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痩せ(BMI 15.6)、虚弱体質、高齢でも妊娠したい。3300㌘安産: 0064

高齢、痩せ、虚弱体質の方への妊娠出産鍼灸治療

不妊治療をなさるかたにとって、BMIは案外よい指標となります。
ご自身で痩せている、太っているの自覚がなくても、数字で見ると、納得することが多いと思います。

不妊治療のゴールは妊娠することだけではなく、妊娠し、しっかりとお腹で赤ちゃんをそだて、元気な赤ちゃんを産むことだと私は思っています。

BMI18.5未満は低体重です。肥満ばかり注目されますが、痩せすぎもやっぱりよくないのですよね。きちんと食べて適度に運動するようにといわれますが、そう簡単には体重が増えないし、体力もじり貧になってしまいますね。

また、低体重児の出産は非常に問題視されています。
脳の発達、血流と栄養:京都女子大学のセミナーから

また、子宮血流をあげる努力で、第一子、第二子と大きな違いになった方もいらっしゃります。
0327 流産を防ぐ鍼灸でのアプローチ 胎盤形成期の鍼灸 充分な大きさの胎盤

不妊、不育の状態を切り抜け、しっかりとした充分な赤ちゃんを産むために出来る努力があります。ぜひ、お食事、温灸などとりいれてみてください。

痩せ気味の方の食事のコツ;

体力がない、虚弱、食べても体重が増えないなどという方の身体作りは『少量頻回』と『規則正しい生活』が基本だと思います。自分の中の小さい子供を育てるように、頑張っていきたいなあと思います。

痩せ、虚弱体質、高齢でも妊娠したい(38歳出産)

この症例の方も小さな、小さな努力の積み重ねが、大きな結果につながりました。よかったなあとほっとするような気持ちです。

妊娠に関して言えば、BMIが18以下のやせた方は、低体重児を産みやすいという統計的なデータがあり、昨今は、体重をある程度増やすようにと指導もされています。

この症例の方をみてもわかるように、やせた方にとって、体重を増やすというのは、簡単なことではありません。もともとの胃弱や、体力のなさ、太れないという体質があるわけですから、体重に着目しその増減を目安にするよりも、体調を整え、体力をあげることを目標に身体作りをしていただきたいと思います。

そして妊婦さんであるわけですから、生命力の土台である腎の陽気をしっかり高め、子宮を中心に温かく気血のめぐりのよい身体ですごせるように体調管理をしてあげることが大事だと当院では考えております。

本人がやせていらしても、しっかりと腎気を養い、脾気を健やかにすることで、子宮を中心とする暖かく柔らかいお腹ができあがり、赤ちゃんの健やかな養いとなっていくのです。

病院で赤ちゃんが小さめと言われても、どうしたらいいのかわからない方が多いと思います。

しっかりと暖かさがきちんと子宮に届くような気持ちで下腹を暖めることが大切です。暖かいお腹は、柔らかいおなか。胎動もよく感じられるようになりますし、お母さんも、お腹の張りがとれて、楽に感じることができると思います。

☆ご相談:とても痩せていて虚弱体質、赤ちゃんが授かるのか、育てられるのか不安です。

身長156㎝、体重は38キロです。BMIはいつも16を下回っています。
子供の頃から胃腸が弱く、冬が特に辛いです。
夏もいつも体調が悪くなり、胃腸が弱いので食事がとれず、体重が減ってしまい、なかなあ元に戻りません。

妊娠を希望しています。

でも、今の自分の状態では、妊娠したとしても、ちゃんと妊娠が継続できるのか、赤ちゃんを育てられるのかも不安です。

☆ご相談にお答えして 身体の力をつけて前にすすみましょう

妊娠したいというご希望はあるものの、ご自身の体調、体力そのものが不安なのですね。
BMIも15.6ですから、かなりの痩せ型だと思います。ご心配になるのももっともなことだと思います。

東洋医学的に考えると、全身の虚弱、そしてなぜそうなっているのかを考えると、胃腸の虚弱、そして医方のパワーを支える底力(腎気)の不足です。

痩せて虚弱な方の場合は、一気に治療することも、大きく変化することもなかなか難しいです。
体重を増やそうと思って沢山食べると、帰って下痢しちゃって痩せちゃうとおっしゃることが、治療でもおこるわけです。

食べ物も、治療も少量頻回にする必要があります。
それでも、少しずつ、少しずつの積み重ねで
きっと体力もまし、妊娠につながる身体作りが出来ると思います。
一緒にがんばっていきましょうね。
人生を前に進めましょう!

