投稿者「ビッグママ治療室」のアーカイブ

新幹線の中に忘れてしまった本

<h1>新幹線の中に忘れてしまった本</h1>

<p>大坂への旅、お供にしたのがこの一冊<br>
「人生を変える幸せの腰痛学校」(伊藤かよこ 著)</p>

<p>旅の行きの新幹線のなかでよんでいた、久しぶりにかった紙の本(最近、Kindleばっかり)でした。<br>
そして私はなーんと、新大阪で電車の中に忘れてきてしまったのです!!<br>
うううむう。</p>

<p>私は二年あまりにわたって、YouTubeのサトマイさんのジムでCBTにかかわり、<br>
認知行動モデルの面白さにはまっています。</p>

<p>久しぶりの紙本で、忘れ物として遠くに旅立ってしまい、やっぱりKindleにすべきだったのかと後悔していますが(^_^;)、もう1回買って最後まで読むかという気持ちにも、迷いながらもっています。<br>
うううむ、続きを読みたい。</p>

<h2>CBTについて</h2>

<p>現時点で、認知行動療法を、私の鍼灸臨床にそのまま取り入れようとは思っていません。</p>

<p>ただ、CBTの分けて広げて新しい視点をもつというポイントには強く共感をしています。<br>
自分の人生をコントロール感を持って生きるのに、CBTの発想と、東洋医学の身体観は相性がいいと私は思っています。</p>

<p>これからも、東洋医学的身体観をもち、いろいろな要素を学びながら臨床を続けていこうと思います。</p>

<p>それにしても、本、どーしようかなあ。ぶつぶつ。</p>

伊丹・大阪 2泊3日の鍼灸学び旅

伊丹・大阪 2泊3日の鍼灸学び旅

伊丹、大阪と2泊3日鍼灸学びの旅にでていました。
驚くほど勉強になりました。

1日目:澤田流鍼灸術の臨床見学

土曜日の午後、鍼灸学びの秘密グループ(^_^;)でご一緒させていただいている澤田流鍼灸術を実践なさっている先生のもとへ。
患者役2人+見学者2人というスタイルで伺いました。

普段のzoomでの勉強会も良いですが、実際の臨床の流れを通して先生の一連の動きを見られ、自分自身も治療を受けられたことは大きな学びでした。
見学者の立場からのコメントも参考になり、腑に落ちる気づきが多かったです。

2日目:棒灸セミナーと機械技術者との出会い

久しぶりの外部セミナー。新しい視点や刺激をもらいました。
特に感動したのは、株式会社チュウオーの方と出会えたこと。

機械やお灸について、技術者ならではの目線からのお話はとても興味深く、思わず夢中になって聞き込みました。

モクサスによるお灸の計測

紫雲膏あり・なしのお灸を計測。
・紫雲膏なし:山が一つ一つ立ち上がり、徐々に温度上昇。
・紫雲膏あり:3壮目くらいまでは熱を感じにくいが、その後は継続的に熱を維持。

温度変化をグラフで確認でき、データまで頂けたのは感激でした。
さらに「アンタお灸上手いね」と技術者に褒めてもらえたのも最高に嬉しかったです。

3日目:万博会場での大屋根リング散策

セミナー後は万博会場へ。
大屋根リングを一周し、美しい夕陽と浮かぶ満月を眺めることができて感動しました。

まとめ:鍼灸って楽しい!

2泊3日の学び旅、多くの関係者の皆様、初対面の若者たち、そして一緒に楽しんでくれた皆さんに感謝です。
鍼灸って本当に楽しい!うふふ。

夕陽とともに、万博会場です。

 

 

 

 

そして最後は満月共に。
この日は皆既月食だったようですね。

大屋根リングすごくよかったですよー。

CBTを学んで見えた「私の中のアドラー」—東洋医学×心理学の橋渡し

CBTを学んで見えた「私の中のアドラー」—東洋医学×心理学の橋渡し

先日、zoomにて、アドラーをテーマに雑談会をさせていただきました。
私は、あらためて「自分の思考の土台にアドラー心理学がいる」と気づいた振り返りの時間でした。鍼灸の臨床で身体をみる視点と、CBT(認知行動療法)の技法、そしてアドラーの価値軸。その三者を“現場で使える関係”に並べ直す試みです。

