22 気血津液は、場の設定を意識するのがまず第一

22:気、血、津液の病機

東洋医学では、気虚、とか、血虚。そして肝血虚とか、腎気虚などなど、言葉が案外複雑に絡み合わせてつかわれています。この何気ない言葉の乱用が話しを難しくするのですが、大前提は場の設定です。

この場の設定を意識し、その言葉がどんな場の設定によって使われているのかを考えると、見ててくるものが違ってきます。

ということで、気血津液の病機。

これは、まず気血津液とそれぞれの場で、まるごと一つの身体を3つの場にわけて考えることがスタートです。
そして、この3つと臓腑がいろいろに絡むのでわかりにくくなりますが、どの場を前提として考えているのかということを踏まえて考察していくことが大切だと思います。そうしないと、大きな場と小さな場。違う側面から考えている場を混乱して用いてしまい、目の前の人をしっかりと見ることが出来にくくなります。

さて、3つわけていきますね。レッツスタートです。

22−1 気の病機
22−2 血の病機
22−3 津液の病機

キネシオテープの面白さ

テーピングの講習会

テーピングで有名なメーカーニトリートさんが、治療院で講習会を行ってくださいました。

患者さんも参加OKとのことだったので、テープをするといいかもーと思った患者さんや仕事でテープを売っている現場にいらっしゃる方7人とスタッフふたり。わいわいとの講習会となりました。

ニトリートってニトムズという会社がやっているのですね。会社の説明もあれこれ伺い納得。そしてテープも基本的なところを押さえて説明してくださいました。

さて、テープは予めこちらからリクエストしてあったのでそれにそってのお話しをしてくださいました。

はじめは膝の痛みの方。つぎに大腿骨骨折後の痛みの小学生。どちらもスタートはスポーツ外傷だけど、もう慢性的な痛みに変化。その後、老人の指の痛み、寝違い、肩の痛み、リウマチの手首の痛みなどなど。がーーーーっと沢山のテーマが(^^ゞ。

改めて、筋肉は関節をまたいで走行し、関節は筋肉の収縮(反対側は伸展)によって動き、キネシオテープはその補助をする立ち位置ということが確認できました。ちょっとした手当にこのテープは非常に役立ちます。つまり、「動いていたい」ということは、関節か、筋肉になんらかの問題があるわけです。それがちょっとした弱りや、もう少し補助があればというときに、このテープが役立つわけです。

手当と言う言葉がぴったりのテープです。

ドラッグストアなどでも、テープはあれこれ売っていますね。買うときのコツを一つ。

テーピングのテープは大きく分けると
1)固定するもの→テープの伸がない→ホワイトテープ
2)筋肉を補助するもの→テープが伸びる→キネシオテープ

この2つになります。1)は、スポーツなどの現場で、しっかりと固定して関節への負担をとるもので短時間の使用となります。

日常の「痛み」や「不安定さ」に対応するのは2)のキネシオテープ。関節の動きを主る筋肉を補助するのです。

そしてこのキネシオテープの一番のコツは、筋肉に沿って張り、貼り終わったらしわしわしわーーとなっていること。ここが大切なのです。

はじめは、役割別に切ったモノもあるので、そこからスタートするのもよいかもしれませんね。レッツキネシオです(^^)

 

鶏肉とナスのだし梅煮

茅乃舎のだしからのレシピ。

いままで、好評だったんだけど、この2回ほどどうも不調。

写真を撮り忘れて(^^ゞ、昨日の残り物になっちゃいました。

出汁の水分が足りないのか、なすを入れすぎか。

鳥の胸肉二分の1に対してナス2本、出汁一袋、水200ミリリットル。醤油小さじ1です。

1)ナスを炒める。

2)1)に出汁、水、梅干し、醤油を入れて軽く煮る。

3)片栗粉をまぶした鶏肉をくわえて5分ほど煮る。

これだけなんですけどねー。

なんか煮詰まっちゃう。

鶏肉の切り方が悪くて、厚すぎるのかな???。

パンフレットから切り取った写真はこんな感じでした。

おいしそう!