・弁証 気虚 脾腎両虚
・論治 益気補脾 益気補腎

・治療方針 脾腎両虚を救い、全身の気虚を救い、妊娠し、継続し、安産できる身体作りをめざす

☆治療経過

 

週に2度の鍼灸治療
初診後11ヶ月で妊娠、無事に3300㌘オーバーの赤ちゃんを出産

 

☆まとめ

 

BMIが18以下の方は、低体重児を産みやすいという統計的なデーターがあります。
今回の症例の方は、産科ドクターもだいぶご心配なさりながらの妊娠経過でした。
そして無事にしっかりと充実したベビちゃんの出産となりました。
本当によかったなあと思います。

 

患者さんからのメールがとても印象的でした。

それにしても、旦那にそっくりな子でびっくりしました。
助産師さんにもすぐ分かってしまい、
「旦那さんも痩せているのに、随分大きくて飲みっぷりがいい赤ちゃんですね」
と褒められました。
確かにみんなが大きな胸に小さな赤ちゃんを抱いているのに、
私だけ小さな胸に大きな赤ちゃんを抱いていて、
不思議がられていましたよ。
予定日を超過したものと思っていた人もいたようですが、
39週3日での誕生となりました。

体力がない、虚弱、食べても体重が増えないなどという方の身体作りは
『少量頻回』と『規則正しい生活』が基本です。

自分の中の小さい子供を育てるように、頑張っていきましょうね。
この症例の方も小さな、小さな努力の積み重ねが、大きな結果につながりました。

よかったなあとほっとするような気持ちです。

少量頻回と規則正しい生活は、子育てのも通じます。

早寝早起き四回食という本が非常に参考になります。
子育ての本ですが、痩せ型の人、食べても太れない、体力が作れないと言う方は
1度ご覧になってみてはと思います。

【ダイエット】糖質制限で痩せるという考え方は間違い!?炭水化物を減らして痩せる仕組みを徹底解説!

ダイエット方法の一つ「糖質制限ダイエット」を試したけど、辛くて諦めた方はいませんか?

 

実は糖質、要は炭水化物を一切断たなくても痩せられるコツがあります!

それはカロリーの摂取を抑えることです!

食事の大切さ

当たり前のことのように聞こえますが、糖質を抑えることが本質ではなく、摂取カロリーを抑えることが全てということです。

実際に多数の食事記録を確認し、炭水化物を多く摂取=摂取カロリーが高いという方が大多数でした。

 

この記事では、



・糖質制限ダイエットの本質

・体重を減らす・痩せるためのアドバイス


について解説します。

目次

1.糖質制限ダイエットって痩せるの?

・結論「糖質制限をしても摂取カロリーが多ければ痩せない」

2.体重を落とす・痩せるためには?

・痩せるためには「食事バランスを整えること」が大事!

・実例「ラーメンとごはんが大好きな人の食事を変えてみた」

3.まとめ「糖質制限ではなく、摂取カロリーを抑えた食事バランスが大事」

 

1.糖質制限ダイエットって痩せるの?

この章では、糖質制限ダイエットについて解説します。

 

・結論「糖質制限をしても摂取カロリーが多ければ痩せない」

佐々木敏先生著の『栄養データはこう読む!』に以下の記載があります。

『体重の増減はエネルギー(カロリー)摂取量の問題であって、糖質か否かは本質ではないようです』

つまり糖質制限してもカロリーが多ければ痩せないという当たり前の結論です。

 

ただ、当たり前の結論ですが、佐々木先生はそれを導き出す手順について詳しく書かれていますので気になる方はお買い求めくださいね。

佐々木敏の栄養データはこう読む!

 

2.体重を落とす・痩せるためには?

体重計

 

この章では、体重をおとす、痩せるためのコツを解説します。

 

・痩せるためには「食事バランスを整えること」が大事!

