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不妊鍼灸セミナー:体表観察のポイントは? 鍼灸治療頻度は?その②

不妊鍼灸セミナー:体表観察のポイントは? 鍼灸治療頻度は?

その①を書いていたら長文になってしまいました。いつものことですが(^_^;)。
ということで。続きをその2にします。

私は鍼灸師さん向けに講義などをおこなっています。

皆さんからいただいた質問にお答えするコーナーです(^^)

動画はこちら→https://youtu.be/m0P7iwH3s0A

ご質問:鍼灸治療の頻度は?

週に1度以上をお勧めしています。治療頻度をあげることは、不妊治療の効果をぐっとあげることを実感しています。患者さんと話し合ってきめていきます。とくに、妊娠反応は出るが妊娠が継続しないというケースには治療頻度をあげ、初期を切り抜けることをお勧めしています。

症例0179のケースが非常にわかりやすいかなと思います。
4回の胚移植、着床はするけど、胎嚢まではみえません

この方の妊娠時の治療頻度です。妊娠判定の陽性をもらってから胎嚢確認までは毎日!

そして12週までは週に3回おこなっていきました。

その結果、何度も移植しても抜けられなかった妊娠初期の壁をこえ、無事にご出産へと。

このときの基礎体温表

不妊治療、いろいろなケースがあります。

いろいろな壁があります。
ときに、どのように壁を突破するかが一番のカナメとなるわけです。

患者さんと長い日々一緒に考えた経験から、こんな風にしたら・・・という提案ができることが喜びであり、少しでもお役に立てればという願いで日々をすごしております。

不妊カウンセリング: 不妊治療で体調が悪くなるばかり、どうしたらいいのでしょうか?0188

不妊相談  体調が悪くなるばかり、不妊治療を進めることが出来る”身体作りへ

妊娠をしたいという希望。

病院にいくと、様々な提案がなされ、ときには身体に負担となる治療も多くあります。

ホルモン剤の注射や、多くの採卵を期待しての様々な治療。体外受精や顕微授精などの高度生殖医療受精は、ご自身の”健康”というい観点からはかなり負担となる側面ももっています。

しかしながら、その治療は、より妊娠、そして出産へは可能性を高めてくれる治療でもあります。

この不妊治療そのものが身体に大きな負担となること。また漢方薬や、サプリなどの栄養の観点から取り入れる対策も、経口摂取に偏りすぎると、胃腸へのふたんとなってしまい、滋養を身体に取りこむどころか、身体を素通りし、生命力への負担となってしまうことがあります。これでは、結果的に不妊治療が前に進まないという事態を招いてしまいます。

今日は、そんな、栄養を気遣い、漢方を飲み、サプリを沢山飲んでいても、不妊治療が前に進まないというお悩みに対しての、対策です。

ご相談:不妊治療が前に進みません

33才から不妊治療をはじめました。

もともと体力がなく、20代に体調が悪くなったときに体重がBMIで17.15まで落ちてしまいました。

少し回復しましたがBMIの18には届かない状態です。

体力をつけようと色々と努力しましたが、

・漢方は胃にダメで飲めない
・栄養療法はサプリが胃に負担でかえって体重ダウン
・下痢をしがちで、食べたいけど食べられない
・毎日が体力的に精一杯

こんな状態です。
栄養療法では、さまざまな栄養素が足りないといわれ、自費で高額なサプリを購入していますが、貧血の状態が多少改善されたものの、他の数字はまったくかわらず、かえって体重は落ち、胃腸の状態も悪く下痢が多くなり、体重が減ってしまいより痩せてしまいました。

病院での不妊治療は、人工授精を6回の後、体外受精もしています。

凍結胚をつくって移植しても妊娠につながりません。
このまま繰り返しても妊娠できるきがしません。

どうしたらいいでしょうか?

