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不妊相談:不妊、流産、身体と気持ちを整えて無事に妊娠出産 0116

32才で結婚されてからの妊娠希望でしたが、少しゆっくりと赤ちゃんが舞い降りてくれた症例です。

詳しい症例解説はこちら↓
流産、吹き出物、のぼせやすい妊娠、出産

食事を強くコントロールしたり、体重の増減が大きくあると生理に影響が与える場合が多いですね。

自発的に止まってしまっている生理は、治療対象にしようとすると同じぐらいの年月がかかるといわれています。また2年以上止まると、治療そのものがかなり難しくなります。女性にとって大事なことですから気をつけておきたいですよね。ピルなどでコントロールしておくことが大切です。

 

この方では無月経の期間もありますが、それなりに生理や卵巣の状態は保たれていたと思います。しかしながら、お身体そのものの力が少し不足していたので(腎虚、肺気虚)、まず身体の土台作りからはじめていくことになりました。

色々な課題をしっかりと越え、身体に自信ができたところでの妊娠、そして丁寧な妊娠中の体調管理で無事に元気な赤ちゃんと巡り会えたのは本当によかったですね。

過去に人工授精で1度妊娠しているということは、体調さえ整えば、同じようにほぼ自然妊娠と同じプロセスで妊娠できるというい状況です。こういったケースでは、西洋医学的な不妊治療そのものをあせるのではなく、まずご自身の体調を管理し、食事を楽しくめしあがり、その日々の幸せの文脈の中にこうのとりはやってきてくれるのかななんて思っています。

あせらず、自分自身の身体をしっかりさせることで、自然とコウノトリもやってきてくれますし、子育ても楽しめ、お子さんと充実した時間もすごせると思います。

ときどき拝見させていただいている、お子さんの成長の写真。
とーっても楽しみです。うれしいですよねえ。

☆ご相談:早く妊娠したいです。どうしたらいいでしょうか?

34歳の主婦です。
29歳で結婚して、31歳から妊娠を希望しています。

多嚢胞性卵巣症候群と診断され、クロミッドを使っています。卵胞はでき、生理周期もそれなりにととのっています。

人工授精によって1度妊娠しましたが、胎嚢はみえず流産となってしまいました。
流産してから、月経周期がもとのように回復するのに7ヶ月もかかってしまいました。

20代前半から慢性的にでている、口や顎の周りの吹き出物がきになります。
またとてものぼせやすく、寒いところから暖かい部屋にはいると熱が籠もった感じになり、実際に鏡で顔を見ると赤くなっています。また、そんな風にのぼせて顔が赤くなるほどなのに、足や下腹の冷えはひどく、特に冬に冷えると下腹が痛みます。

早く妊娠して、無事に出産までたどりつきたいと願っています。
どうしたらいいでしょうか?

☆☆ビッグママからのお返事

早く妊娠して、子供を家族にお迎えしたいっていうご相談ですね。
少し整理して考えていきましょう。

☆☆妊娠について
生理不順の要因や、流産というご経験がありますね。
これは妊娠について課題となることではあります。
しかしながら、

・自然に妊娠が出来る力のあるカップルである
・ちゃんと排卵がある
・着床する力がある。

このことは大きなポイントです。
あせらずに、しっかりと身体作りをすることで、きっとお子さんに恵まれると思います。

もう少し課題を分けて考えていきましょう。

☆☆身体の課題と精神的な課題

真面目にお仕事を頑張る誠実な方だなと感じます。
その真面目さが、身体の負担にはなっているのかなと思います。

頑張ると言うことは、気を上に持ち上げて、肩、首、頭に集中します。
気がのぼることで、のぼせやすくなる、吹き出物など、
上半身の症状がいろいろ出現しますね。

そして相対的に、上に気が集まれば、下が空虚になります。
下半身足腰には気が足りなくなりますから
冷えをおこしますし、生理の問題も出現しがちになります。

☆☆流産や出産が身体に与える影響

不妊治療によって妊娠されるものの、残念ながら流産になってしまわれましたね。
流産は、妊娠にまつわる自然な流れである場合も多くあります。
しかしながら流産後になかなか体調が回復しなかったのは、ご自身の
もともと不足気味だった下半身足腰の気血が流産によってより
損なわれてしまった可能性も考えられます。
流産後の不調は二人目不妊と同じように考えられます。
つまり、出産や流産は身体そのものに大きな負担になる可能性があるということ。
そしてその負担によって、気血が消耗し、妊娠しにくいという状況がおこるということです。

