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辛い生理痛、なかなか妊娠しない、シンプルに体調を整え妊娠出産-②0309

きつい生理痛、シンプルに体調を整え、必要な最低限の介入で無事の妊娠、出産ー0309

妊娠に関しては、年齢が若いと言うことはなんにせよありがたいことです。

それは色々な選択肢を時間を掛けて行うことが出来ると言うことです。

『自然妊娠をしたい』ということは、多くの人があたりまえに望まれることだと思います。

その①はこちら→辛い生理痛、なかなか妊娠しない、シンプルに体調を整え妊娠出産-① 

アンケートなどを含んだWEB版症例はこちら→

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さて、症例でご説明いたしましょう

妊娠をしたい。年齢が若いけどなかなか妊娠しないと言う方のご相談。
さあ、let’sスタートです。

☆ご相談 結婚して3年なかなか妊娠しません。

29歳です。結婚して3年。タイミングなどを意識しながら過ごしていますが、なかなか妊娠しません。

昔からとても冷えやすく、お腹や足先がすぐに冷え込んでしまいます。
特に気になりだしたのは、生理が始まってからです。
生理痛がとてもつらいです。小さな塊もまじり、初日二日目ととても辛いです。
高温期の中頃から胸の張り、下腹の痛み、イライラなどもあります。

☆☆不妊治療、いままでの経過

結婚して1年半ほどたったころ、なかなか妊娠しないので病院に通いました。
そちらでは、クロミッドなどを使いタイミングをとりましたが、
妊娠にいたっておらず、最近は病院もいっていません。

排卵、ホルモンの状態、卵管の通過障害、男性側の課題など、大きな問題はないと言われています。生理は定期的に来ていますが、少しプロラクチンの値が高いとはいわれています。

生理痛が辛いこと、冷えやすいこと、なかなか妊娠しないことなどが自分としてはとても気になります。

どうしたらいいのでしょうか?

☆私からのお返事:不妊カウンセリング、東洋医学的な状況分析から治療方針

手足やお腹の冷えがきになること。生理痛、そしてなかなか妊娠しないこと。
とっても気になりますね。

割合と規則正しい生活、そして運動もお好きで、元気なお身体を保つ環境にあると思います。

お身体を拝見すると、年齢の割に皮膚が薄いことがきになります。
また冷えは少しきつい印象があります。

冷えというのは、『その場が冷えていること』ではありますが、

   身体を温める血流が届きにくい

ということが原因になっている場合が多いです。
つまり、冷えている場所が問題ではなく、”暖かい血流がない”ということが問題なのです。

東洋医学の世界で考えれば、”気血の巡りが滞りやすい” ”身体を温め養う力が不足している” ということにつながります。

この皮膚の薄さと血流の問題を解決しながら、体調をupして、妊娠、出産へとつなげていきましょう。

少し整理しておきますね。

☆お身体の状態、不妊治療の進め方

1:年齢が29歳であること、夫に大きな問題がないこと

→ご夫婦の希望が自然妊娠であるならば、鍼灸で東洋医学的観点に軸足を置き体調を整えながら、生活改善をし半年から1年程度はタイミングでよいかと思います。ただし、すでに3年あまりの時間は経過しています。ステップアップしたくなったらいつでもよいと思います。

2:皮膚の薄さ、冷えの課題に対して

→東洋医学で言うところの、気の巡りの問題、また胃腸の力で滋養をとりこみ、身体を温め養う温養する力が少し不足していると思います。食事、運動、血流に気をつけて課題にとりくんでいきましょう。また年齢が若いので大きな課題にはならないとは思いますが、ご家族に血栓などができやすい家族歴がないかはチェックした方がよいかと思います。

3:病院について

→いままでの病院は不妊治療に積極的な病院ではないと思います。転院をお勧めします

☆東洋医学的な治療方針

・弁証論治
脾虚肝鬱瘀血
・治療方針
益気補脾 疏肝理気 (必要に応じて活血化瘀)