不妊カウンセリング:
『不妊治療、何をすべきか優先順位をたてる』ことが一番大切

お子さんが欲しいというお悩み、一緒に考えていきましょう。
ご自身で考えられることは、いろいろと頑張っていらっしゃりますね。

出来ることは精一杯やっていらっしゃると思います。

いまの状況は、『不妊の対策のために、なにかよいことをプラスする』ではなく、

『不妊の対策のために、何をすべきか優先順位をたてる』ことが一番大切だと思います。

漢方も、栄養療法のサプリも、身体作りには効果的であることも多いと思います。

ただ、ご自身にとって効果的かどうかはもう少しかんがえてみるべきですね。

いまの状況では、妊娠しないからと、あれもこれもとてんこ盛りにしていることが、かえって身体にとっては負担になり、悪循環となり、不妊治療が前に進まない大きな原因になっていると思います。

東洋医学的にお身体を拝見すると、ご自身の器が小さいということが一番の問題です。

つまり、身体のキャパシティーが小さいので、努力なさっていることを、身体が受け取りきれず栄養、滋養、漢方などが素通りするばかりでなく、胃腸の負担となりかえって身体の力をそいでしまっていますね。

また不妊治療は、身体に負担のかかる治療です。ただ、その1回で妊娠にいたれば、メリットの方が大きいと言うことです。しかしながらなかなか結果がでず、不妊治療を繰り返すことが、身体の力を奪い、悪循環となってしまっています。

ここで、やっていくことの順序立てを考えていきます。

順序立てて不妊治療を進めましょう:2つのステップ。

第一に、全身の力をつけましょう。

このステップにより、食物を受け止める力がつけば、日々の食べ物、漢方、サプリなどからの滋養を受け止めることができ、身体作りに加速がつきます。悪循環からの脱却です。

第二に生命力の余力をためましょう。

この生命力の余力は東洋医学のいうところの腎気の力、そして妊娠し子供を育てる女子胞(子宮)の力です。女子胞力があがることで、きっと不妊治療が前に進みます。

この第二のステップは第一のステップである程度身体の器ができてからにしないと前に進みません。とにかくまず第一のステップをやりとげましょう。少し時間は掛かると思いますが、前に向かって進みましょう!

弁証論治
脾肺の虚
益気補脾補肺

先ず第一に脾肺の虚を救う。不妊治療としては腎気の充実をのぞみたいところだが、脾肺の虚を救い、食物、漢方からの滋養をしっかり受け取れるようにしたのちに腎気の充実を図るようにしていく。

妊娠、出産へつながった治療経過

…初診

右内関、左公孫 太谿 足三里 気海

肺兪 左脾兪、右胃兪 三焦兪

週に2回 自宅施灸毎日でスタート

3ヶ月ぐらいまで、下痢がかなり多い(とくに生理がくるとひどい)

生理前の不正出血続く

胃の調子が整うまでサプリは少し中断。

6ヶ月ー11ヶ月後

半年後、生理がきても下痢ではなくなる。便が出るとすっきり感が出てくる

8ヶ月後採卵ー10ヶ月後移植 hcg100越えで妊娠ー心拍確認できず

13ヶ月後

流産から3ヶ月後、病院で移植出来ると言われ本人もやりたいと(米山:流産後の復調が今ひとつなされていないので、もう少し待つようにアドバイス)移植ーまったく反応出ず。

15ヶ月後

公孫しっかりしてくる。最近仕事が終わっても疲労感が少ない。体力の底が出来た感じがする。多少の体調のブレがあっても体重が減らなくなった。

17ヶ月後 採卵ー胚盤胞凍結出来た

22ヶ月後

採卵ー胚盤胞凍結出来た(いままでで一番良いグレード)

今までは夏はげっそりしていたが今年は大丈夫だった。朝からちょっと食べると下痢していたがそれもなくなった。食事や漢方などだけでは実感が出来なかったが、鍼灸によって自分の身体がぐっと変わった実感がある。

24ヶ月後

胚移植ー妊娠ー継続

無事に出産にいたる。3000㌘越えの女児を出産

2年後 残った凍結胚で二人目の出産

あとがき:体調がよくなるということ

鍼灸を始められて、16ヶ月後の感想が印象的でした。

・それまでは仕事で精一杯、あとは倒れて寝てばかりが、動ける。体力↑を感じる。
・何をやってもダメだった。胃腸の問題が大きい。食べ物が身になるのを感じる。
・自分がすごくかわったと思う。身体が信頼できる。

