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胎盤形成時期への鍼灸アプローチ しっかりとした胎盤と3000㌘越えの赤ちゃん0327

昨今、赤ちゃんが小さいという問題はよく語られるようになりました。

これは、YouTubeで見ることができます。

食事でこんなに変わる、脳の発達や病気  / 京都女子大学 辻 雅弘先生

これは京都女子大学辻雅弘先生の講演で、赤ちゃんが小さいと知能の低下と関連するというお話で、お母さんは十分体重を増やししっかりと栄養をとりましょうというお話です。

☆小さい赤ちゃんはなぜ生まれる?

小さい赤ちゃんが生まれる理由は多くあります。もともとの個性ということもありますし、母体側、胎児側、そして胎盤、臍帯などの理由もあります。

小さい赤ちゃんの話はこの講演での話しのよううに、母体側の体重の側面がひとつ。そして胎盤血流問題のと二つの側面があるのではないかと私は妊婦さん達をフォローする臨床を通じて感じます。

☆私が妊婦さん達の鍼灸治療を通じて感じる赤ちゃんが小さい理由2点

・母体の瘠せ。

・血流の悪さ、胎盤。

この二つの課題について、症例を通じながら具体的におはなししていきましょう。

母体の瘠せについては、こちらで説明しています。
→やせた方の妊娠、体調をupさせ出産へ(BMI15.6)
 https://bigmama-odawara.jp/old/YASE.HTM

今回はもう一つの課題、血流の悪さ、胎盤の課題です。
この症例のNさんは、十分に胎盤が育ち、大きな赤ちゃんを出産することができ、とても喜んでいらっしゃりました。それでは、Nさんのお話です。

☆胎盤形成時期への鍼灸アプローチ しっかりとした胎盤と3000㌘越えの赤ちゃん。

 

当院には、不妊不育という二つの課題で来院される方がおおくいらっしゃります。

もともとは不妊の方が中心でしたが、臨床を勧めるうちに『不妊』と言う中に、かなり『血流の課題』『血液凝固系の亢進』など、不育症と重なる課題を多くもつ方がいらっしゃるのに気がつきました。

☆不妊と血流問題

この血流問題は、不妊治療を考える上で大きなポイントとなります。

つまり、妊娠をするには血流、それも子宮血流をどうのように十分に行き渡るようにするかがポイントなのです。

この子宮血流をあげるという鍼灸アプローチが、結果的に『胎盤が大きい』『妊娠中のトラブルを防ぐ』ということにつながることを臨床を通じて順次知ることとなりました。

・不妊
・着床障害
・妊娠初期
・妊娠9週の壁
・不育症
・お母さんの瘠せ

これらをしっかりとアプローチしていくなかで、

出産報告に、『胎盤が大きいと言われました』という報告を多く頂くことにつながりました。

今回は、第一子と第二子で大きな違いがあった症例です、

☆第一子のご出産が小さい赤ちゃんであった方のケースからわかること。

私は第一子が小さかった方や、出産時に血流に関するのではないかと思われるトラブルがあった方には、不育症の検査をお勧めしています。

そして、この不育症の検査のうち、『血流の問題』『血液凝固系の問題』で多くの方が問題を指摘され、不育症対策をして第二子への妊娠、出産につながり、第一子とは違う安定した出産につながったという報告をよく伺うことにつながりました。

☆不育症の検査を考えるとき

不育症の検査は、適応である場合に勧められます。ただ、私は流産を2回しているなどの適応を満たしていなくても、お身体を拝見してきっと引っかかるなと思った方には、検査をしている病院で相談してみてねとお話をしお勧めしています。

この不育症の検査は、

・自費で費用が高い

・産科の先生に指摘されなかった

上記のこともあり、全員が受けるということにはつながってはいません。

☆☆体外受精や顕微授精などの高度生殖医療受精と血液凝固系の検査

確かに自費の不育症の検査は高額で、病院で勧められることが少ない検査です。
しかしながら、受けて頂いた方は、かなりの確率で問題が指摘されています。

このことは、体外受精など高額の費用が掛かっている方には結果的にとても感謝されています。

それは体外受精をして心拍確認後の流産を2回してからの不育症の課題への挑戦となると、時間もお金も膨大にかかるからです。とくに治療が40代にさしかかっていれば時間は取り戻せません。

