チョコレート嚢胞、胃腸が弱い、瘠せ、アレルギー 妊娠、出産(35歳)0214

妊娠のための課題を考えましょう!

妊娠したいというご希望に対して、どうしても、妊娠するための男性側、女性側の問題を『妊娠』というテーマに必要な精子、卵子、排卵、ホルモンという観点からだけみがちだと思います。

しかしながら、特に妊娠し、ベビちゃんをお腹で育てる女性にとって、ご自身の状態がより健康的であるということは、妊娠そのものに直結しますし、妊娠した後の妊婦としてもとても大切なテーマです。産後も大きな違いが生まれます。

婦人科では総合的に体力を見て、体重増加、減少指導などという観点をもつ病院もありますが、どうしても妊娠だけに着目して治療がすすむこともおおくあります。確かに『年齢要因』が不妊には大きいので、『早く妊娠を』ということは正しい選択ではあります。

しかしながら、妊娠はゴールではなく、スタートなのです。
妊娠後のトラブルを少なくし、健やかな赤ちゃんを産むという観点ももっていただけたらなあと思います。

症例:チョコレート嚢胞、痩せていて胃腸が弱い、アレルギー。体重アップで体力アップ。(35歳出産

不妊、胃弱、婦人科疾患、瘠せ 身体作りをしての妊娠出産(35歳)。

 

胃腸が弱く瘠せ(BMI17.7 )、チョコレート嚢胞などの婦人科疾患もありましたが、身体作りをしながらの妊娠、充分な大きさの赤ちゃん出産につながった症例です。

ご相談:早く妊娠出産したいです、どうしたらいいでしょうか?

32歳から妊娠希望で、2年ほどいろいろとがんばっています。タイミングや人工授精も何度も行いましたが、妊娠できません。

また、胃腸が弱く胃もたれしやすく沢山食べられないせいか、体重が現在40㌔そこそこしかなく、BMIは17.7です。時に不整脈もあり、アレルギー性鼻炎も辛いです。婦人科では子宮内膜症、特にチョコレート嚢胞が大きいと指摘されています。また昨年左の膝の裏の静脈瘤がかなり大きくなっていることも気になります。

昔から、赤面しやすく、心臓の鼓動が早く感じることがたまにあります。ストレスや疲労ですぐに体重が落ちてしまいます。便通はよく、小便も1日6回程度で問題ありません。寝つきは浴眠りは浅いものの寝起きはよいです。

そろそろ体外受精や顕微授精などの高度生殖医療受精へステップアップしなければならないのかなとも思います。どうしたらいいでしょうか?

不妊治療歴
病院でのタイミング指導:半年6回以上、人工授精4回

・不妊一般検査:問題なし
・フーナー検査:問題なし
・卵管造影問題なし
・大きめ(3㎝程度)のチョコレート嚢胞が左右共にある(不妊治療には問題ないと言われた)

生理周期は28日から34日 7日間ぐらい。生理痛はひどいが昔ほどひどくはない。
高温期に体調がいつもわるくイライラしたり、気持ちが落ち込んでいたりする。

 

ご相談にお答えして:瘠せと婦人科疾患の課題を考えましょう

 

早く妊娠、出産したいというご希望ですね。この2年色々ご夫婦で取り組んでいらっしゃったのと思います。

また、体重もかなり軽く、胃腸のこと、不整脈のことなども気になりますね。不妊治療は妊娠がゴールではなく、母子共に元気なお子さんをご出産になることが一つの目標ですね。体調も気になりますね。

お身体を拝見して気になるのは、(詳細は下記)、胃腸のツボが弱い、お腹の冷えやお臍そのものに力がないことが大きいです。これは素体の力そのものの不足です。

素体の力が不足していますが、身体の上部には熱感があり、下腹を中心として足先までの足腰には冷えがあり、血流の悪さを候わせます。これは、上実下虚、つまりお風呂などでお湯を沸かしたときに上の方は熱いけど下は冷たいと言う状態です。混ぜる力が弱いのです。