状況によっては、『妊娠しにくくなる』原因になる流産出産ですが、
逆に、出産や流産は『妊娠しやすい』状況も作ることがあります。
どちらになるのかは、もともとの身体の力なのです。
身体に力(生命力)があれば、出産や流産が気持ちのよいリセットとなり、
次への前向きな準備となる場合もあるのです。

生命力の土台の力(腎気)となる力をつけ、子宮、卵巣などの女子胞の力をしっかりつけ体調をあげ妊娠、出産に向けて頑張って行きましょう。

☆東洋医学的な見方 治療方針

弁証:腎虚、肺気虚
論治:補腎、補肺気

<治療指針>
腎気をしっかりさせることを第一の目標とする。肝鬱になりやすい状態ではあ
るものの、仕事を辞めたことで肝鬱の最大の要因が取り除かれていることか
ら、根である腎気に加え、蓋である肺気を補うことで、肝鬱が徐々に落ち着い
ていくところを目指す。

かなり負担が見受けられる脾気に関しては、様子を見ながら、必要であれば脾
気からもアプローチする。

☆☆肺気(やかん)と腎気(ガスレンジ)

東洋医学で言うところの肺というのは、華蓋、つまりヤカンの蓋のような役割です。
ヤカンを火に掛け、お湯を沸かすときに、蓋がしっかりしていないと、どんどん
中身が蒸発してしまいなくなってしまいます。
逆に、蓋がガッツリしすぎて蒸気を逃がしてくれなければ、内側の圧力が籠もってしまいます。

本症例ではこの肺気の課題があるため、固い蓋になってしまったり、きちんと中身を守れない蓋になったりと、熱が逃げ場を求めて吹き出物になったり、全身の力が不足する気虚を進める要因となっていました。

心と身体の二人三脚はとても大事です。
食生活の充実は、その人の気持ちをほっとさせてくれると思います。
しかし大きな体重減少や、生理が止まってしまうほどの食事コントロールは
その時を乗り越えることができても、その人の器を小さくしてしまい、
内熱が立ちやすくなり、そのときは『元気です!』という気が立ちやすい状態に
なるものの、のちのち体力、気力が続かないということになります。

ゆっくりでいいんですよね、
しっかりと血肉を養い、気持ちをゆっくりもって、前にすすんでいけたらいいんです。

確実に身体作りをし、無事にお子さんをお迎えになることができました。
おめでとうございます。

☆☆治療経過

初診 週に1度以上の治療間隔、毎日の自宅施灸。養命酒などを勧める。

鍼灸治療:百会(7)右内関+ミニ灸 右足三里、右陰陵泉、三陰交 臍(棒灸)
肺兪(温灸)、左胃兪、右三焦兪、腎兪、次髎

自宅施灸指示:臍(棒灸)内関、外関、関元、気海、大巨、三陰交、陰陵泉、胃兪、脾兪、腎兪、次髎などのミニ灸によるセルフ灸を適宜

 

3ヶ月後
高温期がきれいにあがるようになってきた。
体調を整えながら、ステップアップをする。
病院の都合や、生理周期の問題でなかなか治療が進まない中、
1年後に妊娠。

妊娠30w:逆子
左外関、左陽池、三陰交、陰陵泉。
腹部棒灸、左至陰
胃兪、三焦兪。
→31週には頭位になる。

→40w無事に出産

おめでとうございます、よかったですねえ。

逆子ちゃんのお灸 回ってくれますように。

さて逆子ちゃんの治療をしました。

鍼灸で有名ですが、先ず逆子ちゃんはなにもしなくても案外治ります(^_^;)
ただし、逆子ちゃんになれば、帝王切開というのが今時の決まりですから
逆子をどうにかしたいというのもよくわかります。

逆子ちゃんが回るポイントは、お腹が柔らかいことです。

十分に余裕があって、お腹が柔らかい。緊張感がなくてゆったりしている。

この状態にない場合は、あせりは禁物。まず身体に余裕をもたせ、
お腹が柔らかくなることが大切です。

☆熱いお灸で爪痕が。それでも回らないときは回らない。

以前に、逆子のお灸をしてもらったけど回らないという方がいらっしゃりました。
別の鍼灸院でやってもらったというすごく熱いお灸のせいで、握りこぶしを作った爪が手の平に食い込み爪痕が傷になって出血の後が!。そんな傷が出来るほどと驚きました。
そんな辛さを我慢しても回らないものはまわらないのです。

