こちらの「症例集・コラム」はじっくり読みたい方向けの記事です。お時間のない方はこちらをどうぞ。
症例集・コラム: 不妊・婦人科
男性不妊総論
男性側の場合は、「不妊」というキーワードはちょっと距離をおいて、体調、体力貯金を少し増加させるということがポイントとなります。この体調体力貯金がちょっと増加したことで、結果として自然妊娠に向かうという感じです。これが案外 […]
『お魚ぷっくり』手のひら母指球のセルフケアマッサージ
手のひらを広げ、親指の付け根をみてみましょう。まるで、お魚のぷっくりしたお腹が横たわっている様に見えますね。 手のひらのマッサージはとても気持ちがリラックスしてすっきりします。とくに、このお魚ぷっくりゾーンは様々な症状に […]
逆子の治療について
逆子の治療を頼まれることが多くあります。 一元流鍼灸術の勉強会の時も、36週だったでしょうか?妊婦さんがいらしていて、少しお手伝いをしました。その後するりと頭位になってくれたようで、無事に自然分娩なさいました。 いま、逆 […]
卵の質について
あと一歩、卵の質が悪くて桑実胚、初期胚盤胞止まり凍結出来ず移植出来ません! 質問 『40歳です。都内のある有名クリニックにて、体外受精挑戦中です。体外受精を初めて1回目は初期胚移植しました。しかし着床はしたものの妊娠継続 […]
体外受精-胚移植の成績データ
201X年Y月30日間に胚移植を行った方の成績と経緯 ビッグママ治療室で体外受精を行いながら治療なさった方が、どのような結果となっていったのかを、ある月1ヶ月間に胚移植をおこなった13人全員の方について、 年齢 不妊治療 […]
当院で妊娠された方の年齢、治療歴
当院にて不妊治療後、妊娠なさり、無事に出産まで鍼灸治療を継続なさった16名の方へのアンケート結果です。(2013年の不妊カウンセリング学会で発表しました) 不妊治療歴 不妊治療歴2年以上の方が9割近くを占めます。6年を越 […]
35歳以上、不妊治療歴2年(難治性不妊)からの鍼灸治療
難治性不妊 35歳以上不妊治療歴2年以上であれば、「難治性不妊」と言われる状況になります。当院にいらっしゃる、不妊治療目的での通院の方にアンケートをさせていただいたところ、9割以上の方がこの「難治性不妊」の状況でした。 […]
不妊治療を終えるとき
不妊治療からの卒業、新たなる人生の扉を開けるとき 不妊治療は終わりの見えない治療だとよばれることがあります。人生の中で『子供が欲しい』というシンプルで、当たり前で、切なる願いに対する治療です。この願いに区切りをつけるとい […]
不妊治療とセックスレス
男女が結婚し、二人で家庭を営む中で自然に仲良くし、子供に恵まれ家族が増えていくことが出来たらよいですね。子供は授かり物、ご夫婦とのご縁に導かれて二人のもとに授かるのだなあと感じます。ときに、ご先祖様とのご縁なのかなあとも […]
不妊治療や身体作りのための食事について
1)身体を作る!食事について 「何を食べれば、妊娠にいいですか?」これは、本当に沢山の患者さんからよく質問される言葉です。 これはとても難しい質問です。食については、沢山の専門家の先生がいろんな角度から述べています。また […]
脳梗塞と不育症
アドラーの岸見さんの本を読んでいました。タイトルは「老いた親を愛せますか」。 岸見さんは、私のアドラー心理学のスタートです。大阪での基礎講座でみせた穏やかな笑顔の「何か質問はありますか?」というお声がまも思い出されます。 […]
葉酸と妊娠、サプリ
「葉酸のサプリは取った方がよいでしょうか?」というご質問をよくいただきます。厚生労働省のホームページをみると、この葉酸についての情報提供があります。 『厚生省では、本報告書をもとに検討した結果、神経管閉鎖障害の発症が葉酸 […]
日本、アメリカ、カナダ、妊娠事情
少し前に、海外での不妊治療や妊婦健診の有り様をうかがうチャンスがありました。 アメリカでは妊娠するための治療がすべて不妊治療となり、保険がきかないとのこと。 プロゲステロンとクロミッドの処方と生理21日目の血液検査だけで […]
二人目も自然妊娠がしたい!海外からの質問:後半(36歳出産)
←前半はこちら 妊娠しました Nさんからのメール ご無沙汰しております。 実は、なんと、無事に妊娠しました! ただ今7週で、心拍も確認できました。とっても嬉しいです。先生とメールできたおかげで、迷いがなくなったのがよかっ […]
二人目も自然妊娠がしたい!海外からの質問:前半(36歳出産)
『メール遠隔不妊大作戦!』はじまります! 3年ほど前に、初診にいらっしゃり、無事に鍼灸治療にて妊娠、出産された方がいらっしゃいました。(症例→32歳、排卵障害でもステップアップはしない) 32歳という年齢的には若く、早め […]
子宮内膜症と妊娠、大豆イソフラボン
堀田かよさんの『不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~』という本の中で、堀田さんがだいぶ子宮内膜症に苦しんでいらっしゃる様子が描かれています。堀田さんの不妊治療は、子宮内膜症で手術したことがスタートです。内膜症 […]
不育症~東洋医学から考えてみよう!
不育症 妊娠中毒症 妊娠はするものの、継続できない。流産になる。女性にとっては案外多く経験するものです。そして、生殖というメカニズムは自然の流れとして『淘汰』のシステムを持っています。ですので、「流産=問題がある」とは必 […]
男性不妊の改善と食生活
ご主人側の要因でなかなか不妊治療が上手く行かない、子供が授からないというケースを案外多く見かけます。 WHOの基準値 WHOから提示されている男性の精液検査の数値です。 精液量:1.5ml以上 pH値:7.2以上 精子濃 […]
排卵から着床、妊娠初期を乗り切るために(着床障害、血液凝固系、不育症)
着床障害を疑われる方がいらっしゃいます。 ・体外受精をしてよい卵を移植しても、着床しない。 ・妊娠判定時に着床はするものの継続できない。 こういった方々のお身体を東洋医学的な手法を使い四診を通じて拝見していると、いわゆる […]
『体外受精を決断できません』どのように考えたらいいでしょうか?
『体外受精』ほんの少し前までは35歳で不妊治療終了といわれていた時代がありました。体外受精によって救われる方が大勢いらっしゃいます。 ただ生殖の問題ですからなるべく選択せずに自然にというお気持ちもよくわかります。私は『体 […]