胃腸の力を中心に身体の力をつけること、気血の巡りが悪く停滞しがちですので、全身の気血の巡りをよくし、子宮卵巣を中心に生命力を養っていきましょう。

少しまとめておきますね。

 

1)体重=体力です。
現在のBMI17.7から少しでも増やすようにしていきましょう。目標はBMI19.5 です。胃腸の力をあげて、滋養を取りこむ力をあげていきましょう。

2)チョコレート嚢胞などエストロゲン依存性疾患
毎日豆乳を飲んでいるとのことですが、エストロゲン依存性疾患がある方の場合、大豆製品をやめることでかなり状態がよくなった方を多く経験しております。豆乳はかなり強いのでやめてみてはいかがでしょうか? また1ヶ月ぐらい徹底的に大豆製品をやめて、チョコレート嚢胞や子宮内膜症の様子を見るのもよいかと思います。

3)年齢要因を考えた選択
体外受精や顕微授精などの高度生殖医療は、年齢要因を考えてそろそろスタートする時期ではあります。しかしながら、いまの体重、体力でスタートしてしまうよりも、もう少し(3ヶ月から半年程度)身体作りをしてからのほうがスムーズに体外受精や顕微授精などの高度生殖医療がすすみ、妊娠、出産へつながるのかと思います。急がば回れです。

 

東洋医学的な考察:
東洋医学的なお身体を拝見しての情報(東洋医学的な用語が多くなりますが列記しておきます。)
脈のほそさ、舌がやや右への歪舌、舌の苔がやや黄色い、舌裏怒張がある。
お臍に手をかざすと引いてくる感じがある。中注(KI15)の冷え、右の大巨(ST27)冷え、太淵(LU9)はれ
左外関(TE5)、陽池(TE4)冷え、右神門(HT7)硬結、左養老(SI6)冷え。大都(SP2)大きく陥凹 右公孫(SP4)陥凹、三陰交(SP6)、足三里(ST36)陥凹、左右懸鍾(GB39)つまりきつい
左肺兪(BL13)陥凹、右厥陰兪(BL14)陥凹、脾兪(BL20)陥凹右>左 右胃兪(BL21)亀裂 左腎兪(BL23)陥凹 左右次髎(BL32)

・弁証 脾虚肝鬱オ血 腎虚
・論治 益気補脾補腎
・治療方針 脾気をあげ、滋養を取りこむ力をあげる。脾気のバックアップと、子宮卵巣の力をつけるために腎気を温養する。腎気を温養することで肝鬱瘀血の納まりを期待する。基本的に肝鬱瘀血は手を入れないが、場合によっては肝鬱瘀血にも手を入れる。

治療経過:鍼灸の手入れと妊娠、出産へ

初診:左外関(TE5)陽池(TE4)、右足三里(ST36)、三陰交(SP6)、右公孫(SP4)大都(SP2)
気海、関元温灸
脾兪(BL20)、三焦兪、次髎(BL32)

自宅施灸指示:左外関(TE5)、陽池(TE4)、気海関元 三陰交(SP6) 足三里(ST36)、胃兪(BL21)、脾兪(BL20)、三焦兪、腎兪(BL23)、次髎(BL32)、胞肓(BL53)など適宜。施術の度に指示。

4月 初診、以降週に1,2回のペースで鍼灸治療、毎日の自宅施灸、食事の見直し
7月 体重が2キロ増える
採卵ー凍結せずに移植。判定日hcg6.5 P5.74 妊娠継続出来ず
体調を崩し、増えた体重が減ってしまった
9月 採卵周期に入るが、受精卵ができず終了
10月 採卵ー3つ採れたが胚盤胞にならず凍結出来なかった。
12月 採卵3つ取れ一つ胚盤胞になり凍結
2月 体調がよいので連続採卵にする
採卵5つ取れて3つ胚盤胞になった。
4月 凍結胚盤胞移植 鍼灸治療の頻度を週に3回にする 判定日HCG125 Pは振り切れ妊娠継続

妊娠中、胃腸の不快感、胸焼け、胃のトラブルは多いが大きなトラブルはなく経過。12wまで週に3回。それ以降は週に1−2回

無事に2800㌘越えのベビちゃんを出産 おめでとうございます(^^)

あとがき 体重=体力 子育ても楽しくがんばりましょう!