不妊治療は、身体の余力があって初めて前に進みます。
16ヶ月、つまり①年以上の歳月が、第一のステップをなしとげるためには、
この患者さんには必要だったのです。

しかしながら、こうやって生命の余力があがったので、第二のステップに無事に進めることができ、妊娠ー出産。そして残った凍結胚で二人目のお子さんも無事にご出産という道筋を歩めることになったと思います。

不妊治療、どうしたらいいのかと迷うばかりだと思います。

一緒に前にすすんでいきましょう。

不妊治療動画:女性の二つのタイプを知って治療を前に進めよう!

動画アップしました:https://youtu.be/2pVn7xPcQN8

不妊治療に携わっていると、すごく不思議なことに気がつきました。

ご本人の体力気力が落ちてくると、生殖がスイッチオンになるひとと、スイッチオフになるタイプがいらっしゃるのです。

このスイッチの切り替わりをしっておくと、不妊治療の作戦を立てるときに非常に有効です。

女性には大きく分けて2つのタイプがあります。

1)身体の余裕がないから子孫を残そうタイプ!

 このタイプは、ご自身の身体に余裕がないと次の世代(子孫)にいきましょう!というスイッチが入る方です。母体側がどうであれ次の世代を生み出そうという身体のスイッチが入っているタイプです。

2)いま生きている自分に余裕がないから、生殖までは手が回らずお休みタイプ

この2)のタイプは、ご自身に余裕がないと生理の周期が伸びたり、なかなか妊娠しなくなるなど、いまが余裕がないから生殖などは後回しでというタイプです。今を生きる自分自身が最優先というタイプです。

このタイプは身体の手入れをして余裕を生むようにしても、ご自身の生命力に囲るために、なかなか生殖の方にがないから生殖までには力が回らないタイプだと思います。

今回の動画では実例をあげて、紹介させて頂いています。

2)のタイプの人は、余力の積み増しをしっかりと女子胞(子宮)の力に注げるように不妊治療の作戦をたてましょう!

頑張って行きましょう!

ビッグママ治療室 https://bigmama-odawara.jp/

ビッグママ治療室ブログ https://bigmama-odawara.jp/blog/

不妊カウンセリング学会 https://www.jsinfc.com/

食事バランスガイド

食事バランスガイド(基本編)

日本生殖医学会

http://www.jsrm.or.jp/index.html

女性の二つのタイプをしって前に進もう

ドミノの採卵、移植を進められ迷っています:不妊カウンセリング0326

ドミノの採卵、移植を進められ迷っています:不妊カウンセリング0326

不妊治療は迷うことの多い治療です。

そして、正解が沢山あるんです。

アンケートのお返事でとある方がこんなコメントをくださいました。

そうなんですよね、迷うことがいっぱいで沢山一緒に考えていきました。
この方はご無事な出産までたどりつけ、本当によかったなと思います。

では、ある患者さんの例をあげながら、不妊カウンセリングの実際をお話ししていきますね。

ご相談:
39才女性、37才の時に1度妊娠するものの化学流産でした。
不妊専門クリニックにて、体外受精、新鮮胚移植をするも着書したが妊娠せず。
今後はどうしたらいいか迷っています。

選択肢:
先ず第一に1度自然妊娠しているという事実です。
このことは案外大きいポイントですね。
体外受精が必須条件ではないのです。

・男性要因を考える
・体調を整えることを考える

この2点をすることで、自然妊娠を狙いつつ、体外受精へ向けての身体作りをしていくという
時間をとります。35才以下の方であれば、この期間を半年-1年とってもよいですね。
この期間で自然妊娠をする方、案外、多いです。

・年齢要因を考える

年齢要因を考えると、どちらにせよ、妊娠そのものが難しくなっていく年齢です。
ココで何もせずにというのは、精神的にも辛いと思います。ですので、採卵をし、凍結胚をつくり
時間稼ぎをするという選択肢もありです。