これらの経験と、私が『もしかして、血流の問題をもっているのでは?』と思った方の妊娠をフォローさせて頂くことが多くなるにつれ、確実に不妊、胎盤、赤ちゃんの大きさに確実につながることもわかってきました。

☆胎盤形成期の鍼灸アプローチ

今回は、第一子の経過と、体表観察から血液凝固系の亢進を感じました。しかしながらご本人が妊娠初期への鍼灸のアプローチをしっかりすることで対応したいということで、不育症の検査をうけたり、薬剤などを用いずに、妊娠、出産をなさいました。そして結果的に2回の出産に大きな違いを感じられてたということがあった症例です。

☆不育症や、血流問題は絶対要因ではありません。

不育症や、血流問題は絶対要因ではありません。

ただし、この課題へのアプローチを十分にしておくことは、不妊の解決。そして安定した妊娠経過につながり、『十分な大きさの赤ちゃん』につながるんだということは何度も経験させていただいております。

☆症例:胎盤形成時期への鍼灸アプローチ、妊娠出産へ。

☆☆主訴

不妊、不育、なかなか妊娠できず、妊娠しても流産になってしまいます。35才です。第一子は妊娠を希望してほどなく自然に授かりました。

☆☆流産を3回

第二子を希望して3年たちます。その間に流産を2回、化学流産を1回しています。

病院ではよくあることといわれ、特段の問題を指摘されず、様子をみていますが、この1年は妊娠すらできなくなっています。

☆☆第一子の妊娠の経過、妊娠中毒症

第一子は途中から妊娠中毒症に近い症状が出現し、いろいろなトラブルがありましたが、病院の対応もよく、なんとか無事に少し小さめの赤ちゃんを出産することができました。

☆☆現在の状況

足はとても冷えて、身体の芯から冷える感じがあります。またしもやけもできます。

風呂上がりや、寝入りばなに急にぐっとした冷えを感じることがあります。

この半年は特に冷え感がつよく、足首、腰の冷えを強く感じています。ふとしたきっかけでおこった肩の痛みもなかなか治らず、なんだか体中がぎくしゃくしているかんじです。

早く妊娠したいと思っています。また妊娠したら流産をせずに生みたいと思っています。

どうしたらいいでしょうか?

☆ビッグママからのお返事

なかなか第二子の妊娠にいたらない。また妊娠しても流産が多いというお悩みですね。

流産も何度もなさり、小さなお子さんを育てながらの日々は大変だったと思います。

東洋医学的なお体の状態を拝見しますと、

1)身体の土台となる底力(腎気の力)が不足気味であること

2)土台の力が不足気味であるので、身体が気を張って頑張って日々を過ごそうとしているので、気の鬱滞状態を招いている。

つまり、土台の力不足(腎気不足)があることそのものがまず妊娠を主る女子胞(子宮)の力の不足となります。

その上で、土台の力不足だと、全身の生命活動を支えるために、気を張り頑張って身体は生命力を偏らせて日々を過ごしていきます。必要とされるところに集まり、その集まりがなかなか解消されないという状態になるのです。

土台の力不足と気の停滞は、上実下虚という、身体の上部はのぼせがちなのに、足腰は冷えているという状態を引き起こし、より妊娠を遠ざけます。

また、この足腰の冷えが、妊娠の継続も妨げる原因となります。

・弁証 陽虚を中心とした腎虚 肝鬱 心熱
・論治 温陽補腎 疏肝理気、
・治療方針 基本的に温陽補腎を中心とするが、上焦に熱が籠もりがちになることが多ければ理気、清熱も適宜加えていく。

☆☆不妊カウンセリング

 流産の回数や、第一子の妊娠中の途中経過から、不育症の検査を受けることも検討してもよいのではないか。(→ご本人から検査は希望しない)

 不妊治療そのものは、もともと妊娠する力がありますから、あせらずに半年ほどは体調をあげることに専念しましょう。

年齢要因もありますので、36才ぐらいを目処には体外受精などを考えてもいいのかと思います。

☆治療経過、6ヶ月ほどで自然妊娠、無事な出産へ

初診:

1:右足三里(鍼+お灸)、左陽池、外関、復溜(鍼+お灸)照海、太谿温灸
中脘、気海温灸
2:身柱温灸
3:左三焦兪、右胃兪、腎兪 次髎
自宅施灸指示 右足三里、復溜 左外関、陽池、中脘、気海
週に1度、6ヶ月ほどで自然妊娠。

妊娠後は、週に3回の施術に切り替え。胎盤形成期の鍼灸アプローチをしっかりとおこなう。
自宅養生も指導。

☆出産へ

10ヶ月後、第一子のようなトラブルもなく無事に出産。

助産師さんから非常に立派な胎盤とほめられ、第一子の時よりも700グラム以上大きい3000㌘を越えた赤ちゃんを出産。

第一子の時は出産後の自分の体調が非常に悪く辛い時間が長かったが、今回は子供が大きいのに、自分の体調は非常によかった。

妊娠初期の手入れがこれほどまでに、赤ちゃんや出産の経過に影響するものなのかと驚きましたというメールを出産報告と共に頂きました。

☆第一子と第二子の体重差700グラム以上はどうして?

無事に妊娠、そして心配なさっていた流産をすることなくのご出産に繋がり本当によかったなと思います。

また、メールで『この子は肌つやもよく、ちょっと小さめの第一子の1ヶ月検診の時の大きさで生まれてきてくれました』という報告は印象的でした。第一子と第二子の体重の差が700グラム以上あったということです。

妊娠初期の胎盤形成期をしっかりと鍼灸でケアすることは、妊娠の経過そのものを安定させますし、また充分な大きさで赤ちゃんが生まれてきてくれるということは、赤ちゃんそのものにも大きなプレゼントになりますし、お母さんにとってもとても育てやすいと思います。

☆☆『胎盤がしっかりと大きいと言われました』という多くのお声

『胎盤がしっかりと大きいと言われました』というお声は本当に多くの患者さんの出産報告で頂いています。

はじめは、無事の出産の結果だなと思っていたのですが、妊娠初期の手入れをしっかりとなさった方からそのお声が多く聞かれることに気がつき、『胎盤形成時期の鍼灸治療』のよさを実感しています。

妊娠初期の手入れは、妊娠が継続出来ない方や、流産を繰り返しているという方におこなっていましたが、結果的にそれが、『しっかりとした胎盤作り』につながり、流産の危険性を下げ、充実した胎盤から栄養をしっかりと受け取れる環境で育つ赤ちゃんという流れになってきていると思います。

また、充分な大きさの赤ちゃんを産むと言うことが、赤ちゃんの成長にはとても大きな助けとなります。是非、実践してみてくださいね。

いやいや、つきちゃんお灸も冷えにいいですよ。

食事バランスガイドは鉄板、夫の風邪っぴきは節約レシピのせい?

食事バランスガイドは鉄板

健康年齢アップにはまた食事の問題はかかせません。食物からの滋養を取り込み、生命力として身体の隅々までいきわたることは、活力を持って人生を生きるときの大きな課題です。

しかしながら、どのように食事のアドバイスをしていくのかはなかなか難しい課題です。

問診で、食事の話しが出てきたり、どうにか工夫をしようとしている方は、すでに食事の課題はクリアになっている場合が多いですね。つまり、食事以外の課題が問題なのです。

では、食事の課題の切り分け方はどうしたらいいのか?

食事記録をつけ、食事バランスガイドとカウント比較する!