無事のご出産、おめでとうございます。
ご家族3人のお写真、とても幸せそうで、私も気持ちが温かくなってきました。

胃腸のパワーがちいちゃめで、体重がBMIで19.5を切る痩せ型タイプの方の場合、
『頑張って食べると痩せる』という悪循環をおこしてしまいます。
しかしながら、体重は体力。鍼灸はこういった方の場合、薬やサプリと違い胃袋を使わないアプローチとなりますので、無理なく体調を整えられると思います。

また昨今、赤ちゃんの低体重の問題は
最新】妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針2021

こちらの記事などにも詳しいですし、日本産科婦人科学会からも、『妊娠中の体重増加の目安』として提言されています。日本の妊婦健診はとにかく『太るな!』という厳しい指導の時代がありました。しかしながら、赤ちゃんの低体重は大きな問題です。

当院では

充分な大きさの赤ちゃんと出会うために
1)妊娠前からの体調を整えること
2)妊娠初期の胎盤形成期の鍼灸アプローチ
3)妊娠中の体重コントロール

 

この3つをとても重要と考えております。
とくに、2番は、赤ちゃんを十分大きく育てるのに必須の項目です。
赤ちゃんが十分な体重を得ての出産は、赤ちゃんへの大きなプレゼントです。
ぜひ、ポイントを踏まえて頑張って乗り越えていきましょう。

 アンケートにお答えして

アンケートのご記入ありがとうございます。
妊娠前から、妊娠中も鍼灸を受けてくださり、その効果を実感していただけたのかなと
とても嬉しいです。
妊娠中の不安なことを一緒にあれこれ考えましたね。
胃腸のキャパシティーが小さめで、なかなか体重を増やすことが難しい状態でしたが、
食事の工夫、そして胃のための置き鍼、お灸がしっかりと妊娠、
出産をサポートしてくれたのかなと思います。

ベビちゃんの体重も2800グラムをこえ、お母さんの体格からは充分がんばった体重だったと思います。マメな努力が効きましたね(^^)。

これから家族3人で賑やかな日々がやってくる予感ですね。
また残った卵ちゃんのお迎えもしたいですね。凍結胚はまってくれます、上の子との年の差とか、社会的な都合ばかりで考えず、ご自身に余裕を感じられることができたらスタートしてくださいね。

赤ちゃん

赤ちゃん

治療院のエントランス、モッコウバラとジャスミン

治療院の入り口にジャスミンの香りがします。

私のめざす庭は、ホワイトガーデン。
あこがれであり、心の目標でもあります。
ついついぶれるのは、衝動買いのせい(^_^;)。
お店で『あ、かわいい』と買ってしまってホワイト一色にはなかなかなりません。
ただ、やっぱりメインはホワイト。そして差し色としていろいろな
色を使えたらいいなあと思っています。

桜が葉っぱになり新緑を彩り始めると、庭はぐっと賑やかになってきます。
モッコウバラ エントランス ジャスミン

治療院の入り口、手前が白のモッコウバラ、奥がジャスミンです。香りが良いんですよね(*^_^*)

モッコウバラ 花モッコウバラは黄色の方が多いかなと思います。治療院の裏にはには黄色のモッコウバラが
あります。白の方が多分珍しいですね。モッコウバラといいますが、バラ科ではないため、棘がなく庭木として扱いやすいです。

入り口ですからどうしても白がよかったんです

 

 

 

 

ジャスミン 花
こちらはジャスミンです。
香りがふわーっとして、ああこの季節がやってきたなあと伝えてくれます。ジャスミンティーのジャスミンとは違うようでこれは食用ではありません。

