風邪を引いたときどうするか?
鍼灸でもあれこれノウハウが提示されていますが、効きとコスパを考えて対応していくのが
現実かなと思います。たとえば、風邪の引き始め、どうするか?と考えたときに、ドラッグストアで銀翹散や葛根湯を買って服用して早く寝るというのは、コスパとしても、動作の楽さとしても現実的かなって思います(^.^)。
さて、そんな現実的な対応はさておき、いろいろなノウハウを知っておくのは面白いですね。YouTubeの動画でみたビデオ。
この動画は日本語の字幕も入っているので親しみやすいです、私はレアジョブの先生と一緒にみました。
2回ほど英語のままで見てから、日本語字幕でみてみました。そうしないと、動作をおわないで、
字幕ばっかりみちゃうんですよね(^^ゞ
このマジカル12ビデオはこのバランスメソッドという手法での取穴。コツや特徴がだいぶ出ているかと思います。
風邪のときに、このビデオでは、頭のもやもや、咳、鼻づまり、頭痛、お腹の痛みそれぞれの
愁訴に対して、すべてをカバーしなければならないとし、手足を使い当てはめていきます。これは私がいままで風邪に対して考え取穴するときとまったく違う考え方です。面白いですよねえ。また、治療の順番を選ばないというのも、面白いです。ここもまったく違う観点です。
私自身は、私自身の観察する力をつかって体表観察から、現時点で一番の課題であり、実際に治療効果がでそうなところを取穴するかな〜って感じですね。それぞれのやり方っていうところでしょうかね。
さて、ビデオにもどります。
大きく、
1)前頭部→右足、陰経、井穴(でも、栄穴にしておきましょうと、KI SP LR)
2)鼻、鼻づまり→左手 陽経(Pc6,尺沢から太淵の肺経、心)
3)胸、お腹の問題→左足 陽経 GB UB40 ST36
4)腰 →右手 陽経 ヤオトン5
この方の風邪ならば、何を飲むかな〜と考えてみました。
柴胡桂枝湯あたりはいかがでしょうかねえ。
柴胡桂枝湯:
柴胡、半夏、黄芩、甘草、桂皮、シャクヤク、たいそう、ニンジン(人参)、生姜
小柴胡湯と桂枝湯を并せた処方。応用範囲が広い
風邪のときは、胃腸風邪にむく。また、痙攣性の内臓の痛みや幅広い痛み蓑も用いられることがある。