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便秘のお話。 お灸でセルフケアしましょう。

便秘はやっぱり話題ですね。
よく相談をお受けします。

便秘の鉄板! セルフケア

とりあえず、鉄板は以前に紹介させて頂きました松本アキコさんの本。
基本的なことがしっかりと押さえてあるように思います。
松本アキコさん・小林先生便秘の話し

便秘に付き合う基本的なお話はこちら↑でさせていただきましたので、
詳しくはそちらを(^_^;)

そのうえで、やっぱり便秘は昔からのみんなの悩み事
灸歌があります。

☆灸歌
便秘には大横(SP15)、大巨(ST27) 腹結(SP14)に神門(HT7)
   章門(LR13)、大腸の逾(大腸兪(BL25)

とあります。

この大横(だいおう、SP15)、大巨(ST27) 腹結(SP14)はお腹のツボです。
松本さんの本にもありますが、おなかもみもみってのは、やっぱり効きそうですし、
このツボも効きそうですね。

案外、お腹の中央にツボは集中しています。本の揉むべきポイントはもっと外側なので、少しツボとは違いますね。

松本アキコさんの本で紹介されている、揉むべきポイントに、灸歌のツボをいれてみました。

お灸のポイントは気海(CV6)です。お臍のすぐ下にあります。

このツボは、お腹のパワーアップです。

 

お灸のポイント、気海のツボの使い方

もしお灸をするならば、私はこの1点に多壮灸(たそうきゅう・同じ点に沢山の数のお灸を据えること)をして、それからマッサージかなって思います。

気海(CV6)効きますよ。

 

 

 

 

 

お灸のポイント、神門の使い方

神門というのは、手にあります。


教科書的にはこんな位置→ですが、私はこんな感じでツボをとります。↓↓


手首の尺骨側(腕の骨です)のところ。尺骨頭の骨際を探し、コロコロしているポイントをとります。澤田流というお灸のポイントでもこのコロコロした神門を探すのがコツとされています。

このコロコロを狙ってお灸を据えます。
私はダイレクトにここを押さえてマッサージします。

これは気滞という気の滞りをとってくれます。肩こりや頭痛でも気の滞りが主因であればよく効きますので、同じように使ってみてください。便通でもスッキリです。

大腸兪(BL25)というのは背中のツボ。

大腸兪(BL25) セルフケア 脾兪(BL20) 腎兪 気海(CV6)
背中のツボはききますね。他のツボも一緒に使うのもOKです。是非お試しを(^^)

便秘のお悩み:お灸をしてみましょう(^^) 

便秘で悩む人は多いのかと思います。

便秘については以前にもだいぶ書いていますが、質問を頂いたのでもう一度!

まあ、便通は毎日でることではなく、便通がスッキリあることが大事です。

気持ちよく食べて、スッキリ出る。大事ですね。

便秘外来で小林弘幸先生のお話はとても参考になります。

松本明子さんの腸をキレイにしたらたった3週間で体の不調がみるみる改善されて40年来の便秘にサヨナラできました!
という本が参考になります。


さて、便秘について東洋医学的にまとめてみました。

東洋医学では身体を肝、心、脾、肺、腎の五臓にわけてかんがえています。

ポイントは、

1:心と身体の緊張を緩めること(肝)

2:食事(タイミング、食べ物の種類など)(脾)

3:身体の底力(腎)

となります。

便秘も身体の底支えがあってこそスムーズになりたちます。
朝日を浴びてご飯を食べるという体内時計のスイッチオン!
食物繊維や善玉菌の多い食物、水分をのむ
感謝してリラックスしてすごす。
ストレッチなどの体操をするってなことですね。

では、お灸でのアドバイス。
お腹のツボ、
お腹 :お臍のすぐした気海(CV6)  天枢
手:合谷(LI4) 手の支溝(TE6)
足:足三里  KI6(照海)

こんなツボがあげられます。
私のお勧めは、まず足のお灸をしちゃいます。
1)足三里にお灸

2)手の合谷(LI4)にお灸

 

最後に気海(CV6)というお臍の下のツボにお灸を3回。

身体全体の動きをつけて、最後にお腹の力をアップ!です。

 

便秘は、余裕のある生活を! あせらずリラックスの生活改善。

ある方がご自身の症例を弁証論治という東洋医学的な手法を使って解き明かすときに、
だいぶご自身の便秘で悩まれていました。

そこで便秘に興味をもちました。

便秘って世の中では対応策としてはどんなものが提示されているのか、興味をもって本を読んでみました。

すると、松本明子さんというタレントさんが取り組んだ手記が非常に興味深かったです。
松本明子著 
アスコム出版 小林弘幸監修

彼女は子供の頃からお母さんに浣腸して貰うほどの便秘。幼少時代に習い事などで忙しく便意を無視する生活、くそ真面目で頑張りすぎる事が多い、便秘は非常に悪い状態だったそうです。