もう、これに限ります。

食事記録をつけていただき、厚生労働省が提案している食事バランスガイドに従ってカウントし、過不足の調整をしていただいています。食事バランスガイドに従っていただくことが、私の臨床を通じて一番確かに生命力をアップさせている実感があります。より前向きな食事や栄養の課題を考える場合には、まずここで提唱している最低限のカウントを充たしてからとアドバイスしています。しかしながらこれ以上のことが必要となったケースはあまりありません。まず食事記録、そして食事バランスガイドです。

世の中の食事情報

世の中にはいろいろな食事情報があります。

朝食一つをとっても、食べる派、食べない派。

東洋医学の世界に入ると、「砂糖ダメ」「甘いものダメ」という話しがよく語られて、そうなのかーと思っていました。

しかしながら、個人的なお付き合いを通してみていくと、

酒飲みの先生→お酒に甘く、お菓子に厳しい

という法則が見えてきました。

もう少し考えると、

気が立ったタイプの先生→朝抜きが動きやすい(気が立ちやすい)

結果的にご長寿だった人の提唱も強いパワーがあります。

ご近所に、烟草ぷかぷかのご長寿おじいちゃんがいらっしゃいますが、

彼の意見に従えば、「タバコこそ長寿の秘訣!」になっちゃいます。

私は、基本的に「何がいい」を推奨する立場にはありません。

 

最適解は何かを探す旅

ご本人の問診と体表観察、それに生活パターンなどと、お体そのものの変化の状態をつきあわせて、最適解はなにかを探す立場です。

その当たりを踏まえて思うのが、「食事バランスガイドは鉄板」です。

さて、この症例の方は、「節約レシピ」を実践されていました。そこから食事バランスガイドのカウントをなさり、ご自身が出来る範囲で食生活をかえられました。大きな変化がまずあったのは、ご主人。やっぱり食事はすごいですね!

 

【ダイエット】糖質制限で痩せるという考え方は間違い!?炭水化物を減らして痩せる仕組みを徹底解説!

ダイエット方法の一つ「糖質制限ダイエット」を試したけど、辛くて諦めた方はいませんか?

 

実は糖質、要は炭水化物を一切断たなくても痩せられるコツがあります!

それはカロリーの摂取を抑えることです!

食事の大切さ

当たり前のことのように聞こえますが、糖質を抑えることが本質ではなく、摂取カロリーを抑えることが全てということです。

実際に多数の食事記録を確認し、炭水化物を多く摂取=摂取カロリーが高いという方が大多数でした。

 

この記事では、



・糖質制限ダイエットの本質

・体重を減らす・痩せるためのアドバイス


について解説します。

目次

1.糖質制限ダイエットって痩せるの?

・結論「糖質制限をしても摂取カロリーが多ければ痩せない」

2.体重を落とす・痩せるためには?

・痩せるためには「食事バランスを整えること」が大事!

・実例「ラーメンとごはんが大好きな人の食事を変えてみた」

3.まとめ「糖質制限ではなく、摂取カロリーを抑えた食事バランスが大事」

 

1.糖質制限ダイエットって痩せるの?

この章では、糖質制限ダイエットについて解説します。

 

・結論「糖質制限をしても摂取カロリーが多ければ痩せない」

佐々木敏先生著の『栄養データはこう読む!』に以下の記載があります。

『体重の増減はエネルギー(カロリー)摂取量の問題であって、糖質か否かは本質ではないようです』

つまり糖質制限してもカロリーが多ければ痩せないという当たり前の結論です。

 

ただ、当たり前の結論ですが、佐々木先生はそれを導き出す手順について詳しく書かれていますので気になる方はお買い求めくださいね。

佐々木敏の栄養データはこう読む!

 

2.体重を落とす・痩せるためには?

体重計

 

この章では、体重をおとす、痩せるためのコツを解説します。

 

・痩せるためには「食事バランスを整えること」が大事!

私が思うのは、『太っている人は炭水化物が好き』ということです。これは食事記録を沢山拝見していて感じることです。

 

また炭水化物は



・暖かいと美味しい
・早食いができてしまう
・一品で食事が完成する。その分沢山食べられる


 

など、太りやすい要素満載です。「炭水化物が好きだと太るよねえ・・・」ということがよくわかります。

 

私は炭水化物を減らし、そのうえで食事バランスガイドに従ったお食事を提案します。



1)炭水化物を減らす。
2)野菜や主菜であるタンパク質を取り入れる。(結果炭水化物ほどスルスル食べられなくなる)
3)結果として総トータルカロリー(エネルギー)が減る
4)1〜3の繰り返しで痩せる


