不妊鍼灸セミナー:体表観察のポイントは? 鍼灸治療頻度は?
その①を書いていたら長文になってしまいました。いつものことですが(^_^;)。
ということで。続きをその2にします。
私は鍼灸師さん向けに講義などをおこなっています。
皆さんからいただいた質問にお答えするコーナーです(^^)
動画はこちら→https://youtu.be/m0P7iwH3s0A
ご質問:鍼灸治療の頻度は?
→週に1度以上をお勧めしています。治療頻度をあげることは、不妊治療の効果をぐっとあげることを実感しています。患者さんと話し合ってきめていきます。とくに、妊娠反応は出るが妊娠が継続しないというケースには治療頻度をあげ、初期を切り抜けることをお勧めしています。
症例0179のケースが非常にわかりやすいかなと思います。
→4回の胚移植、着床はするけど、胎嚢まではみえません
この方の妊娠時の治療頻度です。妊娠判定の陽性をもらってから胎嚢確認までは毎日!
そして12週までは週に3回おこなっていきました。
その結果、何度も移植しても抜けられなかった妊娠初期の壁をこえ、無事にご出産へと。
このときの基礎体温表
不妊治療、いろいろなケースがあります。
いろいろな壁があります。
ときに、どのように壁を突破するかが一番のカナメとなるわけです。
患者さんと長い日々一緒に考えた経験から、こんな風にしたら・・・という提案ができることが喜びであり、少しでもお役に立てればという願いで日々をすごしております。