 

 

 

 

藤 花白い藤もまだまだ綺麗。

鉢植えではもうすぐ芍薬が花をつけてくれそうです。

葉ボタンは、こぼれ種で出てきます。冬を越えずーっと大きくなり花をつけてくれました。きっと種をつけ、また来年に。つながっていきますねえ。

庭を育てることは本当に楽しい。うふふ。

3:心と身体の楽しい二人三脚  〜更年期の過ごし方 

更年期という人生の中盤、
いろいろなことがおこりますが、上手にのりきって
人生の次のゲーム局面を楽しみましょうおちうお話をしてきました。
さて、今回は3回目。

☆☆生命を支える底力(腎)と、メンタルの支え生きる意思(肝)

人間を支えるのは、底力(腎)と生きる意思(肝)です。

肝腎要(かんじんかなめ)という言葉があるように、肝と腎は人生を生き抜くときの要です。

底力(腎)と、メンタルを支える頼もしい生きる意思(肝)があれば、私達は楽しく充実した日々がおくれるということです。

更年期はとくにこの底力(腎)が不安定になります。
発育、生殖という負担が外れるという変化についていけていないのです。
この不安定さを肝がカバーしようとします。

メンタルを支える生きる意思である肝は、強い上向きのベクトルをもっています。
そして気の巡りを主っています。
つまり、基本的に体調が不良のときは、気を張って、気持ちのテンションをあげて
乗り切ろうとします。

☆☆暴走族ドライバー肝との付き合い方。

私達の身体を車に例えると、車が器である身体、そして運転手が肝です。

この運転手、安全運転とスムーズで快適なドライブを心がけてくれたら問題はありません。手入れの行き届いた車と優良ドライバー。よいコンビですね。

ときに、この運転手である肝が暴走をしてしまいます。
弱った底力(腎)をカバーしようとよりがんばっちゃいます。
また元々、暴走運転が好きなタイプの方もいらっしゃります。
運転手自身の好みで、なんでも一生懸命、なんでも力一杯という方ですね。
まあ、それはそれでOK。

体調の不安定がメンタル気持ちの不安定に。

 

気持ちの不安定さは、暴走的にテンションが上がる人もいらっしゃりますが、
また逆に、ちょっとしたことでも、気持ちがしゅーんとしてしまってちょっとしぼんじゃう方もいらっしゃります。
気持ちとの付き合い方は更年期の過ごし方で案外大事なんです。

こんなときは、更年期という体の不調に原因を求めるよりも、解決策を探すのが大事です。

身体は変化の時です。その変化が原因。でも、原因を探求してもしょうがない。
いまのこの時期をなんとか乗り切る解決策を探しましょう。

メンタルを支える生きる意思(肝)と上手に付き合い、更年期を乗り切るコツは3つ

1)頑張りすぎず、落ち込みすぎず、気持ちを健やかに保つこと

2)身体そのもの丈夫にし、養生すること。

3)困った不調そのものに対応して過ごしやすくすること。

この3点がポイントです。

基本的に1)2)がポイントです。
気持ちと身体のバランスを取る手入れをして、
身体の困った症状がおきないようにしていきます。
お灸はこの身体の手入れにぴったりですよ。おすすめです。

 

1,2)が養生、3)が対処療法です。

1,2)の
養生というのは、症状が出ないような身体作りをしていくことです。そして、3)の対処療法というのは、症状に対して治療していくことなんですよね。

更年期のひよっこさんたちは、これからの人生の道をあるくために、
自分の身体と向き合い、身体のメンテナンスをしながら、辛い症状に対してはその時々の対応をしていきたいですね。

 

☆☆更年期からの身体作りの5つのコツ

1)食事
2)運動
3)睡眠
4)セルフケアのお灸
5)マインドフルネス瞑想

 

1)食事に注意を払いましょう。

食事バランスガイドが一番! 情報に惑わされる食事を楽しみながらしっかり食べましょう。

2)運動しましょう。

毎日のウオーキングは生活習慣病の予防にもなりますし、気血の巡りをよくしてくれます。
スマホのアプリをみながら歩いている歩数を把握し8000歩を目標に歩いてみましょう。

また筋トレも大事。一生トイレまで歩いて行ける足腰作りはこの更年期時代から始まります。
let’sトレーニング!