21 腎が困ったとき。腎陰と腎陽の弱り

21 腎 生命力の源として 腎陰と腎陽の虚損

腎は生命力の源です。
3つの役割がありましたね

1)蔵精、発育と生殖を主る 2)水を主る 3)納気を主る
という3点。

これは私たちの生老病死する一生を腎が下支えしていくということにつながります。
下支えする存在であるので、成長を支え、そして次の世代へとつなぐ生殖をも主ります

さて、その病機は、腎陰、腎陽のそれぞれの虚損。そして派生する問題です。

1)腎陰虚損
原因として、①房事不節(つまり、やりすぎってことですね、はい)、②邪熱が長時間尹文への侵入。③五志化火、やはり心の問題はでかい!

病態としては陰の不足と虚火内熱

陰の不足=真陰不足→補腎益精
足腰だるい、遺精、閉経、耳鳴り、視力の低下、めまい、踝疼痛

虚火内熱→滋腎養陰
虚火上炎ー潮熱、五心煩熱、咽乾盗汗、歯齦疼痛

2)腎陽不足
原因として、先天不足、房事不節、寒涼な薬剤の長期使用、心脾両虚の波及
病態としては腎気不固と陽虚内寒のふたつ。

①腎気不固
腎気の不足から、腎の不納気。性機能↓、膀胱機能↓、大腸の失禁、早産、滑産

②陽虚内寒
身体の冷え、寒がり、陽痿、早泄、水陽な白帯、不妊(男女)
小便不利、遺尿、頻尿、下利清穀、五更泄瀉(腎特有)

→温腎補陽、温養行水(八味地黄丸、五車腎気丸)

ここに鍼してください! の問い合わせについて。

「このポイントに鍼してくれますか?」というリクエスト。

鍼灸院にいらっしゃる患者さんは、東洋医学ヘビーユーザーもいらっしゃり、お話しが面白いです。

ある方が、口内炎が辛いと仰るので、全体の流れで治療をしながらも、さくっと左右の拇趾をみて、右手の経穴を使っていると、「なんで右手なんですか?」とおっしゃるので、ん?と思って、もう一度左手もみて、「左手、反応出てないんでねえ~」とお返事しました。

すると、「そーでしょ、そーでしょ!」と。なにがそーでしょなんでしょとお話しを候うと、テレビで針灸の特集をみたときの話しをしてくださいました。

「テレビでねー、鍼灸院にはそこに鍼を打ってくれるか電話してから行きましょうなんていってたけど、患者をみもしないで、『はい、打ちますよ』なんていう鍼灸院、信用できない!って私は思うの」と。「先生(私の事ね(^^ゞ)はいまちゃんと見て判断してくれたから、私(ご自身のことね)は信用してるの」と。

いやいや、いろいろなケースがありますからねえ〜と思いながら、この方のお話に納得。

まず「診る」は私の臨床の大前提です。

そして、何が必要なのか、目の前の患者さんと一緒考えながら、よりよい道を捜す旅にでたいなあって思っています。

 

肩が凝る患者さんが事前に電話で『肩が凝るんです、凝っているところに鍼してくれますか?』と問い合わせを受けたら、『みてみないと、打つかどうか判断できません』としかお返事ができないような気がします。四診が大前提なんですよ。

 

まあ、技術的なことで、「テレビでみたココに鍼して欲しい」ということが鍼灸院にいく動気だったら、ココに鍼してくれるかどうかはやっぱり事前に確認しておきたいってのもわかりますね。そこに鍼したら、ご自身の辛い症状が取れる気がするんですよね、それはよ〜くわかります。

首の鍼、することもあります。ただ、首の鍼じゃない部位の鍼をすることで、

身体全体が楽になることもあります。辛い部位じゃないところで取れる場合は、その部位だけじゃなくて、全体が楽になるケースがおおいです。

ちょっと一緒に考えてから始めましょうねえ。