃんの日光浴のことが載っていました。

☆なにごとも、ほどほどに>ビタミンDの摂取について

お日様に浴びること、食事から摂取すること。

このふたつのビタミンDの摂取は、ほどほどであるのが重要なようです。

紫外線を浴び過ぎれば皮膚にシミができたり、皮膚がんの原因になるといった害も気になります。

また、ビタミンDは脂溶性ビタミン、多く食べ過ぎれば、過剰摂取のための病気になる

危険性もあります。

☆ビタミンDの役割について、東洋医学の《腎気》とのかかわり

役割としては

・カルシウムの吸収促進、

・骨の成長促進、

・血中カルシウム濃度を調節する重要な役割

とあり、健康な骨を維持するために欠かせない、脂溶性(油に溶けるタイプ)のビタミンです。

またビタミンDには、免疫機能を調整する働きもあるとされています。

この、骨と関係するというあたりで、東洋医学でいうところの生命の余力、

腎のカテゴリーとの重なりが感じられ、その腎に支えられる女子胞(子宮)の力にも

直接影響がありそうで、妊活で注目されるのもよく理解できます。

ただし、医療というよりは、生活習慣改善の範疇ですね。

☆健康であるために、日常生活、食事について

健康であるために、また妊娠をめざす上での、ビタミンD、カルシウム、鉄分、葉酸などの摂取は大切であり、適度に日光に当たり、バランス良い食生活をしていきたいですね。

最近、私が心がけているのは、ω(オメガ)-3の油です。

魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称です。

☆ω(オメガ)-3の油の効果

これは必須脂肪酸(健康のため接種しましょう!)として位置づけられています。

効果としては

・ 血流改善やコレステロール値の低下、

・アレルギー抑制など幅広い効果

このω3の摂取のために、サバ、イワシ、サンマを食べると、ビタミンDも摂れるので一石二鳥です。

鯖缶、納豆、玉ねぎでいっちゃいましょう!

 

☆佐々木敏先生のビタミンDのお話

 

さて、私の大好きな佐々木敏先生のビタミンDのお話。

私達はビタミンDの80%を魚からとっているそうです。

北の海でとれる、油の多い魚がいいんですねえ。

サケに軍配があがりそうですね(^^)

佐々木先生お勧めならば、サケを食べちゃうぞ〜

ビタミンDの含む食品

https://info.ucoop.coop/shoku_de_kenkou/column/bitamin/?id=column-20