3)睡眠を十分にとりましょう


睡眠にトラブルがでやすいのもこの年代ならではですね。
あまり細かいことを気にしすぎずに、出来るセルフケアをしたらあとはOKという気持ちで。
寝る前のスマホなど明るい光は要注意。

4)養生のセルフケアのお灸をしましょう
イラスト 養生 お灸 セルフケア

お灸のセルフケアは、胃袋を使わずに体調を整えてくれる優れもの。
是非ためしてみてくださいね。更年期のセルフケアお灸はこちら→

私、米山は週に1度の鍼灸治療と、毎日の背中のお灸をしていますよ!

毎日の背中のお灸をしていますよ。

5)マインドフルネス瞑想を取り入れましょう。

マインドフルネス暝想はとても効果的。
身体がすーっとリラックスするのを感じます。

私がマインドフルネスに出会ったのはこの石川義樹さんと茂木健一郎さんの対談。
石川さんの勧めるマインドフルネス暝想を実践してリラックスすることを覚えました。
石川義樹さんのお話はこちら→

ただし、残念ながらこのアプリはすでにありません。
他に多くのアプリがありますので、お好きなアプリをお供に、マインドフルネスの実践をしてみてくださいね。アプリの紹介はこちら→

まあ、正直な感想ですが、アプリはシンプルなモノでOKです。
とにかく、感情をちょっと手放して、身体が楽になること。
私は唾液がすーっと流れてくるのを感じればOKって感じです。
これだけで、本当に身体が解き放された感じになります。

まとめ:解き放された時間を楽しく過ごそう!

更年期は、新しい時代への生まれ変わりの時期です。
人生の交番、とにかく楽しく新しいゲームを始めるような積もりで、
やっていきましょう! 

ゲーム


     


自由に自分の人生を満喫するゲームをしましょう。
身体は資本、ゲームを楽しめるように鍛錬しちゃいましょう。

 

オレはポケモン、相棒だよ(^^)

セルフケアのお灸:更年期、養生、健康up

更年期のセルフケア、お灸をしよう!

☆☆更年期からの身体作りのコツ

ちょっぴり衰えが見え始めた土台の力(腎気)と、

衰えをカバーするかのように頑張って生きる意思(肝)である気を張っての生活。

この腎気と肝気の二人三脚が老年期を支えていきます。

器(腎気)の大きさにあわせ、上手に気を張り、気張って生きる老年期の姿がそこにあります。

動画はこちら

動画で説明しているツボに少し追加してお話ししますね。

 手のツボ 曲池(LI11)、合谷(LI4)、

 足のつぼ 足三里、 三陰交、復溜(KI7)

 背中で、首の付け根のツボ 大椎(だいつい)

 背中のツボ 脾兪 腎兪(BL23) 次髎 胞肓(BL53)

 

腕のツボ:合谷、曲池

この二つが腕のツボです。

合谷(ごうこく)はとても有名なツボです。

身体全体の気の巡りをよくしてくれます。

便秘、頭痛、歯痛、なんとなく不調。合谷にお灸しちゃいましょう。

曲池は肘の外側。私はこの曲池に組み合わせて足三里を考えます。

この組み合わせは陽明経という多気多血つまり多くの気と多くの血が存在する経穴の要となるここは、空間的に考えている取穴ともなります。

また、ここに腎兪を組み合わせて考えると、腎という腰椎2番、臍の高さを空間的に肘、膝で取穴していくことにもなり、身体の土台の力をつけるという発想にもつながります。

 