この記事のポイント

  • アドラーの二層の目標:行動(自立/社会と調和)を支える心理(自己受容/他者信頼・貢献)。
  • 感情の扱い:アドラーは「感情=道具」。CBTは「出来事・認知・感情・行動を分けて、選択の“隙間”を作る」。
  • 東洋医学の身体観:言葉より体が真実を語る。緊張=“気を張る”は、胃の上向きベクトルなど身体所見にも現れる。

1. 原点の体験:「態度としての共感」を教わった日

最初にアドラーへ扉を開いてくれたのは、岸見一郎さんの講座でした。内容よりも記憶に残ったのは“待つ姿勢”。「あなたの質問に関心があります」という、言葉以前の在り方。ここで私は、自分に相手へ向かう共感の筋力が足りないことを自覚しました。続けて、野田俊作さんの「SMILE/PASSAGE」で実践を重ね、子育て・教育文脈のアドラーを肌で学ぶことに。

2. 『嫌われる勇気』の立ち位置:実践編を“社会”へ広げた本

子育て中心の実践アドラー(縦の賞罰より横の関係)に対し、『嫌われる勇気』は対象を「仕事・交友」へと拡張。土台は同じでも、届く読者と場面が広がりました。核にあるのは次の二層です。

行動面の目標

  • 自立する
  • 社会と調和して生きる

心理面の目標(行動を支える信念)

  • 私は能力がある(自己受容)
  • 人々は私の仲間だ(他者信頼→他者貢献)

この循環が成熟すると、アドラーの核心である共同体感覚に近づいていきます。

3. 感情は“主人公”か“道具”か:アドラーとCBTの交差点

アドラーの見方:感情=目的に資する道具

例:
「イライラ(感情)→コーヒーを飲み過ぎる(手段)→不眠(結果)」
このとき主人公はであり、感情は“使うもの”。「感情の奴隷」にならない=責任と選択を自分に戻す、が基本姿勢。変化への一歩を支える援助が勇気づけ(Encouragement)です。

CBTの見方:出来事・認知・感情・行動を分ける

同じ例でも、CBTは「イライラ(感情)とコーヒー(行動)を分離」して、その間に“選択の隙間”を作ります。自動思考と推論の誤りを点検し、代替思考→代替行動へ。依存的に“感情=行動のワンセット”になっているケースを剥がすのに有効です。

実務的には「両輪」

  • 短期の行動変容:CBTで分けて、隙間を広げる。
  • 長期の価値軸:アドラーで「自己受容/他者信頼・貢献」を育て、選択を支える土台にする。

4. 東洋医学の身体観:言葉より先に、体が語る

臨床では、問診と言葉だけでは届かないことが多々あります。
舌・皮膚・結節・脈・冷え/火照り…身体所見は“いまこの人に起きていること”の一次情報

たとえば緊張が強いと、胃のベクトルは“上突き上げ”に偏り、心窩部(みぞおち)不快として現れる。東洋医学の比喩でいえば、幹(気を張る)ばかりで根(腎)を養えないと、いつかボキっと折れる。だから「鎧を少し下ろす」介入(マインドフルネス、養生、鍼灸)が活きてきます。

5. ケース小話:「イライラ→コーヒー→不眠」をどう変える?

