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勇気を持って不妊治療を前に進めよう! ライナス毛布の勧め②

私は不妊治療で多くのご相談を受けています。

その中でよくあるのが、

『でも、あそこの病院に言ってダメだったら・・
           と思うと怖くて行けないんです』

というお声です。

私がお勧めした病院は自分でもお勧め病院だとわかっている。
実力があって、実績もあり、自分が最後の挑戦をするのにふさわしいと。

でも、勇気がでないんですよね。

その不安な気持ち
ダメだったらもうおしまいだという気持ち。
いままでこれだけやってもダメだったんだから、ダメかもという気持ち。

正直、はじめは理解出来ない私がいました。

それが大きく変わったのは、この、渡辺ゆかりさんとの出会いです。赤ちゃんと出会うための旅

このなかで、ゆかりさんは、

”センセにKLCをすすめられたけど、
なかなか行かなかったのはKLCはDrその他メンバー全てが厳しくて事務的と聞いていたし、
最高峰と言われるKLCでできなかったら立ち直れないかも…と変にかまえてたから。

でも行くことにしたのはセンセにボチボチすすめられて、
「ここならダメでもあきらめつくかな…」と思ったから。”

 

立ち直れないかもと、ここでダメだったらもうお仕舞いだと思うと前に進めなかったと仰っています。

この矛盾がやっぱり大きいんですよね。

ご自身でも、いってみたらいいとはわかっていらした。

でも、行けない。

勇気が出ないんです。

ここで、私は鍼灸で体調を整えることとをしながら、

背中を大きく押しました。

やってみようよ!と。

”行ってみると、別に耐えられないほど厳しい面々でもなかった。
(院長はキツかったけど、副院長は思ったよりやさしかった。)”

 

このきつい院長先生は、もう故人でいらっしゃります。

沢山のエピソードがある偉大な先生でした。

ある方はまだKLCが近くの一軒家にあるときにいっていて、
待合室にふらりと現れて、なにやらあれこれと雑談で演説(^_^;)をしていたとか。

ある方は、
『あなたのせいでご主人は赤ちゃんを抱けないんですよ!』

といわれ泣いていらっしゃるので、『なにいってんの!次の時に周りの話しを聞いてらっしゃい』といいました。そして次回の病院が終わったあと、

『同じ事を言われている人が、
  『そんなことはわかっています、だからここに来たんです。治療法の説明をしてください』
と言ってました。院長それっきり黙ってました!!私もすっきりしました』と報告してくれました。今ならこの発言マタハラそのもの。

まあ、治療を頑張らせる応援の言葉だったとは思いますが、言い返した女史がかっこいいですねえ!

そしてある方は、待合室で待っていると、『もうちょっと待たせちゃうからね、コレでなんか食べてきて』とKLCのカフェの食券をくれたとか。

よくも悪くも個性的で、『赤ちゃんを授けてあげたい』という情熱があったかたですねえ。

この副院長先生は、今の新橋夢クリニックの先生です。

勇気を持って前に進んで道は開けた

ゆかりさんは、転院し、ながい、ながい不妊治療の旅に終止符を打たれました。

病院選びや治療法選びは、本当に迷うことが多いと思います。

それは、他の人にとって最適でも、自分のケースではどうなんだろうということがわかりにくいのです。

ゆかりさんには、KLCをお勧めしましたが、ここだけが一番だとは私は思っていません。ながらくKLCに通っていた人に、向いてないから変えたらといい、結果が出た方も多くいらっしゃります。

選ぶ、決めるというのは、勇気もいるし、わかりにくいこともいっぱい。

最終的に決めるのはあなたですが、もし迷ったら、一緒に考えましょう。そして背中をドンって押しますからね(^^)

☆安心のライナス毛布

安心のライナス毛布その①はこちら

『ライナス毛布』っていう言葉を知っていますか?

スヌーピーのマンガに出てくるライナス君がいつも握りしめているあの毛布です。
これは小さい子供でもよくみられますねえ。

なんでもいいんです、勇気を持って前に進みましょう、人生が変わります

まあ、おいしいもの作って食べて、元気だそうね!