この本から提示されているのは

・毎日トイレに5分座るという習慣化
・心と身体の緊張を緩めよう
→同じような毎日(習慣化)
→余裕ある時間の設定(あせらないようにする。
→呼吸法をおこないリラックス

・感謝して寝る
・夜寝る前3時間までに食事を終わらせ、朝ご飯を毎日とる(習慣化、腸の蠕動運動を促す)
・食事に発酵食品などを取る
・ストレッチを行う。腹部を伸ばしたり、腸に圧力をかけたり
・朝一杯の水を飲む(スイッチオン、胃結腸反射)

この本はリラックス、緊張を緩めると言うことが強く提唱されていて、便通に対する考えが
オモシロかったので、ざっくりと五臓にわけてみました。

五臓の弁別
肝:
・毎日五分トイレに座るという習慣化(習慣化なので、意思の力を使わずに楽に行動)
・心と身体の緊張をゆるめる(肝気をゆるめる)
・あせらないでよいように余裕のある時間設定(気機が乱されないようにする)
・呼吸法をおこないリラックス(肝気がゆるむ)
・感謝して寝る(肝気の高ぶりが納まる)
・ストレッチをおこなう(肝気を伸びやかにする)
心:なし
脾:
・寝る3時間前までに食事を終わらせる
・朝ご飯を毎日取る
・食事に発酵食品などをとる
・朝一杯の水を飲む

・呼吸法をおこないリラックス(肺気を動かして全身の気の巡りをよくする)

・感謝して寝る
・下剤を使うー腎気をそこなう

この本で面白いなと思ったのが、便通の改善を提唱するときに、強く推薦されていることが、ゆっくり行動、笑顔、緊張したら深呼吸という一見便秘とは何ら関係がないと思われることです。五臓の弁別を通すと肝気を伸びやかにし、気の昇降出入を
大事にすることがポイントであると理解できました。

また、下剤を使うことを強く諫めています。この本の中では腸の状態がむくみっぽくなりより便通が悪くなるという説明をされています。これは結局、便通はつけるが、腎気を損ない生命力そのものが失われてしまい、一時は症状を改善させるが、かえって生命に負担をかけてしまうということをお話しされているのではないかと理解しました。

便秘だと食べ物や食事習慣や胃腸の問題だけに注目がいってしまいますが、まるごと一つの身体の中で起こっている便通であり、全身の問題ととらえることが必要であり、また肝気を中心とした全身の気の昇降出入が便通にも大きく係わり、このことをポイントとする便通指導が本の著者のような頑固な便通異常にも効果的であることは改めて勉強になりました。

食事についても面白いですね。
メモを作ってみました。
水:水溶性食物繊維
H:発酵食品
N:乳酸菌
O:オイル、オリゴ糖

食べ物に気を配るのってとても大事ですね。

0005:柿の食べ過ぎで肩が痛い?? 飲食不摂の症例

肩の痛み、つらいですねえ。また手の痛みや他の痛みも伴ってくることが多いです。

一つ一つの症状を考えていると、それぞれの筋肉がよくないとか、関節の問題だという事もあるでしょう。しかしながら、お身体全体を拝見し、考えていくと、一見よいと思われることも疑問符がつくことがあります。

この症例でも、柿を食べると便通がつくということで非常に多食なさっていましたが、結局それは冷え下しにつながっており、ご自身の生命力が低下してくとともに、体力を減少させることとなり、なかなか治らない関節や腱の痛みにつながっていってしまっていました。

肩の痛みの症例
56歳 女性 コンビニ店員
身長:160cm、体重:50kg
主訴・・・肩の凝り、痛み

【主訴について】
左肩は1年ぐらい前から小指が痛み出しそれから左肩全体が痛い。右肩は11月から急に痛い。同時に、膝の痛み、臀部から下肢にかけての痛み出現。右鎖骨辺りから腕の付け根の前面が痛い。朝起きぬけが痛い。痛い時期は一定しない。関節が痛くて、痛みは移動する。

お話しを伺うと、便秘にだいぶお悩みで、柿などを食べると便通がついてお身体が楽だということでした。しかしながら全体を眺めると、その柿の多食と関節の痛みはリンクしており、柿を食べて便通を起こさせ身体をすっきりさせることはできていても、そのときに身体を暖め養っている陽気までも奪われ、関節の痛みがだんだん治りにくくなっているようでした。

 

【治療経過】

4診まで(週に1度程度の間隔で)
柿をやめたらまた悪くなっていた便通が非常によくなった。
左肩は暖かい日にはあまり痛みがきにならなくなった。
右肩は忘れる日もでてきた。
7診で、肩の痛みはほぼ消失。

柿で便通がつくということで食べ過ぎていて、結局生命力がおちていくと、冷えくだしになっていたため、もっと便通が悪くなるという結果につながっていたわけです。柿をやめて、身体を温め身体の内側にあった風邪をおいだし、胃腸の状態をよくしていくことで肩の痛みも消失しています。