この方のお腹をみたら、非常に羊水が少ない様子でパツパツの上に硬い状態。
これじゃあ、いくら「逆子のお灸」をしてもダメじゃんと正直思いました。
そして、

「いまは身体に余裕がなくて、赤ちゃんを包むお腹も余裕がないですよ。まず身体に余裕をつけて回らなかったら、それは赤ちゃんがそう望んでいるんだ!っていうぐらいに思ったら如何でしょうか?」

とお伝えしました。

その方は納得して下さり、以降はお体の手入れにを中心に施術させて頂きました。

結果的には逆子ちゃんは回ることはなかったのですが、お体に余裕ができ、
ご本人も「いままでとっても身体に無理をしていたんだなってわかりました」とのこと。
臍帯がちょっと短かったようです。回りたくない理由があったんだなと思います。

逆子ちゃん、あせる気持ちはよくわかります。

ただ、ゆったりすることを気に掛けて頂き、その上で今回ご紹介するお灸を組み込んで頂くと、するすると回ってくれることもありますね。

☆逆子ちゃん 症例から

さて、あと1ヶ月ちょっとで出産予定の方。

検診にいったら逆子っていわれたとのこと。

えー今更の34週。
実は逆子治療で回りやすいのは、29週から32週ぐらいまでです。
それ以降ですと、微妙ですねえ(^_^;)回るときは回る。
ちなみに、39週で逆子と言われた方。
ダメ元でという感じで治療をしましたら、無事に回ってくれて経膣分娩出来ました。
回るときは回るですねえ。

さて、
どこを蹴るの?と候うと、お腹の下の方と。
ふむふむ、お腹の下の方を蹴っている場合は逆子ちゃんの可能性大です。

お腹をみると、柔らかい。
おおいい感じだなー。回るかなーと思いながらも、
この週数だから回らなくてもしょうがないねとお話。

ちなみに病院の先生は気にするな(^_^;)と。
帝王切開の予定日だけお知らせしてくれたとのことでした。
まあ、これがスタンダードですね。

☆逆子ちゃんのお灸

1)背部兪穴のお灸
2)三陰交、至陰のお灸

まず、
1)背部兪穴のお灸。
背部兪穴のお灸

実はこの背部兪穴のお灸は、12週ぐらいに
「トイレが近くてしょーがない」というあたりからずっと
やっています。このお灸をいれたら調子がよいので継続と。

妊婦さんは、身体に余裕をつけること。これが第1ポイントです。
背中のお灸は効きますよ(^^)

 

2)三陰交、至陰のお灸。

逆子のお灸

この至陰は有名ですね。

私は左右差をみて、冷えのきついほうに、やります。

今回はセンネン灸のちょいと強いタイプで。
至陰だけ感じにくかったので3回
しっかりと染みるまでやります。
三陰交はあつさをほんのり感じる程度でOKです。

治療直後、なんとなく動いた感じがすると。

翌日には、真ん中当たりを蹴ってるっていうので、
まあ、下じゃなければいいかと思い、それ以降は背部兪穴のお灸だけにしました。

次の検診で、ちゃんと回っていてくれて帝王切開予定日は取り消しに。
無事に出産を迎えられますように。

44歳 不妊治療の舵取り相談⑤ 生殖医療の基本と、不安に対応

不妊治療では、どのように治療を進めていくかを考えることがとても大切です。

ある44歳の女性の不妊カウンセリングをおこない、無事に45歳にて妊娠出産された方がいらっしゃります。

そのときの不妊カウンセリングから、私が印象に残っていることをお話ししますね。
ひとりでも多くの方にご参考となりますように、
そして一人でも多くの方が赤ちゃんとめぐりあえますように

不妊治療の舵取り相談、1,2回目はこちらです。
1)44歳 不妊治療の舵取り相談 ①確率の説明だけで選択しない

2)44歳 不妊治療の舵取り相談 ②今の状態で出来ることをしっかりとやっておく

3)44歳 不妊治療の舵取り相談 ③採卵につながる卵胞成長のコツ

4)44歳 不妊治療の舵取り相談 ④空砲が多い、卵胞が出てこない

☆44歳 不妊治療の舵取り相談

相談:44歳女性 42歳で結婚後、自然に妊娠するのかと思いそのまま経過。
43歳の時にAクリニックにて体外受精。3個受精胚盤胞にならず終了。
転院Bクリニック、1回目、2回目空砲のみ、3回目排卵済みで採卵できず。
現在の生理三日目fshは15-20ぐらいで定期的に月経があります。

どうしたらいいでしょうか?