という流れです。

食事バランスガイドについてはこちらの「食事バランスガイド」の記事をご覧ください。

 

・実例「ラーメンとごはんが大好きな人の食事を変えてみた」

実際に太っている人の食事記録をみながら、炭水化物を減らすようにアドバイスし、そのうえで、食事バランスガイドに従ったお食事を提案しました。

ラーメンライス

 

元々「ラーメン」と「ライス」がお好きな方で、「炭水化物を抜いて食事バランスガイドに従いましょう」というアドバイスを実行しました。



○元食事
・ラーメン
・ライス

☆改善後
・具入りラーメン(スープ、具(チャーシュー、野菜、わかめ))

☆☆再改善後
・ライス1膳
・もやし野菜炒め
・チャーシュー2枚
・ワカメサラダ


 

こうすれば、



・食事バランスもよくなる

・ゆっくり食べられる
・主菜も副菜も主食も取れる


と痩せることと並行し、かつ健康的になれます。

 

3.まとめ「糖質制限ではなく、摂取カロリーを抑えた食事バランスが大事」

糖質を抑えることは根本的な解決になりません。「炭水化物を減らし、食事バランスガイド」に従うことが大事です。


1)炭水化物を減らす
2)野菜や主菜であるタンパク質を取り入れる。(結果炭水化物ほどスルスル食べられなくなる)
3)結果として総トータルカロリー(エネルギー)が減る
4)1〜3の繰り返しで痩せる


 

結果として総トータルカロリーが少なければ痩せられます。

糖質制限についてこの記事の考えをとりいれてもらえると、バランスのよい食事に変身しますのでぜひ実践してみてくださいね!

【食生活】バランスが良い朝ご飯がなかなか決まらない。朝食のルーティーン化をする方法

バランスが良い朝ごはんを考えようとして苦労されたことはありませんか?

実は簡単に決められる方法があります。それは「朝食のルーティーン化」です。

なぜなら朝ごはんが決められない一番の原因は、献立構成の表現力が不足していることにあります。

私は「朝食のルーティーン化」を活用することで、朝に献立をについて深く考えることなく、バランスの良い献立を作ることができました。

 

この記事では、簡単にバランスの良い朝ごはんの献立を決める方法を解説します。

この記事を読むと、朝起きたばかりで頭が働いていない状態でも、すぐに献立を考えることができます。

0.目次

1.朝食のルーティーン化とは
・朝食のルーティーン化とは「たんぱく質」「炭水化物」「果物・乳製品」を決めておくこと

2.朝食ルーティーン化の実践例
・たんぱく質は「ゆで卵」「焼き鳥」
・炭水化物は「ごはん一膳」
・果物・乳製品は「バナナ」「カップヨーグルト」「ヤクルト」
・副菜は「ほうれん草」「きゅうりとカブの浅漬け」

3.まとめ

 

1.朝食のルーティーン化とは

この章では朝食のルーティーン化について解説します。

・朝食のルーティーン化とは「たんぱく質」「炭水化物」「果物・乳製品」を決めておくこと

朝食のルーティーン化は以下の通りです。

・主となる「タンパク質」のおかずを決める
・主となる「炭水化物」の主食・おかずを決める
「果物、乳製品」を決める(必ず取ること)

 

この3種類の食べ物は食事バランスの構成に大きく関わります。

そのため、この3種類については毎朝決まったものを食べることにすれば、結果的にバランスの良い朝食・献立になっていきます。

 

2.朝食ルーティーン化の実践例

この章では朝食のルーティーン化の実践例を解説します。

・たんぱく質は「ゆで卵」「焼き鳥」

たんぱく質は「ゆで卵」、時には「ツナ缶」でルーティーン化しています。

 

チェンジできるモノがあればチェンジします。

・鮭
・ゆで豚
・ツナ缶

などに変えることができる場合は変えていきましょう。

もしたんぱく質のおかずが決まらない場合は、偏った朝食となります。

そのため、「ゆで卵」時には「ツナ缶」でルーティーン化しています。

 

