ご相談にお答えして:残った凍結胚の使い方。ちょっと待て!!0020

生殖医療の中で、体外受精を考えるときには不妊治療の大きな力強い助っ人です。
この体外受精の中には『凍結』ということがあります。

この凍結、凍結胚、凍結胚盤胞というのは、『年齢要因』という個人の努力では
どうしようもない、しかしながら不妊治療ではとても重要なキーワードになる
『年齢要因』を救ってくれる力強い助っ人にもなります。

”時間を買う” ことが出来るのがこの凍結です。
凍結胚の考え方

生殖医療の原則、”医療介入はなるべく少なく!”という原則を
大切にしながらも、この時間を買うことにできる『凍結』という技術を
有効に使っていきましょう。

そして、せっかくそのお宝である『凍結胚』があるときには、
大事に、大事に使ってください!!

今回は、そんな第二子への挑戦を上手く乗り切ったSさんのご相談です。

ご相談
第一子を体外受精で授かりました。
そろそろ残った凍結胚を使って、第二子への挑戦を考えています。

子育てで忙しく、余り時間がとれません。

ただ、私は第一子が授かるまでとても苦労しました。
そして残った凍結胚は、大事にしたいです。

また採卵までのあの苦労を考えると、子育て中のいま、
病院への何回にもわたる通院や、
自分自身の身体を整えるための様々なことが
あのときと同じように出来るとは思えません。

いまある凍結胚を上手に使って、
第二子を授かりたいと思います。

どうしたらいいでしょうか?

私からのお返事

私は、第一子を体外受精で授かり、第二子への挑戦のための凍結胚が残っている方には

『胚移植したくなったら、その半年前にはカラダ作りをスタートするために来院してくださいね。決して

「忙しいから」
「子供を預けるのが難しいから」

などという理由で、胚移植をやっちゃわないでね。

と、くどくど、くどくど、くどくどーーーーーーー!
お伝えしています(^^;)

それは、
今まで何人もの胚移植をして全部ダメだったので採卵からスタートをフォローしてきた
経験があるからです。

それまでは、あまり『鍼灸に来なさいね』というのが、押し売りのようで
いやでした(^^;)。

ただ、せっかくのお宝凍結胚を、なんとなく妊娠できる気がして(^^;)という感じで
忙しい、自分の手入れなどできないということで、さくさく移植してしまい、
全部なくなってから、再度『やはり、この子のためにも兄弟が欲しいんです』と
来院される方が多いからです。

しかしながら、第二子への体外受精胚移植への挑戦は

1)年齢が第一子の時よりも高い 
2)産後の疲れがあり全身が疲労 
3)子供を預けて病院へ行ったりすることの大変

もう、これらを考えると、
残った凍結胚はお宝!大事にしてね!!

と、叫ばざる終えません。
これは『二人目不妊』という状態をよく見ている私だから
感じることなのかもしれません。

最近は、くどくどとお伝えしてあったかいがあり、病院受診前に来院され、
カラダ作りをされたのちに胚移植というケースが多いです。

このケースでも、第一子への妊娠は非常に時間がかかり苦労しました。
しかしながら、第二子へはとてもスムーズでした。

ご参考まで。
子宮内膜症4期、黄体機能不全、排卵障害を越えて(36歳出産)

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