 

 

ライナス毛布で、安心安心!

ライナス毛布で、安心安心!

不安っていうのは、なかなかやっかいです。

大きな根拠がなくても、なんとなく怖い、不安だということはあるかと思います。

未来に対する不安

今の現状に対する不安、

不安不安。

そして、この不安と反対の言葉は安心。

安心したいんですよね〜、誰でも。

YouTubeでお金の話をつらつらと聞いていると、

安心ほど高いものはないと話しているユーチューバーがいました。

内容は、安心したいがゆえに高い保険に入っている。

それだったら不安を引き受けてその分、貯金すれば良いという考えでした。

論理的にはそれでよいのでしょうが、

不安につける薬ではありませんねえ。

論理的にユーチューバーが保険をやめろといっているのはよくわかります。

でも、不安につける薬である保険のコスパをどの様に考えるかを踏まえると、

本当に高いのか、安いのかが見えてくると思いますねえ。

と、ちょいと本題からそれました(^_^;)、

その得られようとしてもなかなか得られない安心

不安でたまらないときにどうすればいいかの提案をひとつしますね。

☆安心のライナス毛布

『ライナス毛布』っていう言葉を知っていますか?

スヌーピーのマンガに出てくるライナス君が

いつも握りしめているあの毛布です。

これは小さい子供でもよくみられますねえ。

うちの孫のあっちゃんは、このタオルがライナス毛布。

ライナス毛布

とにかくいつでも握りしめています。

朝起きると、このタオルが干してあるところにすっ飛んで行くそうです。特に寝るときは大事。

そしていつも握りしめているので、臭い!

このタオルはある方がプレゼントしてくれた物で、1枚だけじゃ洗濯が回らない(^_^;)ということで、予備を探し回ってやっともう一枚ゲット(^_^;)。他のタオルじゃダメなんですよね。

そう、もうライナス毛布でいいんです。

どうやったって、不安なんか消えない。

そんなときはこのライナス毛布を握りしめて、

やり過ごしましょう。

大人にとっての安心ライナス毛布

大人にとってのライナス毛布は、小さなお気に入りのぬいぐるみだったり、スマホだったり、タオルだったり。人にはいえないマヌケなものでもなーんでもいいんです。

自分にとって落ちつく一つを握りしめて、前に進んでくださいね!

ちなみに、私は100円ショップの薄手タオルちゃんがライナス毛布です。これって水もサクッと吸うし、首に巻いても暖かいしすごくいいです。

昔子宮筋腫の検査でMRIをとったときのこと。

暗く狭い筒の中に入っていくのですが、どーもそれがダメ。

で、紺色のタオルちゃんを目の上に置き、絶対に目を開かずにいました。手にはもう一枚のタオルを握りしめて。

これで、大嫌いな狭くて暗い検査をすり抜けました。

何回目かの検査の時の出来事、私の次に待っていた人が
やはりMRIの検査で筒に入るのが怖くてとおっしゃるので、タオルちゃんを教えてあげました。ああそうか!と納得され、さっそくタオルを握りしめて検査に向かわれました。

普段使いでもこのタオルちゃんは大活躍ですし、

ちょっと泊まりで出かけるときも、バッグにこのライナスタオルちゃんが入っていれば大安心(^^)。

 

☆大人が頼ったらちょっとかっこ悪いけど、それでいいのさ!