脾胃を中心に全身の力をおぎない、必要に応じて疏肝理気をし、気血の巡りをよくし、妊娠に向けての身体作りとする。

☆治療経過

2019年 8月ビッグママ治療室初診

1)右合谷(LI4)、三陰交(SP6) 右臨泣 大巨(ST27)、関元(CV4)、中注(KI15)
右足三里(ST36) 右陽陵泉(GB34)
2)肺兪(BL13)温灸
3)脾兪、三焦兪(BL22)、次髎(BL32) 鍼して温灸

自宅でのセルフケア:中注(KI15)、関元(CV4)、三陰交(SP6)、右臨泣、右合谷(LI4)、脾兪、三焦兪(BL22) 次髎(BL32)

9月 病院転院
フーナーテストをはじめてした。不良となる。人工授精をしてみる。

10月 奥歯の噛みしめ、力が入ってしまうことなどマインドフルネスを使ってのトレーニング

1年間でタイミングを挟みながらも人工授精を5回したものの妊娠せず。ステップアップ、転院をお勧めする。

2020年 8月 転院。いままでの経過から体外受精をスタート

体外受精ー新鮮胚移植 着床し少しHCGも伸びる。しかしながら胎嚢は確認出来ず化学流産
10月再度の採卵、グレードのよい胚盤胞が3つ凍結出来た。
12月、凍結胚盤砲移植ー無事の妊娠、不妊治療クリニック卒業。

☆☆妊娠中の鍼灸治療について

妊娠以来、血流問題があると思われるので、
・妊娠〜胎嚢確認までー週に4,5回
・妊娠12週まで週に3回

 その後、座骨神経痛、筋腫が大きくなるなどもあるが大きな問題とはならず。
痔の出現→ケアで乗り切る

夏のある日、無事に3000㌘越えの女児を出産 おめでとうございます。よかったねえ。

☆おわりに

無事のご出産おめでとうございます。とってもご夫婦の中がよく、お二人での楽しい日々にこれから元気なベビちゃんが加わっての生活。よかったなあと思います。

年齢が若いこと、自然妊娠がお二人の希望であったことなどから、少しゆっくりの不妊治療となりましたが、ベースとしての課題である気血の巡りの問題、身体を温養し温めていく力などを育むことができ非常によかったなあと思います。

病院選びも、その時の状況に応じて非常にスムーズな転院になったと思います。

血流の問題はちょっとだけ心配しておりました。上手なケアで乗り切れたかなと思います。

一緒に歩んで来れたこと、とっても嬉しいです。

子育て楽しんでくださいね。

辛い生理痛、なかなか妊娠しない、シンプルに体調を整え妊娠出産-① 0309

妊娠したいと思ったときに、なかなか妊娠出来ないとあれこれ考えちゃいますよね。

☆不妊治療で年齢が若いことのメリット

年齢要因は不妊治療ではおおきなメリットです。
妊娠に関しては、年齢が若いと言うことはなんにせよありがたいことです。
それは色々な選択肢を時間を掛けて行うことが出来ると言うことです。

『自然妊娠をしたい』ということは、多くの人があたりまえに望まれることだと思います。
しかしながら、年齢要因が高ければ、時間のかかってしまうことに関しては出来ることが限られます。

つまり、妊娠は人間の場合、28日に1回しか排卵しないので、
それだけしか挑戦出来ません。

半年掛けても6回。
年齢要因が厳しい40代の方の場合、半年たつと卵巣の状態も悪化ということが
めずらしくありません。
こういうときには、こういうときの作戦の仕方がありますね。

☆医療介入はなるべく少なくが生殖医療の大原則

”妊娠には、なるべく介入は少なく”というのも大原則です。
つまり、さまざまな医療介入はなるべく必要最低限でということです。

排卵をおこす、クロミフェン、クロミッド、セキソビット、レトロゾールなどの薬。
高温期を保つ、デュファストン、
薬に関してはこちらのサイトがわかりやすいですねえ。さすがはらメディカル。
不妊治療で使う薬 わかりやすい