  • 出来事:仕事後にイライラを感じた。
  • 自動思考:「このモヤモヤはコーヒーで流すしかない」
  • 感情・身体:ソワソワ、心窩部の突き上げ、肩のこわばり。

CBTの技法:感情と行動を切り離し、代替を用意(白湯・ストレッチ・5分外気浴・呼吸)。
アドラーの援助:自分が主人公である前提に立ち直り、「今日は“眠れる明日”を選ぶ私」を勇気づける。
東洋医学の養生:夕の冷やしすぎを避け、温養のスープ、足湯、腹部を冷やさない等で“根”に栄養。

6. 親子・教育への応用:縦より横、賞罰より勇気づけ

アドラーは「課題の分離」で境界線を明確にし、支配から援助へ。褒めて従わせるより、自己受容と共同体感覚を育てるほうが長期の自立につながる――これは臨床の患者教育(セルフケア/再発予防)とも相性が良いと感じています。

7. まとめ:鎧を少し下ろして、根を育てる

  • 短期:CBTで「感情と行動の隙間」をつくる。
  • 中長期:アドラーの価値軸(自己受容→他者信頼→他者貢献)で選択を支える。
  • 常に:身体所見を手がかりに、養生と鍼灸で“根”を養う。

人生の運転手は私。道路状況(出来事)に左右されても、ハンドル(選択)を手放さない。そのための道具が、CBT・アドラー・東洋医学の三点セットだと、いまは考えています。

 


編集後記

「感情は道具。でも体は嘘をつかない。」この一句が、当面の私の合言葉。鎧を少しだけ緩めて、根っこを育てるを軸にしていきます。
ではまた〜。

逆子ちゃんを心配なさる方へ

逆子ちゃんを心配なさる方へ

逆子ちゃん、直したいなー、自然に生みたいなあという
気持ちよくわかります。

逆子ちゃんは、何もしなくても回るときは回ります。
鍼灸で、あのつぼ、このツボというのも、わかるのですが、
基本は、ゆったりとリラックスして、
ちょっと気のベクトルを動かすことです。

ゆったりとリラックスだけでも充分なので、
気負わずにすごしてくださいね。

そのうえで、35週で逆子ちゃんが治らず、
帝王切開も決まったという方への私からのメッセージです。

はじめに:35週、逆子と向き合うとき

35週で逆子とのこと。そろそろ帝王切開の日程が決まりそうな時期ですね。
自然に産みたいお気持ち、帝王切開への不安や迷い。
そのどちらの気持ちにも、私は深く共感しています。

昔は逆子でも自然分娩だった

30年ほど前は、逆子でも自然分娩という選択肢がありました。
実際、「私、逆子だったけど自然分娩でした」という方に、何人もお会いしてきました。

けれど今は、出産の安全性が第一。
そのため、逆子の場合は帝王切開が第一選択となるのが一般的です。

私は鍼灸師として、逆子を改善したいというご相談をいただけば、
一緒にアプローチを考えます。
でも、いちばん大切なのは「逆子が治ること」ではなく、無事な出産であるということ。
自然分娩を望むお気持ちが本末転倒にならないように、そんな視点も大切にしています。

「赤ちゃんが逆子を選んだ」と考えてみる

お母さんの立場から見ると、
「逆子=帝王切開=赤ちゃんのタイミングで出てこられない」と感じることもあるかもしれません。

でも、こんなふうにも考えられるかもしれません。
赤ちゃん自身が、「逆子でいること」を選び、
帝王切開という方法を選んでいるのかもしれない。

その結果、もしかしたら出産時のトラブルを避けられているのかもしれません。
これは私の勝手な推論かもしれませんが(^_^;)。

そう考えると、帝王切開という選択が少し違って見えてきます。

「出られない」と捉えるか、
「自分でこのルートを選んだ」と捉えるか。
視点を変えることで、気持ちが少しやわらかくなることもあると思うのです。

最後に:何よりも大切なこと

どんなかたちであっても、
お母さんと赤ちゃんが無事に出産を終えられることが、何よりも大切です。
あたたかな気持ちとともに、
この時期を乗り越えられますように。

📘 ケネディスピーチ4(同盟国と新興国へのメッセージ)

📘 ケネディスピーチ③(同盟国と新興国へのメッセージ)

毎日、暑いですねえ。蝉がミンミン鳴いてます。
少しづつ分けてのケネディースピーチ、chatgpt先生と作った解説版です。
一緒に学ぼう!
このスピーチ、本当にパワフルで、スピーチオタクの私としてはイチオシ。
実は英単語の理解はまったくなく、暗記して歌を歌うように読んでたのですが、
それじゃー発展がないと思って始めたこのシリーズ。最後までがんばるぞ!

