アンケート:

「妊娠-出産できた理由についてのアンケート」より No.2


R2-1:
不妊治療中、持病悪化で治療を継続ができなくなったので、その期間何か身体のために出来ることはないか考え、以前から気になっていた鍼治療を専門とする治療室を探し自宅から近く、評判が良いビッグママ治療室へ通うことにしました。メールでの問い合わせも、院長先生からすぐに返答がありお人柄を感じられる内容で、少し不安だった気持ちが消えました。

スタッフの皆様全て優しく治療に対しても分かりやすく説明をしてくださり、病院で聞きにくいことや不安に感じていることもひとつひとつ丁寧に耳を傾けてくださり、精神的にもものすごく助けられました。

通い始めて1年で採卵、体外受精に再チャレンジ。妊娠することが出来て、妊娠中は週2で治療を受け無事に出産をすることが出来たのもビッグママ治療室のおかげだと思っています。

自分で鍼治療と同時に、体力づくり、インナーマッスルを鍛えるため有酸素運動を定期的に取り入れていました。

先の見えない治療中は、孤独になりがちですが、こちらに通い、優しい先生、スタッフの方々、同じ目的に向って頑張っている患者の堅田が、治療が実って妊娠された方々を見て、私も頑張ろうと思うエネルギーもいただけた貴重な時間だったように思います。


(この症例の弁証論治→喘息、バセドー、妊娠糖尿病の弁証論治
【case:0034】

小さい頃から繰り返す喘息発作やバセドー病の悪化によって不妊治療が中断。
体調の改善、不妊治療を進めたいと言うことで来院

経過
初診から週に2回で鍼灸治療、自宅施灸
1ヶ月後:バセドー病の数値が良好になってきた
2ヶ月後:喘息っぽい感じが少し抜けてきた
3ヶ月後:胚移植をしたいとのことだったが、現状をみて、採卵の方が良いのではないかとアドバイス。
4ヶ月後:採卵をした。今までで一番良い卵が採れて凍結
8ヶ月後(6月):胚移植ー無事に妊娠、出産

院長から
いつもにこやかで穏やかなMさん、長らくの持病とも無理されず上手につきあっていらっしゃるようでした。不妊治療が少し負担となり体調が悪化されての来院でしたが、体調が安定し、不妊治療を前に進めることが出来て本当によかったなと思っております。

今も、持病のフォローで来院されていらっしゃります。気持ちよく過ごせるカラダ作りに少しでもお役に立てますよう私たちも頑張って行きたいと思っています。先日、お嬢さんからかわいい絵手紙を頂きました。私の机の前に張ってあります。とっても嬉しくてほっこりします。

猫のひでよしのイラスト


R2-2:
初めて伺った時、「手足が大きいから使い過ぎないように温存して」とアドバイスを頂き、目からウロコだったと同時に、手足を動かしまくっていた生活スタイルをどう変えよう?と戸惑いもありました。

結果すぐに妊娠→不正出血で安静を余儀なくされたのですが、妊娠の継続に効果があったと思います。教えて頂いた棒灸と背中のお灸も安定期に入るまで毎日やったことも良かったと思います。

つわりがつらかったですが、週2~3回の通院も安定期に入るまで続けたのも、効果がありました。おかげ様で、案的に入ってからは糖尿や高血圧もなく、順調な経過でした。
院長から
初診の時の私からの言葉が印象的だったのですね。少しあの時を思い出しました。Mさんのように、体幹に比べ手足が大きい人タイプのかたは、中心(臓腑、体幹)に生命力が集めにくく、動いている手足にひっぱられやすいのです。

またこのタイプの方が、幸福の王子のように、他の人のために気を使い、手足をつかい、奉仕すると、自分はどんどん生命力をもっていかれてしまうのです。妊娠、出産は究極の自分と自分の子供だけに集中する必要があります。引っ張られやすい周りや末端に対して必要最低限なケアにして、中心を養う。そんなことを伝えたかったのです。

私の拙い言葉をしっかりと受け取っていただき、スムーズに妊娠され、その後もケアを早め、早めに行動してくださり、妊娠中の長い時間をすごされたこと、とてもよかったかなと思っております。

症例集→1度の体外受精でスムーズに妊娠、鍼灸による出産までの体調管理(41歳出産)【case:0217】
(この症例の患者さまの声①はこちら→「妊娠中の鍼灸治療の満足度に関するアンケート」12-4