また、人工授精(AIH)、体外受精、顕微授精、凍結・・・・などなど
沢山の医療介入があります。
私はどちらかといえば ”適切な医療介入はした方がよい”と考えています。

ただただ、”自然妊娠がよい” とか ”なにかするのは怖いから”という

理由から、なかなか次の一歩が踏み出せない方があります。

私は多くのそういった方の背中をぐいっと押してきました。

妊娠がしたいという気持ち、
不妊であると言う状態。
その地点から考えると、足がすくんでしまうことも多いでしょう。

でも、目的は妊娠することではなく、
愛するパートナーとの子供をもち、家族との生活を歩むことではないかなと思うのです。

妊娠だけを考え込んでしまうのではなく、家族をもつこと、家族との生活をスタートさせるために可能性のある選択肢を、適切に選ぶと言うことは大事だと思うのです。

☆自然妊娠したいというあたりまえの選択

確かに、”自然妊娠したい” というのも、あたりまえであり、かつ、医療介入が少ないというのは生殖医療においての大原則なのです。

医療介入はなるべく少なくというという大原則を踏まえながら、
何を選択すべきかということがとても重要です。

このあたりは、その方の状況によって、”採れる選択肢” と、”採るべき選択肢”が違ってきます。

つまり、排卵がまったくなければ、排卵誘発剤などは使うべきでしょうし、セックスが成立していないのならば、人工授精なども前向きに検討すべきでしょう。年齢が高ければ、時間を有効に使うような選択が望まれます。

☆なかなか妊娠しないとき、医療介入の少ない道を選ぶコツ

なかなか妊娠しないときには、

1)一般不妊検査を男性側も含めておこなう

2)タイミングを排卵前後を中心にに3,4回はとる。

3)体調をあげる、血流をあげる

4)医療介入をおこなう

私は長らく不妊治療に携わっていて、1−3までの段階を丁寧にすることで、案外多くの方々が、”自然に妊娠に至る”ということをよく知っています。つまり、医療介入がなくても妊娠が出来る可能性のある方が大勢いらっしゃるということです。

また、年齢が高めの方でも、40歳未満であれば、”半年程度”という期間は区切りますが、医療介入までのステップアップの時間をしっかりと1−3)に費やしていただき、4)の医療介入や体外受精の採卵をよりよい状態で迎える準備をしつつ、体調を整えていく中で自然に妊娠なさった方もおおくいらっしゃります。

年齢が若いと言うことは、1−3までのステップにかけられる期間がながいということです。今回の症例の方も、カップルのご希望が自然妊娠をしたいということでしたので、1年程度を目安にこの1−3のステップに時間をかけてもよいのではという提案をさせていただきました。

その後、4)の段階に入りましたが、それまでの準備ができていますので、スムーズなステップアップとなりました。

年齢が若いということのメリットを十分活かし、その上でご自身にとって最適な選択をできるといいですね。

それでは症例に続きます。
辛い生理痛、なかなか妊娠しない→

7)転倒予防に効果あり、足への声かけ!  100年足腰

7)転倒予防に効果あり、足への声かけ! 100年足腰 

足腰しっかりで100年生きても自力で歩くぞおおおの7回目。
やっとこれで体操を全部紹介出来ることになります。
うれしいいよおおおーーー
ここまで長い道のりだったよー

さて、いままでのお話は、1〜6で紹介しておりますので、
よろしかったらそちらもどうぞ。

1〜6はこちらです。
1)膝の痛みからであった、巽一郎先生100年足腰
2) 内転筋歩きこそ、膝の痛みの根本治療 100年足腰
3)足指にぎりで大腿四頭筋力up 100年足腰
4)脊骨の『ちょうどいいカーブ』CS体操 100年足腰
5)膝の軟骨再生を願う足ブラブラ体操 100年足腰 
6)背筋を支えるインナーマッスル多裂筋体操 100年足腰

 

私はこの本の著者、巽一郎先生の大ファンです。

本はこちら→

講演動画はこちら  
巽一郎先生 100年足腰 講演動画

巽先生の8つの体操があります。

→1正しい立ち方
→2 内もも歩き
→3 足あげ足趾にぎり
→4 背伸び体操
→5 CS 体操
→6 足振り子体操
→7 多裂筋体操
→8 指の付け根を広げ 指を前後に(全部)足首回し 雑巾絞りリスフラン関節とショパール関節

☆転倒予防に足への声かけを!