私が思うのは、『太っている人は炭水化物が好き』ということです。これは食事記録を沢山拝見していて感じることです。

 

また炭水化物は



・暖かいと美味しい
・早食いができてしまう
・一品で食事が完成する。その分沢山食べられる


 

など、太りやすい要素満載です。「炭水化物が好きだと太るよねえ・・・」ということがよくわかります。

 

私は炭水化物を減らし、そのうえで食事バランスガイドに従ったお食事を提案します。



1)炭水化物を減らす。
2)野菜や主菜であるタンパク質を取り入れる。(結果炭水化物ほどスルスル食べられなくなる)
3)結果として総トータルカロリー(エネルギー)が減る
4)1〜3の繰り返しで痩せる


という流れです。

食事バランスガイドについてはこちらの「食事バランスガイド」の記事をご覧ください。

 

・実例「ラーメンとごはんが大好きな人の食事を変えてみた」

実際に太っている人の食事記録をみながら、炭水化物を減らすようにアドバイスし、そのうえで、食事バランスガイドに従ったお食事を提案しました。

ラーメンライス

 

元々「ラーメン」と「ライス」がお好きな方で、「炭水化物を抜いて食事バランスガイドに従いましょう」というアドバイスを実行しました。



○元食事
・ラーメン
・ライス

☆改善後
・具入りラーメン(スープ、具(チャーシュー、野菜、わかめ))

☆☆再改善後
・ライス1膳
・もやし野菜炒め
・チャーシュー2枚
・ワカメサラダ


 

こうすれば、



・食事バランスもよくなる

・ゆっくり食べられる
・主菜も副菜も主食も取れる


と痩せることと並行し、かつ健康的になれます。

 

3.まとめ「糖質制限ではなく、摂取カロリーを抑えた食事バランスが大事」

糖質を抑えることは根本的な解決になりません。「炭水化物を減らし、食事バランスガイド」に従うことが大事です。


1)炭水化物を減らす
2)野菜や主菜であるタンパク質を取り入れる。(結果炭水化物ほどスルスル食べられなくなる)
3)結果として総トータルカロリー(エネルギー)が減る
4)1〜3の繰り返しで痩せる


 

結果として総トータルカロリーが少なければ痩せられます。

糖質制限についてこの記事の考えをとりいれてもらえると、バランスのよい食事に変身しますのでぜひ実践してみてくださいね!

耳つぼ、面白い使い方あれこれ。

耳にツボがあるということをご存じの方は多いのかと思います。

 

一番有名なのはダイエット。

まあ、よく考えると不思議なのですが、どこか身体の一カ所を刺激すると痩せちゃうってのは、凄くおかしいことだと思いませんか?。だいたい、生命にとって痩せるというのは、不自然なことであり、貯金で言えば貧乏になること。それがどっかを押すだけでおこってしまうのならば、それは病的な刺激ということになってしまいます。

 

基本的に、ダイエットというのは、不必要に出てしまっている食欲を裁くことで、いらない摂取カロリーを減らすということが手眼であると思います。また、排泄をしっかりしていらないもののため込みを減らすという意味もあるでしょう。

 

ただ、人間にとって、「いらないもの」なのか、生命力をため込んでいるのかということは解釈が難しいですよね。まあ、現代に生きる我々は、”不必要に多く食べる”ことが出来ていると言うことなのかと思います。その不必要が、ストレスなどの胃熱から出ている場合は胃熱をさばく、精神的なコントロールをするということは、「ストレス解消を胃袋で行ってしまう」という悪循環から抜け出す一歩なのかと思います。

 

さて、そういった大前提を考えながら、耳そのものの話しに。

 

耳には全身が投影されています。一番わかりやすくよく現れているポイントは、頭が下で、下腿部分がそのまま脊椎、そして上部に足があるといったあたりでしょうか?。この脊椎の頸椎から仙骨にかけての並びの配当は案外よく出来ています。

鬱滞系のストレス、腰痛、肩こり、頭痛などに効果的なのが耳の特徴でしょう。

 

”耳たぶあんま” というのも有名です。

これは反対側の手の拇指を使い、耳たぶをしっかりともみほぐすこと。

血行がよくなり、鬱滞が取れ、全身の気血の巡りをよくすることがあります。

お試しあれ。

 

耳つぼポイントとよく上げられるところを出しておきますね。

ダイエットは1−5の赤丸。これは反応を掴むインジケーターなどを使った方が性格に取穴できます。

花粉でもポイントをあげておきますね、ただし当院では首のポイントを使うことの方が

多いです。そっちのほうが効果的ですからねえ。どこの反応点を使うかはケースバイケース。

花粉症などは外邪ですので、外邪をさけることや、場合によっては内服薬を使いながらの方が

現実的であるケースも多いかと思います。

 

それにしても今年の花粉はすごいですね、ドカンって感じです。

ご注意あれ。

 

 

 

EPSON MFP image