『逆子』ちゃんへのアプローチ
『逆子』といわれると、現代では帝王切開での出産ということになってしまいます。できれば自然分娩で産みたいという希望は、当たり前のことだと思います。
逆子でお悩みの方のお腹は、そうじて『冷たく、固い』ことが多いです。まず、体を暖かくし、リラックスしてすごすようにしましょう。また、疲労がたまって体を支える土台の力(腎気)がおちているために、お腹が冷たく固くなっていることもあります。睡眠をたっぷりとって、休憩を意図的にするようにしましょう。
鍼灸治療がよく効きます。逆子が判明したらなるべく早めに相談下さい。遅くても臨月に入る前がよいでしょう。
持病をもった妊婦さんへのアプローチ
妊娠中は、基本的に素体や疾患への強いアプローチはしません。しかしながら、疾患をもった妊婦さんには、妊娠中の、薬物の摂取に関する制限が問題となる場合があります。このときに鍼灸治療は大きな力になるケースがよくあります。一般論で語れる部分ではありませんが、力を発揮するケースもあるということです。