転ぶというのは、お年頃の人(^^ゞにとっては、たった1度のトラブルが原因でその後ながらくのさまざまな不調に悩まされることも多いですね。

おおきな骨折転気で言えば大腿骨頸部骨折でしょうか。

股関節が動かせなくなりますから、歩けなくなっちゃいます。

うーん、くわばらくわばら。

そして巽先生が提唱しているのが、『足下への意識』です。大地を踏みしめる感覚で歩くこと。それが転倒予防へつながると。

足に意識をむけるための足のマッサージです。

この足指マッサージを通じて、足指へ声をかけましょう。

☆☆足指マッサージで足への声かけ

8 指の付け根を広げ 指を前後に(全部)

→8−18 足首回し 雑巾絞りリスフラン関節とショパール関節

1)5本の足の指を、一本ずつ前後に大きく開きます。
2)一本ずつ開きます
3)足の裏の雑巾絞り

 →足の裏は2つの関節があります。
その二つの関節(ショパール関節と、リスフラン関節)をそれぞれ雑巾絞り

4) 足の指の間に手の指をいれて、ぎゅーぎゅー。
→付け根までピッタリ入れ込みます。

これらの体操は、ヨガの事前準備でよくやりますねえ。

身体の声をきくには、一番末端で遠いところ。
それでいて地面と直接に対話している足の声を聞くのがよいってことですね(^^)

 

☆日常生活や体操をするときの注意

膝が痛いときには、安静をというのは大事です。

でも、じゃあずーっと休んでいれば良いのかというのはNOです。

膝が痛いトップの時期、痛みが最高潮で動かせないは炎症の時期。
この時期は安静です。そしてこの強い炎症が治まったら、内もも歩き、足指にぎりをはじめましょう。

そして巽先生ご紹介の正しいアライメントで軟骨の負担にならないよう。そして軟骨の再生を促していくようなトレーニングをして、100年足腰をめざしましょう!

イラスト 筋トレ

痩せ(BMI 15.6)、虚弱体質、高齢でも妊娠したい。3300㌘安産: 0064

高齢、痩せ、虚弱体質の方への妊娠出産鍼灸治療

不妊治療をなさるかたにとって、BMIは案外よい指標となります。
ご自身で痩せている、太っているの自覚がなくても、数字で見ると、納得することが多いと思います。

不妊治療のゴールは妊娠することだけではなく、妊娠し、しっかりとお腹で赤ちゃんをそだて、元気な赤ちゃんを産むことだと私は思っています。

BMI18.5未満は低体重です。肥満ばかり注目されますが、痩せすぎもやっぱりよくないのですよね。きちんと食べて適度に運動するようにといわれますが、そう簡単には体重が増えないし、体力もじり貧になってしまいますね。

また、低体重児の出産は非常に問題視されています。
脳の発達、血流と栄養:京都女子大学のセミナーから

また、子宮血流をあげる努力で、第一子、第二子と大きな違いになった方もいらっしゃります。
0327 流産を防ぐ鍼灸でのアプローチ 胎盤形成期の鍼灸 充分な大きさの胎盤

不妊、不育の状態を切り抜け、しっかりとした充分な赤ちゃんを産むために出来る努力があります。ぜひ、お食事、温灸などとりいれてみてください。

痩せ気味の方の食事のコツ;

体力がない、虚弱、食べても体重が増えないなどという方の身体作りは『少量頻回』と『規則正しい生活』が基本だと思います。自分の中の小さい子供を育てるように、頑張っていきたいなあと思います。