 

1)44歳 不妊治療の舵取り相談⑤生殖医療の基本と、不安に対応

→生殖医療の基本は介入が少ないこと

生殖医療には自然の淘汰があります。
また医療介入が少ないことも大切です。
つまり、なるべく自然な形に近くということが、生殖医療の基本になるかと思います。

1度は凍結などの医療介入をしない、フレッシュの胚移植の選択もよいでしょう。
つまり、採卵して同じ周期に移植ということです。

このときに、複数胚採れれば、残った胚は培養し、胚盤胞にして凍結。
このように1度の採卵でそのまま移植した卵で妊娠、出産。
2年後に残った凍結胚盤砲を移植し妊娠、出産。

こんなスムーズな流れになると本当にいいなあと願っています。

→着床前診断、どのように取り入れるのか。

着床前診断が多くなされるようになり、不育症で悩む人の朗報だなと思います。
ある方が、3回移植しても1度も着床すらしないということで転院し、
着床前診断をしているクリニックを受診されました。

そこで、少し誘発方法を変え、多めの卵が採卵出来るような方法をとり、9個採卵でき、
6個の胚盤胞ができました。金銭的に迷ったようですが2個を着床前診断に出し、2個ともOKが
でたとのこと。

移植の時に、この方とお話ししました。
いろいろな考え方があるとは思いますが、

6個取れた胚盤胞のうち、2個を診断してもらい2個ともOK。
ということは、遺伝子的な問題が多いタイプではないのかなと考え、
1度も着床しなかったのは、移植時の子宮内膜、子宮血流の問題が多いのかも。
着床前診断をしていない方の卵を先に、しっかりと着床するための身体作りをして移植。
これで上手く行けば、数年後に二人目のお子さんを考えたときの移植は、
しっかりと着床前診断がついている卵を自信を持って移植すればいいわけだから
だいぶ気が楽じゃない?

と、話しました。この考え方の底辺には、1度も着床しないのは
1)着床するご本人の身体の状態
2)胚の遺伝的な問題
がごっちゃになって考えられているので、1)の状態で着床しないのかどうかを見極めた方が
よいのではと私が考えたからです。お体を拝見して、1)の課題はあるタイプだなと思いました。
1)のタイプの方が2)の対策だけおこなっても結果が出ません。
このあたりが不妊治療を難しくしているポイントですね。

このあと、クリニックの方とも話し合い、着床前診断をしていない胚盤胞を移植。
無事に妊娠されました。やはり、今まで一度も着床しなかったのは胚のせいというよりも、
ご本人の着床する力の問題出会った可能性が高いのかなと感じました。

ご本人としては、残った4個の胚を数年後というご自身の年齢が高くなったときの移植になるので、しっかりと選んだ、若いときの卵を移植出来ることにとても喜んでいらっしゃりました。

しかしながら、年齢の高めの人の治療の場合、胚盤胞まで到達した卵が1個だったらどう考えたらいいのでしょうか?。

→着床前診断は胚盤胞まで育つことが前提。胚盤胞にならない場合は?

合理的に考えれば、着床前診断をするべきだと思います。

しかしながら、せっかくできたたった1つの胚盤胞や、そもそも胚盤胞にならない場合はどうしたらいいのでしょうかねえ。

不妊治療は移植しないで終了ということがしにくいのなかとも思います。
つまり、培養途中で終わりとか、胚盤胞になったもののそのまま廃棄ということでは、
納得して終わることが出来ない方がおおいのかなと感じます。

私がお勧めしているのは、なるべく初期胚で凍結してしまい、複数胚移植にすることです。移植も出来るし、複数胚で着床もしやすくなるというメリットがあります。
また、妊娠しなくても、卵をお迎えすることができたということで、納得して
治療終了になさった方もいます。

