- 1)食事
- 当たり前の食事を丁寧にしてみる。食事記録をつける。
食事バランスガイド
この食事バランスガイドは意外なほどに的を得ていることが多いです。主食(炭水化物)の量が多いですので、他の要素をしっかりとたべて、最後の調整で炭水化物を召し上がるとよいでしょう。
→「食事バランスガイド」について(農林水産省) - 2)睡眠
- 11時までには寝ましょう。時差のある旅行は不妊治療期間中には不向きです。朝はしっかりと光りをあびましょう。
- 3)仕事
- あまりにも忙しい仕事、疲れがたまるような状況は、一考の余地があります。疲労とは腎器の消耗で、妊娠においては一番ポイントとなるところなのです。
不妊治療はどうしても時期があります。期間限定で仕事の配分を考えてみましょう。
また初期流産が重なる方で、仕事との関係を調整し切り抜けたケースも多いです。一般論で『何をしても大丈夫』ということが、ご自身の初期妊娠に適応なのかは不明なのです。
検診で『順調です』といわれても、それは現時点までが順調だということであり、未来まで順調であるという保証書ではないのです。
- 4)鍼灸治療
- 治療院での治療は週に2回以上が効果的です。また、採卵周期、移植、初期の妊娠段階は特に大切。着床はするものの数値が伸びず化学流産という方はとくにこの妊娠初期の鍼灸治療にコツがありますご相談ください、やれることがあります。また不育要因の方の鍼灸治療にもコツがあります。こちらも相談ください。
自宅での養生灸ー治療院で指導します。毎日、しっかりとやっていきましょう。
- 5)漢方薬
- 必要なケースがあります。ただし、まず食事をしっかりとということが基本です。その上で、必要なケースである場合には、お勧めすることがあります。
- 6)運動
- 歩くことをお勧めします。
臍下丹田に貯金を作ると言うことが目的です。スポーツ、ストレッチのやり過ぎは、この貯金箱からかえって貯金を引き出す行為になってしまっているケースが多く本末転倒です。
しっかりと下半身を鍛えることはお勧めしますが、発散につながるスポーツは要注意です。
- 7)規則正しい生活
- 身体を養うポイントは規則正しい生活です。
温泉にいったり、旅行に行ったり、遊びに行ったり、イベントに出掛けたり。確かに人生の彩りも大事です。ストレス解消が必要と仰ることも理解できます。
しかしながら、ストレス解消やイベントをこなすためには、生命力が必要で、このたびに貯金箱から余力を引き出していると、妊娠のための余力の積み増しができません。
小学生の様な規則正しい生活が、余力を積みます生活のイメージです。
ぐっと腹を決め半年がんばってみませんか?
卵の質があがり、結果が出ることがあります。
不妊治療の場合、絶対の答えはありません、ただ上記の方法は、当たり前と言えばあたりまえで、現代人にはいちばんかけていることなのかもしれません。
ご参考まで。