配穴:組み合わせで考えるより効果が出るツボの使い方

 

ツボは1つ1つの役割で考えることもできますが、

組み合わせでより効果を出すこともできます。この考え方を配穴といいます。

私が治療院で患者さんに行うならばこれに、お臍も組み合わせ温灸などをして

効果をより強くしていきます。つまり土台の力(腎気)を育てる配穴として

腎兪、曲池、足三里と考えていくわけです。

足のつぼ:足三里、三陰交、復溜

下肢の経穴です。足三里は松尾芭蕉でも有名ですね。

芭蕉は奥の細道の出発にあたって、

『予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。もゝ引の破をつゞり、笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより、松島の月先心にかゝりて、住る方は人に譲り、杉風が別墅に移るに、

 草の戸も住替る代ぞひなの家』

有名な奥の細道の序章です。

この芭蕉の、『ああ、旅に出たいという』浮き足だった感じがいいですねえ。

片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず
身体はおじいちゃん、心は少年の未来少年コナンならぬ、いにしえおじいちゃん芭蕉!
って、話しがそれました(^_^;)。

復溜(KI7)は少陰腎のツボ『腎虚すればこれを補う』とされる有名なツボです。

三陰交という肝、脾、腎の三つの経絡が交わる要所とも近く組み合わせてパワーアップです。

背中のツボ 脾兪 腎兪(BL23) 次髎 胞肓(BL53)

最後に背中のツボです。

背中のツボは養生にものすごく効果的です。

脾兪、腎兪、次髎とあげましたが、基本的にはその方の弱ったところをみつけて、

8-10個ぐらい選びます。

手足と違って自分ではやりにくいのが欠点ですね。

治療院では、印をつけて、ご家族にやっていただいたり、シールをはって

ガイドにして、ご自身でやっていただくようにもしています。

これらツボを参考にしていただければと思います。

肝兪、脾兪、腎兪、大腸兪、次髎です。

お灸はこんな感じでしてくださいね。

天然ガスと言えば、茂原でしょ。

その地域の人にとってはあたりまえでも、
他の人にとってはなぞ??ってのはたくさんありますね。
私のまわりは、
夫(生まれてからずーっと神奈川県小田原住まい)、
娘(生まれてからずーっと神奈川県小田原住まい)
婿殿(生まれてからずーっと神奈川県内住まい)
私は、生まれは四国高松、育ったのは大阪、名古屋(幼稚園から小学校高学年まで)、千葉(小学校高学年から大学まで)、東京(就職してから結婚まで)、神奈川(結婚してから)です。
先日は、ご飯を食べながらテレビをみていると、
千葉県の天然ガスがこのエネルギー高騰のなか、
同じ値段だというニュースをやっていました。

ここは天然ガスが取れますからね〜とニュースでやっていたので、
私は即答で『茂原だ』と答えると、

夫と娘は『どーしてしっているの?』と。

 
千葉県民にとって、天然ガス=茂原ってのは即答ですよねえ???

生粋の神奈川県民にとって、なんでという項目だそうです。

 
ちなみに、この生粋の神奈川県民は、なにかと『神奈川県アピール』が嬉しそう。
崎陽軒のシュウマイの歌などを2番、3番と仲良く歌います。
『おじいちゃんと一緒に〜〜〜がまんがまん♪』
く、く、く〜。
崎陽軒のシュウマイの歌なんて、メイン部分しかしらないよ。

私はむかーし、横浜の高島屋の結婚式の用品売り場で

『シュウマイウエディングケーキ』を見たときにはのけぞりました。

結婚式のケーキ入刀で、巨大なシュウマイ君に入刀するの??。
そして中からはコロコロと普通サイズのシュウマイが出てくる・・・。
こんなの自分の結婚式に採用するひといるのか??と、
千葉県民の血が濃い私は思いました。

 
天然ガスと言えば茂原!から長々書いてしまいました。
神奈川と言えば、シュウマイかな? いやあれは横浜か。