また、この方法で、胚盤胞にならなくなっている方が妊娠しているのを何例も経験しています。

つまり、培養によってでは胚盤胞にならない卵でも、移植してお腹の中ならば育つ可能性があるということ。そして、いままで胚盤胞にならないという理由で廃棄されていた卵に、良好卵であった可能性があるのではという事も感じます。

これは、着床前診断を受けた方が、スピードが速い良好な胚盤胞が、着床前診断においてもOKがでるのではなく、案外、真ん中やよくないレベルのものが着床前診断でOKがでたというお話を伺うことをあわせ、納得ができるところです。

いままでも、グレードの高いものから順に移植して、1,2番目の卵はだめで、4番目、5番目の卵で妊娠、出産したという事例も多かったことからもわかります。

このあたりが、生殖の不思議なところですね。

→年齢高めの治療で妊娠、不安を感じるのならば

 

高齢出産の方は、自分が高齢だから赤ちゃんにいろいろなトラブルがあっても育てられるか不安とおっしゃる方がいらしゃります。

これは高齢であってもなくても、同じような悩みや不安はありますね。

私はそういった方には、妊娠してから胎児ドックやその他の検査をしっかり受けてみることで対応してみてはとお勧めしています。

まあ、それぞれに迷うことは多くありますが、ご参考まで。

→凍結という技術は時間を買うこと。

 

不妊治療において、一番の課題は年齢要因です。この年齢要因に唯一効果的な手段は凍結です。凍結は時間を助けてくれるもの。上手に活用することが大事です。

→いま、やるべき事の優先順位をはっきりさせましょう。

ご自身がやるべきこと、できることをしっかりと整理しておく。

妊娠は生命の余力で営まれます。妊娠しなくてもしても、日常には差し障りがない。
しかしながら、日常で精一杯だと生殖にまわる余力が生まれない
生殖優先と腹をくくっての1年でよいかと思います。3年後に同じ事は出来ないと思います。

仕事も大事で、なかなかどちらかを選ぶことも出来ないのもよくわかります。

私がその立場でも迷うと思います。

ただ、腹を括って取り組み、前に進む方々を多く見る中で、

やっぱり心を決める必要なこともあるんだなと思っています。

→クリニックの転院について

クリニック選びもやはりとても重要です。

クリニックの転院は、よく考えて。そのクリニックの特徴をいかすことが大事です。クリニックによって違う制限や特性を知ることも大事だと思います。

複数胚移植、初期胚凍結、二段階移植。やってみたいと思うことが出来るのかどうかもポイントですね。

気になるクリニックがあれば初診を受けてみるのも大事です。

初診さえうけておけば、転院も時間のロスがない場合が多いですね。

→この1年が不妊治療のラストチャンス。

何度もくどく申し上げましたが(^_^;)、いま、卵胞が出来てきて、採卵できていること。FSHも15−20の数字である今の状態がいつまでも続くとは限りません。

とにかく、このチャンスをしっかりといかして、ご自身の人生の選択に悔いが残らないようにと思います。ことから、しっかりと採卵し、移植できる状態(凍結)にする。

不妊カウンセリングのお申し込みはビッグ治療室までお問い合わせください

庭と一緒にこれからも楽しもっと!

いま、花がどんどん歌を歌うように咲いてますねえ。

初雪葛もやる気をだしはじめています。
これは裏庭にあります。2,3本あるかな。白い花はいいですねえ。

日陰の庭でも、クリスマスローズがささやくように、楽しそうに合唱しています。

紅色が中心ですが、白もいいです。

私の心の中に、「ホワイトガーデン」がいつもあります。

庭は、テーマカラーを決めて!といつも思うのですが、

ついつい目先の綺麗さと、結局残るその環境にあう草花という取り合わせで

カラーの統一が出来ずにいます。

む、むずかしい。

クリスマスローズ

こちらは冬越ししたベコニア。

冬になって枯れたところで枯れ葉で莖をおおい、雨露のあたらないところに

鉢を移動しておきました。

枯れ葉をとってみたらこのとおり。

もう1回シーズンをすごせそうです。

ここは神奈川県小田原。

1年草あつかいになってしまうものも、うまいこと冬越しできると

もう1シーズン楽しめます。

それにしても、寒さがちょっと緩んできた頃の庭は

生命の活気を感じます。

庭と一緒にこれからもたのしもっと。

栄養情報も流行には要注意、話は単純化され盛ってある

佐々木敏先生は、私が栄養に関する考え方で基本とさせていただいている先生です。
尖らない、データーに基づいたお話は「信頼出来る」と思っています。
佐々木先生の基本的な栄養の考え方はこのコープのサイトが参考になります。