・炭水化物は「ごはん一膳」

ここは特に考えず、「ごはん一膳」をルーティーン化しています。
一工夫出来る方は、ここを発芽玄米や七分づきご飯、五穀ご飯などにかえましょう。
ときに、玄米になさる方がいらっしゃりますが、胃腸の能力値が低い方の場合はかえって
栄養が取りきれないばかりか、胃袋の負担になっているケースもおみかけします。
自分の胃袋で精米する能力(^_^;)がないばあいは、とりあえず精米機にお任せしましょう。

 

・果物・乳製品は「バナナ」「カップヨーグルト」「ヤクルト」

ここも特に考えず、「バナナ」「カップヨーグルト」「ヤクルト」をルーティーン化しています。

 

・副菜は「ほうれん草」「きゅうりとカブの浅漬け」

副菜は、前日の夕食のおかずから取り分けておきます。

夕食の時点で朝の副菜を考えておくことで、効率的に朝食の献立を作ることができます。
コンビニの棚にある、サラダや小鉢の類いをよく見てください。
あの棚になるものは、あなたの冷蔵庫にあってもよいわけです。
そこを意識して翌朝へ取り置きしましょう。またどうしてもダメならば
コンビニで買ってくるのもOKですよ。

 

3.まとめ

バランスが良い朝ごはんを考えようとして苦労されている人も多いですが、簡単に決められる方法があります。それは「朝食のルーティーン化」です。

・主となる「タンパク質」のおかずを決める
・主となる「炭水化物」の主食・おかずを決める
「果物、乳製品」を決める(必ず取ること)

 

上の通り、ルーティーン化することで簡単に朝ごはんを決められることができます。

朝は、まだ半分寝ている頭を使うと混乱しますよね。ここはもうルーティーン化でいきましょう!!

そして朝日をあびましょう!
不妊治療にも本当に効果があります。長年の不妊治療の末、43才妊娠、44才無事に出産の方からのお声です。

食事は毎日のことです、ちょっとだけでも気にしていただけると本当に違うんですよ!

 

生理のトラブル:婦人科疾患と食事のコツ

生理にまつわるトラブルで悩む方は多いと思います。


生理痛や出血の多さ、全身の不快感。病的な状態かどうかの判断が難しいこともありますね。
なるべく日常的なケアで対応していきたいものです。

 

☆生理があるメリット:女性の身体を守ります。

生理があれば、エストロゲンの分泌もあるということですね。

女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)と
よばれる2種類があります。

エストロゲンは、血流をよくしたり、真皮のコラーゲンを増やします。骨にカルシウムもたくわえさせてくれます。つまり女性の身体にとっては骨密度をあげ、血管を守ってくれる大事な要素ではあります。
しかしながら、貧血や婦人科疾患には悩まされ続けることになります。

 

☆生理があるデメリット:婦人科疾患トラブルは続く

私は以前に、子宮筋腫の患者の会で相談員をしていました。
私自身も子宮筋腫のおかげでだいぶトラブルを抱えた日々を過ごしました。
そんな相談の中で思うのは、閉経に逃げ込んでしまいたい人ほど、
閉経しないという感じです。

私が一番長いなあと思った方は58才になる直前まで生理があり、
ずっと子宮筋腫に悩まされたと仰っていました。
なかなか辛い時間です。

 

閉経逃げ込み療法という言葉があります。

なんだか頼もしそうな言葉ですね(^_^;)
エストロゲン依存性疾患の場合は、閉経することで、病的な状態から解放されるわけです。子宮筋腫や子宮内膜症で生理のトラブルが多い場合、『もうすぐ閉経』という年齢ならば、なんとかやり過ごし、手術などの介入などナシに閉経に逃げ込み、病気から解放されるという方法があります。

しかしながら、そういった病気がある人はなかなか易々と閉経しないような感じがしますね、どのあたりが落とし所になるのかというところですが、体調が悪いと出血が止まらないなどのトラブルにもなり、閉経までの逃げ込みができなくなってしまいます。是非全身の体調管理をしていきたいところです。

 

☆婦人科疾患と食事

この子宮筋腫の患者の会では、食べ物で大豆蛋白の摂取を勧めています。
そして乳製品を控えることも推奨しています。
これが私の中では大疑問で、解決しないままでもあります。

