アドラー心理学と認知行動療法について思うこと

最近、認知行動療法(CBT)をジムトレーニングのようにトレーニングしながら学んでいます。

私の認知行動療法の目標は?

認知行動療法って、このCBTジムの目標は、人生のパイロットになるということです。

これって、実は自分の鍼灸治療の場でも何度もお伝えしてきたテーマなのです。

自分の身体は自分の車。その大きさ、技量をしって、上手に運転していければいいよねって。

その上で、運転者(パイロット)が周りを見る力によって、見方がかわり、進路が変わりますね。

自分を見る目、

周りを見る目、

しっかりとした運転者(パイロって)になって、楽しく人生をあゆめるといいですね。

 

アドラー心理学と通じる人生の目標

この人生のパイロットになるという目標をおく考え方は、私が以前にも心理療法としてしっかりとワークもして学ばせていただいた、アドラー心理学とも通じるところがあります。

アドラー心理学の場合は、

  「人間の精神生活を研究する上で重要な問いは

         「どこに向かって?」である」としています。

つまり全ての行動にはどこかに向かう目的があるということです。

そして現時点での「ライフスタイル」を分析し、不都合があれば「ライフスタイルを変更」し、その人生の流れを変えようとしています。

 

私が感じる認知行動療法とアドラー心理学の違い

 

認知行動療法の場合は、ここまで行動に注目はしていない感じが現時点ではしています。つまり、事実に対する自分自身のものの見方(色眼鏡)をかえることで、行動がかわっていくということです。

アドラーでいう、ライフスタイルというのは、自分やり方、いつものパターン。このいつものパターンによって自分が困っている状態であれば、このパターンを変更しようとしています。

認知行動療法の場合は、自分の色眼鏡を確認し、意識し、認知をかえることによって、見える世界を変えていこうという感じです。この自分の色眼鏡をかえることは、見えている世界がかわり、感情もかわります。関係性がある相手を変えようとするのではなく、自分自身の見えている世界がかわることで、自分の感情がかわり、行動がかわるということで、社会の色々な場面での応用が聞きそうです。

 

アドラー心理学と子育て

アドラーが子育てに非常に相性がよかったのは(と、私は感じていました)、親子のそれぞれの人生の目的が一致しているのか、一致していないのかを確認することが容易で、親が目的を、誰の課題であるかを問うことによって、結果的に親子の関係性を良くすることができやすいからなのかなと思いました。

 

人生を楽しく生きていくための、身体と心の使い方

私は心理学そのものに深入りするつもりはありません。

しかしながら、自分の身体には、自分の人生を自分の意思(気持ち)と共に歩んでいく車です。人生の自分の車の運転手として、車に振り回されることなく、運転手として乗りこなし、人生を楽しんでいきたいですね。

 

アイキャッチ画像を作ってみました。
うふふ、猫のヒデヨシ君かわゆす

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