さて、今回はこちら↓。
相変わらず話しが面白いです。少し一緒に読んで考えてみましょう。

栄養情報も流行には要注意、話は単純化され盛ってある

栄養情報も流行には要注意、話は単純化され盛ってある

佐々木敏·東京大学大学院医学系研究科教授インタビュー(1松永和紀 (科学ジャーナリスト)

豚肉とビタミンB1は有名、それと夏バテと結びつけるのは疑問と!
まあ、確かにそうですねえ。

ビタミンB1について→

つまり、ビタミンB1はチアミンという名称の化合物で、ブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要な栄養素ということですね。

水溶性ビタミンなので摂取基準の上限はありませんが、
サプリなどで取る場合はちょっと注意ですね。
糖をエネルギーにするということで、夏バテによいというイメージを作ったのかも知れませんね。

プレゼンのようにわかりやすく話しをする場合には、こういった事例を使うのは理解出来ます。ただし、それが一人歩きしちゃうのが問題(^_^;)

☆野菜を主食より先に食べるは、唯一の結論か?

佐々木先生は「野菜を主食より先に食べる」についても、

>「有望な選択肢の一つ」くらいに理解しておきたいところです。

と、仰っています。ふむふむ。
これは、野菜を先にたべるということで、

   ・主食の食べ過ぎを防げる
   ・野菜の摂取量が増える
   ・食べる早さが遅くなる、しっかり噛む

速食いの人はゆっくり食べる人よりも糖尿病に2倍もかかりやすいとした報告があるそうです。つまり、この「野菜を先に食べる」ということが、様々な要因から効いている、そして何が効いているのかは判然としないので情報に距離感をもつということかなと。

☆ビッグママ治療室での食事指導

当院でも、食事の話しをするときには、まず生活食事記録をつけていただいています。
そうしないと、目の前の患者さんの語っている「食」のありようがみえてこないのです。
佐々木先生のおっしゃるように、”野菜を先に食べる”という言葉ですら、さまざまな
行動や側面をはらんでいます。その方の本質に迫ったアドバイスをするのは
本当に難しいんです。

 

☆三角食べのよさは日本的な口中調味

さて、このあと日本的な三角食べだって上記要素は満たせるよとお話が展開していきます。
三角食べは、主食、主菜、副菜を順に少しずつ食べる食べ方ですね。
むかし、その図をみたかもっていう記憶がよみがえります。

口の中を空にして次の食べ物を食べるのでなく、両者を口の中で混ぜ合わせて味の広がりを楽しむ「口中調味」を行うもので、日本の食べ方の特徴とのこと。食べ方って世界各国でいろいろあるんですねえ。

この三角食べだと、
・1度に口に入れる量がわずかで、様々な食材を摂取出来る。
このことが、早食いや、野菜不足などなども補い、結果として十分な栄養を摂取し
身体にとって利点の多い食べ方にもなるということです。

☆野菜さき食べと三角食べの結論

佐々木先生は、野菜さき食べと、三角食べの結論として

”ぼくは、食事を体のためのガソリンやオイル、または薬と考えている人や食事にできるだけ時間をかけたくない人には野菜先食べを、そうではない人には三角食べ口内調味を勧めます。”

とおっしゃっています。

食べ方は、これがいい!というスタイルだけはなく、生活や好みにあわせても同じ目的が達せられるよという柔らかさを感じますね。

☆低糖質ダイエットは本当に効くのか?

佐々木先生は昨今流行の低糖質ダイエットにも言及されています。
結論として

”低糖質にする食事法とバランスよく食べる方法、低脂質の食事法の三つの効果を調べる研究結果を集めまとめて解析(メタ・アナリシス)した結果では、三つとも痩せています。低糖質だからことさらに痩せる、というわけではありません。”

結局、低糖質でも、バランスでも、低脂質でもOKなのですね。

(佐々木先生のあげている論文、英語でした(^_^;)とても読めない)

佐々木先生のスタンスは、「良い食品」「悪い食品」という言い方や分類にも言及されています。ここが佐々木先生の醍醐味ですね。佐々木先生のおっかけとしては、これからも追っかけ続けたいと思います(^^)