他のサイトでもこういた記載をみます。しかしながら、
本当に大豆製品の摂取が婦人科疾患に悪影響を与えるのかなあと疑問なのです。
また、果物は身体を冷やすから取らない。コーヒーはよくない・・・。
などなど、あれこれ止めろ情報はあふれるようにあり、これを
信じていくと、『タンパク質?食べてますよ。昨日も油揚げ食べました』などとなります。
いやいやあなたはおきつね様ですかと突っ込んでしまいたくなります(^_^;)

その人にどういった食事が必要なのか、いまあるその方に何が必要になるのかは、
まず『現状を知る』事だと思っています。

現状を知るために
食事が気になるトおっしゃる方には、まず食事記録を記入していただいています。
大豆製品は、『健康を考える女性』の中で、非常に多く摂取している方をみかけます。
そしてそういった方は、タンパク質摂取の中心を大豆、豆製品にし、他のタンパク。質や
乳製品をほとんど取らない方が多いのです。

ううむ、と思いながら、食事バランスガイドに従った食事をお勧めします。
そうすると体調が良くなる方が本当に多いのです。
これは本当に本当です!!
あれがいい、これがよくないという情報よりも先に

1)あなたの現状を知る
2)現状に照らして、自分の過不足を知る
3)バランスガイドにそって、バランスの良い食事をとってみる。

 

そして特に子宮内膜症の方には、『試しに1ヶ月大豆製品をガッツリ辞めてみて』
アドバイスさせていただくと、

『嚢腫の大きさが小さくなった』
『いままで嚢腫が邪魔して採卵が出来なかったところから取れた』
『生理痛が軽くなった』
などのお声を聞くことが多いです。

これは、子宮内膜症や卵巣嚢腫を観察したエビデンスのある報告ではありません。
ただ、人は自分の好みの情報に強く偏ります。

つまり、もともと大豆製品は身体によいと思っている方は、より大豆製品ばかり摂取してしまうということです。その結果バランスの悪い食事となっているのかなと思い至るケースが多いのではと私は感じます。

もしご自身の食事が以下に該当するようであれば、ちょっと見直しても良いかも知れません

1)食事バランスガイドに照らし、タンパク質摂取が少ない
2)乳製品をほとんど取らない
3)果物を取らない
4)タンパク質の命綱は大豆と豆と野菜

上記に当てはまる方は、1度見直してみるのもアリかと思います。

肉を食べない方が身体が軽いんです!という方へ

食事は『軽く』すると『身体が軽くなり』精神的に『ハイ』になり『体調がよい』と
仰る方が多いです。

体重も『軽い』方が動きやすいとおっしゃる方が多いです。

でも、でも、もう少し冷静にみてみましょう。
精神的に軽いは『もやしのような軽さ』であり、
土台である根っこがしっかりしていないため、軽いのかもしれません。

そしてテンションがあげあげなので、体調がよいと感じ、不安定に精神が高揚している
パターンも多いです。

☆乳製品は本当に身体に悪いのか?

子宮筋腫の患者の会で、『乳製品を取った方が婦人科疾患に効果的』という話題が出たことがありました。ハーバード大の論文で乳製品の摂取をしたほうが子宮筋腫のトラブルが少ないという発表があるという発言があり、これ本当なの?とML内で物議を醸し出しました。

いままで余り発言のなかった方が、
『実は肉や乳製品をずっと減らしていたのに、子宮内膜症がひどくなった』『タンパク質は大豆製品だけだったのに子宮筋腫はどんどん大きくなった』『乳製品は全く取らなかったのに子宮筋腫は悪化した』

などの発言が続きました。
しかしながら、これはなかなか難しい課題です。
論文の統計をみても、じゃあその個人にどうなのかということはダイレクトに当てはめていいのかという課題がありますし、また逆にこういった1例発言を受けて、乳製品は子宮筋腫によいなどという話も出来ません。ただ、栄養摂取に関しては非常に難しく、案外あとからひっくり返る発言もあるので、『極端に偏った栄養摂取の方法は危険ではないか』と私は思っています。

食事バランスガイド、案外鉄板ですよ。