さて、今回は、ケネディが「古き同盟国」と「新たな独立国家」へのメッセージを語った部分です。
団結の大切さと、権力のあり方への鋭い警鐘が込められています。

📜 英文+日本文(対訳)

To those old allies whose cultural and spiritual origins we share,
私たちと文化的・精神的な起源を共有する古き同盟国に対して、

we pledge the loyalty of faithful friends.
私たちは忠実な友としての忠誠を誓います。

United, there is little we cannot do in a host of cooperative ventures.
団結すれば、協力して取り組む数々の課題の中で、成し遂げられないことはほとんどありません。

Divided, there is little we can do—for we dare not meet a powerful challenge at odds and split asunder.
分裂すれば、ほとんど何も成し遂げられません。なぜなら、強大な挑戦に対し、分裂したまま立ち向かう勇気を持てないからです。

To those new states whom we welcome to the ranks of the free,
自由な国家の仲間入りをした新たな国々に対して、

we pledge our word that one form of colonial control shall not have passed away
私たちは、ある一つの植民地支配の形が消え去ったからといって、

merely to be replaced by a far more iron tyranny.
それがより苛烈な圧政へと置き換わることはないと誓います。

We shall not always expect to find them supporting our view.
私たちは、常に彼らが我々の見解を支持するとは期待しません。

💡 英語表現のポイント解説

「To those old allies…」という部分では、文化的・精神的に共通のルーツを持つ同盟国(イギリスやフランスなど)に向けて、忠誠と友情を誓うことで信頼関係の強さを示しています。

「United, there is little we cannot do」では、「団結すれば何でもできる」という力強い表現が使われており、一方で「Divided, there is little we can do(分裂すれば何もできない)」との対比で、その重要さが際立ちます。このリズムと対比の美しさがケネディスピーチの特徴です。

また、「new states(新興国)」に対しては、植民地支配が終わっても新たな形の圧政(iron tyranny)にすり替わることがないよう誓うことで、真の自由と独立を尊重する姿勢を示しています。

さらに「We shall not always expect…」という一文で、「自分たちの意見に賛同してもらうことは当然とは考えない」という謙虚さを示しつつ、対等な立場での連携を呼びかけています。

📝 単語・フレーズ解説

  • pledge:誓う、約束する。公的・正式な誓いを表す言葉。
  • loyalty of faithful friends:「忠実な友としての忠誠」。友情に基づく忠誠心というニュアンス。
  • a host of:たくさんの、多くの。“a host of cooperative ventures”=「協力的な事業の数々」。
  • at odds:対立して、不和の状態で。分裂している様子を表します。
  • split asunder:完全に引き裂かれる。asunder は「バラバラに、粉々に」という古語的表現。
  • ranks of the free:「自由国家の仲間入り」。rank は「隊列」「集団」という意味。
  • colonial control:植民地支配。
  • iron tyranny:「鉄の圧政」。非常に厳しい独裁的な支配を表す比喩的表現。
  • pledge our word:「私たちの言葉を誓う」。pledge よりも柔らかいが、誠実な約束を強調。

🗝️ ちょこっとまとめ解説

この部分では、ケネディが「古き同盟国」には友情に基づく忠誠を、新たに独立した国家には「本当の自由と尊厳」を保証することを誓っています。

特に「United, there is little we cannot do」「Divided, there is little we can do」の対比表現は、シンプルでありながら、団結と分裂が国際社会に与える影響を力強く伝える名文です。

また「自分たちの意見に従わせることが目的ではない」という一文は、アメリカのリーダーシップが「強制ではなく対等なパートナーシップ」に基づくべきだという姿勢を明確にしています。

この一節は、冷戦時代の「強いけれど謙虚なリーダーシップ像」をケネディが示そうとした重要なメッセージと言えるでしょう。