・病院からの提案。

採卵し、凍結胚を作りましょう。

・採卵の結果
残念ながら、成熟卵がとれず、変性卵と空砲のみ。

・結果を踏まえ次の選択

1度自然妊娠していますし、前回は正常受精し、移植ができてるんだから、そんなこともあるさということで、気を取り直して再挑戦しましょう

・採卵し、再度新鮮胚移植を提案される。

着床しているので、同じ提案なのでしょう。
ただ、採卵するととても緊張なさるのですよね。採卵と移植の周期をわけるのはとても身体は楽です。
もし、複数個とれ、内膜もOKならば移植。そうでなければ凍結するのもよいでしょう。

・採卵し、一個凍結胚(胚盤胞)ができる。年齢40才へ。次の採卵はドミノを提案される。

凍結胚が出来て良かったですね。
年齢的に卵が余り出にくくなっているので、ドミノの提案があったのでしょう。
ドミノというのは、始めにやったような、採卵してそのまま移植するということで、
その採卵が上手く行かなかったら、そのまま凍結胚を移植するということですね。

年齢要因がある、卵がとれにくいということで、採卵を先に進めるための提案だと思います。
ただ、費用などの点を考えると、採卵するならば複数個狙えるように薬をつかうのもよいかと
思います。その場合は内膜が薄くなる可能性から新鮮胚移植は可能性が薄くなりますね。

過去に成功(着床まで行けば治療としては不妊治療としては成功だとは考えられますね。)していることと同じ方法を使うのはよいのではということは、選択肢として充分考えられます。

次の選択肢

・ドミノで胚移植(排卵誘発剤は原則使わない)
・採卵はせずに胚移植
・移植はせずに採卵のみ(排卵誘発剤を使う)

選んだ選択肢:
年齢要因もあり、採卵したいという思いもあるが、移植をしてみたい。
採卵はとても緊張してしまう。仕事との兼ね合いで1つの周期に休みをもらうのに気が引けてしまう。
ご主人が、凍結胚があるのに、再度の採卵についてあまり賛成してくれなかった。

選択:採卵はせずに胚移植

結果:無事に着床、鍼灸治療の頻度をぐっとあげ、着床から心拍確認までしっかりと経過
無事の出産

この方にとっては、それなりの卵はちゃんと出来ています。移植後の体調管理が一番必要だったわけですね。採卵と移植を切り離すことで、リラックスして移植が受けられ、移植後の身体のケアも十分出来たので、無事のご出産につながったと思います。

不妊治療はここであげたように、沢山の選択肢があります。
この方の場合、第二子を強く望むという選択肢があれば、移植はせずに採卵のみという周期を
何回かやってみるのも良かったのかもしれません。
ただ、費用的なことも重い負担となりますので、よく考える必要がありますね。

不妊カウンセリング、ご相談、お待ちしております。
一緒に考えていきましょうね。

不妊:相談 二人目不妊です、あせるばかりで何をしたら良いでしょうか0090?

ふたりめ不妊の成功ポイントは急がば回れです。

どうしても、なんで妊娠しないの??と悩み、不妊クリニックに受診すれば、『大きな問題はないが、妊娠しない期間がある程度あるので、体外受精をしてみましょう』という提案になると思います。

しかしながら、ふたりめ不妊(二人目不妊)の課題は、高度生殖医療が得意とする、キャッチアップ障害や受精障害が中心ではなく、一人目のお子さんを出産後の体力低下や年齢要因が課題である場合が多いのです。

二人目不妊の解決は、ほぼ大多数の方が、一人目と同じです。つまり、

・一人目が自然妊娠であれば自然妊娠。
・一人目が人工授精であれば人工授精。
・一人目が体外受精、顕微授精であれば体外受精顕微授精

となるケースが多いです。

まれに、一人目が体外受精であっても、その経過がスムーズで全身の体調がよくなったことで自然妊娠がおこることもあります。

二人目不妊はこの逆なのです。

一人目は順調に妊娠し、出産したのに、何らかの課題によって体力を低下させてしまったり、女子胞力という子宮の力を落としてしまったために、二人目不妊となてしまっているわけです。