 

【日々を気持ちよく暮らすために、あなたへのアドバイス】

1年前からだいぶ体調が悪く、辛い状態が続いていますね。

肩やいろいろな関節の痛みと、やる気のなさ強いだるさなどは、身体の中の
ひとつの出来事として根本原因は同じです。

もともと胃腸の弱さがあり、便通などの状態がよくないですね。
この上に、ストレスで胃をいためたり、冷える柿などの食べ物で
より胃腸をいためたために、冷えが身体の中に入り込んだため、関節の痛みや
やる気のなさ、だるさとなっています。

柿などの便通のつく食べ物は身体を強く冷やしている場合が多くあります。
今回、便通がついているのに、どんどん関節の痛みや辛い症状が強くなってしまっ
たのはこのためです。食べ物に注意して体をあたためるように心がけましょう。

また胃腸の弱さがありますね。お灸の指示をいたしましたので、できる範囲で結
構ですから、毎日かかさず施灸をするように心がけてください。

がんばっていきましょう。

飲食不節の要因となっている柿の多食を注意し(ただし、季節が終わり、すでに
便秘がはじまっていますので、今後の問題として)、
い、脾気をたてることを治療目標とします。
御自身の養生としては、ストレスと上手につきあうこと。冷える食べ物を
控えることを気をつけて
たいと思います。

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さて、使った穴 初診時のみですが掲載しますね。
左後谿 左神門(鍼、ミニ灸)
左中府、ダンチュウ(ミニ灸)
足三里(灸頭鍼)
身柱(7)、大椎温灸、
左脾兪(鍼、温灸、10)
左右三焦兪(鍼、温灸、ミニ灸)。

後谿は、八脈交会穴の一つで、督脉に通じていますね。手太陽経の兪穴。この督脉に通じると言うところから身柱、大椎と身体の中心を温養していけますし、逆に裏である任脉も膻中を使って整えていきます。足三里、脾兪、三焦兪と脾ー胃ー三焦(脾三焦は子午)というベタなところもつかっております。結構美しい配穴ですねえ・・納得(^^)

『お魚ぷっくり』手のひら母子球のセルフケアマッサージ

『お魚ぷっくり』手のひら母子球のセルフケアマッサージ

手のひらを広げ、親指の付け根をみてみましょう。
まるで、お魚のぷっくりしたお腹が横たわっている様に見えますね。

手のひらのマッサージはとても気持ちがリラックスすっきりします。
とくに、このお魚ぷっくりゾーンは様々な症状に効果的。

この場所は、東洋医学でいうところの肺のツボ(、そして手の甲側は合谷って言う大きく気の巡りをよくするツボもあったりします。上半身の凝り固まった肩こり首コリなどや、女性の生殖力upが期待できます。

是非セルフマッサージしましょう。

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手のひらチェック
1)まずご自身の手のひらを開いて、この母子球(親指の付け根のぷっくりしているところ)をみてください。

2)ぐっと凝り固まっていたり、青筋だったりして血色が悪い感じだったら、このマッサージがとても効きます。やってみましょう。

3)左右差も比べてみましょう。右と左、とくにコリが強かったり青みが大きい方はよりしっかりとマッサージしましょう。

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お魚ぷっくりセルフケアマッサージやり方
(動画をごらんください。)
(右手をマッサージする場合を説明しますね。左手の場合は逆になります)

1)手のひらをしっかりと広げます
2)右の親指の付け根に左の小指をひっかけます。
3)そのまま左の2,3、4指を右手の甲側に回し、しっかりと支えにぎり込みます。
4)左手の親指で、お魚ぷっくりゾーンをしっかりと押します。左手の2,3、4指で裏側から支えながらやるのがコツです。
5)お魚ぷっくりゾーンを少しストレッチするように開いて行うと効果アップ

母指球のマッサージです。ご参考まで。 #ビッグママ治療室

Yoneyama Akikoさん(@hideyoshi222)がシェアした投稿 –

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効果

このお魚ぷっくりセルフケアマッサージは、東洋医学で言うところの肺のゾーンをしっかりとマッサージします。そして同時に合谷という便秘や肩こりでも有名なツボにもアプローチ。

凝り固まりをしっかりとほぐして、気の巡りをよくしましょう。すっきりとしますよ。

また、このゾーンは二つの特性もあります。
特に効果的なポイントというイメージで捉えてください。

AゾーンとBゾーンふたつに分けて紹介しますね。

お魚ぷっくりセルフケアマッサージ:Aゾーン Bゾーン

Aゾーンは呼吸器、肺に症状にある方は特にしっかり。ゴリゴリも強い場合が多いです。
Bゾーンは卵巣、子宮など婦人科の症状が気になる方はとくにしっかり。青筋が立っている場合は結構が良くなるまでしっかりとマッサージ。