リバウンドするぐらいならばダイエットしない方がいい。
痩せたいという話しは、よくうかがいます。
みなさん、それぞれ自己イメージがあるようですね。
その自己イメージと適正体重の差をおさえておきたいです。
私は患者さんとお話ししていて、皆さんのイメージがわりと「瘠せ」を是としていることに驚きます。
体重の話題がでたときには、まず数字を把握して頂きます。
ぜひ、身長と体重の比をからえられる、BMIの数字を把握して下さい。
いくつでしたか?
ちょいお腹の肉が気になる私はBMIが22.03でした。十分適正体重の範囲ですね。
このなかで、
”日本肥満学会では、BMIが22を適正体重(標準体重)とし、統計的に最も病気になりにくい体重とされています。25以上を肥満、18.5未満を低体重と分類しています。”
とされています。この適正体重というのは案外ぽっちゃり。
私は身長が158で体重が55キロですから、BMI22.03の適正体重です。
体重だけ見たら問題なしですから、お腹のでっぱりは体重減少じゃなくて
筋肉増強で対応すべきなのです(^_^;)
ちょいとぽっちゃりですが痩せる必要はありませんし、
私も痩せようとは思っていません。
現状でOKです(^^)
高沢謙二先生がおかきになった、血管若返り術という本、
ぐうたら生活で血管ぐんぐん若返り術 楽LIFE ヘルスシリーズ
Amazon Services International, Inc.による
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リバウンドするぐらいならばダイエットしない方がよいと
お話しされています。
私は、体表観察をしていて、これを強く思っていました!!
もともと、なんでそんなに痩せないといけないんだ??という疑問は
強く持っていました。
とにかく、自己イメージで「太っている」と思っている方が多いですね。
そこでBMIという数字をつかって説明することにしています。
イメージじゃなくて客観的な数字にすることで納得なさる方も多いです。
妊活はアンチエイジングにつながり治療です。
その妊活治療でも、やはり瘠せに対する善なイメージを強くもつかたは多です。
しかしながら、瘠せのままではなかなか妊娠出来なかった方が、
身体がしっかりしてきて、
自然と体重が増え、BMIで18.5を越えてきて自然妊娠なさるというのは、多くの経験があります。
つまり、適正な体重というのは、生命にとってとても大切なのです。
体重を一気に落とし、ふたたび戻ってしまうリバウンドとは?
適正な体重が大事という音はおわかり頂けたと思います。
そのなかで、無理に体重を一気に落とし、
結局それが無理な一時的な我慢でしかなかったために、継続できずのリバウンドは
うーーーんと唸ることが多かったのです。
そして、この本を読んでいて非常に納得!。
過去にリバウンドが経験のあるお身体を拝見すると
勢いがないうえに、なんとなく粗悪な、粗い感じに
なっているのですよ。
皮膚を触っていて、すうっと跳ね返ってくる気も薄く、
なんとなくスカスカ、勢いがないのです。
だから、不要なダイエット、
ましてや一時的な我慢なんて、リバウンドなんて、
無駄の上に健康を損ねると思っていました。
この高沢先生はそこをもっと論理的に解説していらっしゃります。
1)体脂肪up、脂質異常症→血液の流れも悪く、血管も不健康に
↓
2)急激なダイエット:体脂肪だけではなく筋肉や骨も減る
みるみる筋肉ダウン、血管にも栄養が行き渡らない、血管自体弱くなる
↓
3)リバウンド:体脂肪だけが増える、血管の老化が加速
弱った血管にドロドロの血液が流れる。詰まりやすくなったり破裂しやすくなる
リバウンドするぐらいならばダイエットをしないほうがまし!
これは明言だと思います!
そして、もう一言、
生きていて、食べて痩せるはおかしいね。
高沢先生は、血管若返り体操をYouTubeで公開しています。
体重よりも血管が大事かな(^^)
血管若返り体操