痩せ、虚弱体質、高齢でも妊娠したい(38歳出産)

この症例の方も小さな、小さな努力の積み重ねが、大きな結果につながりました。よかったなあとほっとするような気持ちです。

妊娠に関して言えば、BMIが18以下のやせた方は、低体重児を産みやすいという統計的なデータがあり、昨今は、体重をある程度増やすようにと指導もされています。

この症例の方をみてもわかるように、やせた方にとって、体重を増やすというのは、簡単なことではありません。もともとの胃弱や、体力のなさ、太れないという体質があるわけですから、体重に着目しその増減を目安にするよりも、体調を整え、体力をあげることを目標に身体作りをしていただきたいと思います。

そして妊婦さんであるわけですから、生命力の土台である腎の陽気をしっかり高め、子宮を中心に温かく気血のめぐりのよい身体ですごせるように体調管理をしてあげることが大事だと当院では考えております。

本人がやせていらしても、しっかりと腎気を養い、脾気を健やかにすることで、子宮を中心とする暖かく柔らかいお腹ができあがり、赤ちゃんの健やかな養いとなっていくのです。

病院で赤ちゃんが小さめと言われても、どうしたらいいのかわからない方が多いと思います。

しっかりと暖かさがきちんと子宮に届くような気持ちで下腹を暖めることが大切です。暖かいお腹は、柔らかいおなか。胎動もよく感じられるようになりますし、お母さんも、お腹の張りがとれて、楽に感じることができると思います。

☆ご相談:とても痩せていて虚弱体質、赤ちゃんが授かるのか、育てられるのか不安です。

身長156㎝、体重は38キロです。BMIはいつも16を下回っています。
子供の頃から胃腸が弱く、冬が特に辛いです。
夏もいつも体調が悪くなり、胃腸が弱いので食事がとれず、体重が減ってしまい、なかなあ元に戻りません。

妊娠を希望しています。

でも、今の自分の状態では、妊娠したとしても、ちゃんと妊娠が継続できるのか、赤ちゃんを育てられるのかも不安です。

☆ご相談にお答えして 身体の力をつけて前にすすみましょう

妊娠したいというご希望はあるものの、ご自身の体調、体力そのものが不安なのですね。
BMIも15.6ですから、かなりの痩せ型だと思います。ご心配になるのももっともなことだと思います。

東洋医学的に考えると、全身の虚弱、そしてなぜそうなっているのかを考えると、胃腸の虚弱、そして医方のパワーを支える底力(腎気)の不足です。

痩せて虚弱な方の場合は、一気に治療することも、大きく変化することもなかなか難しいです。
体重を増やそうと思って沢山食べると、帰って下痢しちゃって痩せちゃうとおっしゃることが、治療でもおこるわけです。

食べ物も、治療も少量頻回にする必要があります。
それでも、少しずつ、少しずつの積み重ねで
きっと体力もまし、妊娠につながる身体作りが出来ると思います。
一緒にがんばっていきましょうね。
人生を前に進めましょう!

・弁証 気虚 脾腎両虚
・論治 益気補脾 益気補腎

・治療方針 脾腎両虚を救い、全身の気虚を救い、妊娠し、継続し、安産できる身体作りをめざす

☆治療経過

 

週に2度の鍼灸治療
初診後11ヶ月で妊娠、無事に3300㌘オーバーの赤ちゃんを出産

 

☆まとめ

 

BMIが18以下の方は、低体重児を産みやすいという統計的なデーターがあります。
今回の症例の方は、産科ドクターもだいぶご心配なさりながらの妊娠経過でした。
そして無事にしっかりと充実したベビちゃんの出産となりました。
本当によかったなあと思います。

 

患者さんからのメールがとても印象的でした。

それにしても、旦那にそっくりな子でびっくりしました。
助産師さんにもすぐ分かってしまい、
「旦那さんも痩せているのに、随分大きくて飲みっぷりがいい赤ちゃんですね」
と褒められました。
確かにみんなが大きな胸に小さな赤ちゃんを抱いているのに、
私だけ小さな胸に大きな赤ちゃんを抱いていて、
不思議がられていましたよ。
予定日を超過したものと思っていた人もいたようですが、
39週3日での誕生となりました。