この場合は、高度生殖医療が必須ではなく、まずご自身の『体力回復』『女子胞力回復』が必要なことです。

それでは、具体的なご相談にいきましょう

ご相談:

第一子の出産後から体力が落ちてしまった感じがします。生理前のイライラや気持ちの悪さ、胃がムカムカする感じが出現しています。

腰痛もひどく朝が一番辛く夕方からもひどくなってきて動くのがつらいです。すぐにでも第二子をと願っていますが、妊娠を希望してから、もうすでに1年以上たってしまい、私は32歳になってしまいました。どうしたらいいでしょうか?

状況:
二人目不妊 もともと疲れやすく肩こりが辛く生理の時に塊も多い。
第一子出産後から体調悪化、胃のムカムカや腰痛が出現、悪化。

私からのお返事:急がば回れ

早く二人目が欲しいというお気持ち、とてもよくわかります。第三子まで考えていらっしゃると言うことで第一子二子は早く産み終えたいというあせる気持ちがつのりますね。

 

二人目不妊の解決には、第一子を妊娠なさったときの体調を思い出していただくことが一番のポイントです。

産後からの体調悪化や、胃のムカつき、腰痛などが解決するころに、きっと自然な訪れがあるのではないかと思います。

また、現在32才でいらっしゃるのである程度の期間(半年以から1年程度)は自然妊娠への挑戦でよいと思います。しかしながら、『あせる気持ちが抑えられない、早くしたい』というお気持ちが強ければ、半年程度の期間をおき、体力の回復をしっかりとなさったうえでのステップアップもよいかと思います。

体力の回復をしないままにステップアップをし、体外受精などの高度生殖医療を取り入れてもなかなか結果に繋がらない方々を多く見てきました。それは、体外受精が救ってくれるキャッチアップ障害や受精障害などが二人目不妊の主たる要因ではない場合が多いからです。ですので、これらの挑戦においても、体力回復をしてから挑戦するということが大切であると思います。

アドバイスのポイント

1)第一子の出産前の状態まで体力の回復をはかる。
2)胃腸をしっかりさせ全身の生命力をアップさせる。
3)あるていど生命力がアップしたら生命の土台の力(腎気)に力をいれ腰痛の変化を目安に体調の改善をはかる。

腰痛の状態と、子宮の女子胞力はリンクしています。ご自身の状態の目安としてくださいね。

経過:
32歳 初診 週に1度程度の鍼灸と 週に2〜3回の自宅でお灸
33歳 1年後 第一子妊娠前の状態まで体力が回復。腰痛もよくなり、体重も第一子妊娠時の50キ   ロとなる。一人目出産後の産後不調であるイライラ、胃のムカつきも減少
33歳 初診から1年4ヶ月後に自然妊娠 無事に3000グラムオーバーの女児を出産。

結果:1年4ヶ月後に無事に自然妊娠、出産。

あとがき:
二人目不妊の治療ポイントは第一子の妊娠時の状態に体力などを戻すことです。今回のケースでは産後に悪化している腰痛と落ちてしまった体重に注目し体重の回復と、腰痛の改善がみられたころより、基礎体温表も非常にしっかりとした高温期を示し、1年4ヶ月で無事に妊娠の成立、ご出産となりました。

少し長くかかりましたが、よかったよかったと患者さんと二人小躍りしました。どの当たりでステップアップに踏ん切るかは難しいところですが、今回のケースでは、体力が回復し、体調がupされていくことをご自身が納得実感されたために西洋医学的な不妊治療はせずにの自然妊娠となりました。

実際のケースでは年齢要因と不妊の原因と思われることを考慮の上、考えるとよいかと思います。なにがなんでも自然妊娠がよいとは思いませんが、お膳立てをする(体力回復をする)ことなしに、ステップアップをしてもお金だけが消えていくということになりがちです。

ビッグママ治療室

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不妊カウンセリング学会