人生を走る車
いま、自分なりのCBT(認知行動療法)のまとめをつくっています。
何度も改訂をしながら、書いているのがこの図。
人生を走る車の認知の変容こそが行動の変容になり、人生の山道を頼もしく、楽しく、自分の目的に向かって走って行ける活力になりますねえ。
いま、左下の認知の詳細のところの図はもう少し欠いていバージョンをいれて、スキーマという概念を、身体全体に静かに広がっているOSのようにとらえました。
私達は自分の身体を意思を持ってうごかし、人生を歩んでいます。
出来事を五官(目、鼻、耳、口、舌)などを通じて人はいきています。
その出来事をどう認知し、自分で感じ、行動にしていくのか。
出来事の解釈が歪んでいると、自分の認識も歪み、行動もゆがみます。
たとえば、
出来事:食事バランスガイドをみたが、量が多すぎると感じ、太ってしまうのではと悩んでいる。
自動思考:食べ過ぎは太る
感情:イライラ
行動:推奨量をとろうか迷う
根拠:太るとかっこわるいから
食べると体重が増えてしまうから
リライト:現実的には、食事バランスガイドの量を食べても太らない。
根拠:食事バランスガイドは統計やエビデンスが深い。
逆転行動:楽しく推奨量をとる。
太るということばかりに注目していると、食べるということが罪悪に感じてしまいます。でも、食事の本来の目的は健康に楽しく生きるためだと思います。
そういったとき、誤った認知の縛りで、ご自身の行動が前に進まないときには、ご自身の自動思考をチェックして、前に進んでみたら良いかなって思います。
人生は長いようで短い、
まあ、とにかく楽しく行きましょう!
★スキーマ:スキーマ(Schema)とは、人間が経験の積み重ねにより獲得する、外界を限られた情報から理解するための枠組みをいいます。参考:https://www.awarefy.com/coglabo/post/schema