ライナス毛布は、小さい子供のあるある、安心毛布です。

まあ、大の大人が威張って言える物ではありません。

でも、それで自分の心がちょっとでも落ちつくならばそれはそれでいいんじゃないかと思います。

不安で不安で、ぐるぐると堂々巡りして、

考えることに疲れちゃっているのならば、

ちょっとライナス毛布に頼ってみるのもよいです。

散歩や、土いじりもとてもいいですね。

花を育て眺めるのもほわっとした安心がやってきます。

大声でいえませんけど、ライナス毛布は大人だって安心毛布ですよ。

自律神経失調症 予期不安、ストレスで体調不良。

仕事をして頑張って日々を過ごすなかには、色々なトラブルや試練がありますね。

頑張って、頑張って、疲れたな、もういっぱいいっぱいだなと思っても、
頑張らなくっちゃいけないときもあります。

自律神経失調症と言われる方が多くご相談にこられます。
薬などでなんとかコントロールできても、仕事や日常生活をこなすのがやっとという状況では、草花の美しさも、音楽の楽しさも、日々の楽しさもなんだか遠くなってしまいますね。

東洋医学では、まず、お身体の状態を拝見していきます。
そして一番弱った素体を立て直すことをしていきます。

私たちは人生をはしっていきます。
車そのものが肉体で、精神はドライバーです。
軽自動車であってもその大きさにあわせ上手に運転をしていけば、箱根の山も登れ、高速道路を使って遠方に行くことも可能です。

自分の車を上手に整備して、ドライバーであるご自身の心を健やかに伸びやかにすることで人生という道をしっかりと走って行けるようにと願っています。

この症例は、お身体の状態をよくし、精神的な不安定さが解決したことでするりとご自身の問題であった妊娠しないという状態が解決しました。体外受精などの大きな治療が時により大きな精神的な負担となり悪循環になってしまうことがありますね。人間とはなんとまあむずかしくて、かわいいものかと思います。

健やかな日々がおくれますように。

主訴自律神経失調症、不妊の弁証論治 40歳自然妊娠

季節の変わり目に辛い症状や病気のこと:ご相談から

季節の変わり目や、気圧の変動があるときに、身体が辛いとおっしゃる方は多いですね。
東洋医学の世界で言う、痺症(ひしょう)。つまり身体の内側に熱(内熱、虚熱)があり、
自分自身に対して反応をしちゃう状態です。身体の中にある重さ(湿気など)が燃料となり
より悪化するので、季節の変動には弱い方が多いです。

『リウマチが発症しちゃったんです』

というお電話をいただきました。
戸惑いがよくわかります、お辛いですね。

このところ、リウマチや自己免疫疾患、喘息などが季節の変わり目でもあるのか、症状が辛くなっている方が多いのではないかと思います。

リウマチは基本的に標準治療が良く整っていると思います。
まず、しっかりと医師の話を聞き、ただただ薬が恐い、治療が恐いと言うことではなく、
最低限ご自身に必要な医療をしっかりと受けつつ、ご自身のお身体の調子を上げるような手入れ、養生をしておく必要があると思います。

膠原病(慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、シェーグレン症候群、ベーチェット病などなど)や喘息などの東洋医学では”虚損病”や”痺症”(ひしょう)といわれるものは、ご自身の体調不良(精神的なストレス、長引く風邪、産後の不調、疲労などなど)を踏み台にして身体の中のバランスが崩れ発症することが多いです。

身体の中にある水と火は、どちらも大切な生命力です。この水と火のバランス。つまりしっかりとご自身の中にある”火”を正常に納めつつ身体を養うようにしていくというバランスが崩れ、本来生命力であるはずの『身体の内側の火』がご自身を攻撃してしまう状態です。

西洋医学的な治療は、この本来ご自身の生命力であるはずの”火”を基本的に押さえ込んでいくことになります。免疫抑制剤やステロイドなどがそれに当たると思います。これらの薬により、関節の変形始め重篤な症状はかなり緩和されていると思われます。ですのでやみくもに畏れて選ばないのは問題かとおもいます。

そのうえで、ご自身の生命力をしっかりとあげておき、最低限の薬の服用で済むようにしていくのが、一番よいのではないかと思っています。疲労困憊の身体ではどうしても症状のコントロールが難しく、投薬量が増えていってしまうと言うことにつながりかねません。

ちゃんと寝ること、疲労を取ること。お食事をしっかり食べること。体調を整えておくこと。
当たり前だけど大事ですね。切り抜けていきましょう。