体力がない、虚弱、食べても体重が増えないなどという方の身体作りは
『少量頻回』と『規則正しい生活』が基本です。

自分の中の小さい子供を育てるように、頑張っていきましょうね。
この症例の方も小さな、小さな努力の積み重ねが、大きな結果につながりました。

よかったなあとほっとするような気持ちです。

少量頻回と規則正しい生活は、子育てのも通じます。

早寝早起き四回食という本が非常に参考になります。
子育ての本ですが、痩せ型の人、食べても太れない、体力が作れないと言う方は
1度ご覧になってみてはと思います。

6)背筋を支えるインナーマッスル多裂筋体操  100年足腰

足腰しっかりで100年生きても自力で歩くぞおおおの6回目。

さて、いままでのお話は、1〜5で紹介しておりますので、

よろしかったらそちらもどうぞ。

1〜5はこちらです。
1)膝の痛みからであった、巽一郎先生100年足腰
2) 内転筋歩きこそ、膝の痛みの根本治療 100年足腰
3)足指にぎりで大腿四頭筋力up 100年足腰
4)脊骨の『ちょうどいいカーブ』CS体操 100年足腰
5)膝の軟骨再生を願う足ブラブラ体操 100年足腰 

 

私はこの本の著者、巽一郎先生の大ファンです。

本はこちら→

講演動画はこちら  
巽一郎先生 100年足腰 講演動画

巽先生の8つの体操があります。

→1正しい立ち方
→2 内もも歩き
→3 足あげ足趾にぎり
→4 背伸び体操
→5 CS 体操
→6 足振り子体操
→7 多裂筋体操
→8 指の付け根を広げ 指を前後に(全部)足首回し 雑巾絞りリスフラン関節とショパール関節

膝をしっかりと再生させる『足振り子体操』そして、大腿四頭筋を鍛える『足指にぎり』、背筋を整える『壁背伸び体操』や『CS体操』これらの体操は歩くに着目したとても大事な筋肉up、関節力upです。

そして立って歩くために影ながら不可欠なインナーマッスルを蘇えさせるのがこの多裂筋体操です。

☆インナーマッスル多裂筋とは?

背骨の一番表層には脊柱起立筋があります。その奥にあり身体の中の大黒柱が多裂筋です。
ただ、有名じゃないですよね(^^ゞ。
私もあーそうだったなあ程度に解剖学の教科書をめくりながら、
記憶の底からよみがえってきました。

歩くときには頭部が骨盤の上にあることが大事です。
骨盤底筋群、腹筋、背筋、そしてこの深層筋である多裂筋の働きがとても大事です。

小さな筋肉が連なって背骨をささえてくれます。

この多裂筋は、背骨を反らせ、前に落ちそうな頭部を引き戻し本来の頭の位置に戻してくれるための支えとなる筋肉です。ふっとい大黒柱ですね!

頭をしっかりと固定して歩くためにはこの大黒柱の深層筋である多裂筋がとても大事なのです。

☆背骨を支えるインナーマッスル多裂筋体操

→ 7 多裂筋体操
多裂筋体操

多裂筋:インナーマッスルを鍛え、身体を支える影の立役者

1)四つん這い〜スタート

2)右腕と左足を床に平行にあげる 5秒キープ

3)反対も5秒キープ

この体操、案外きついです。

私自身とーっても苦手。

予想外にきついのです。

多分、私自身がもともと腰が弱かったのもこのインナーマッスルの弱さが問題だったのかなと思います。

 

すぐ使えるリハビリのイラスト集さんから
https://ribabili-illustration.com/

かっこい四つ這い上下肢挙上

こんなポーズが正しい四つ這い上下肢挙上ですが、私がやるとこんな感じ。

とてもおおきな図にはできません。はずかしくて。 筋トレ

はあ、情けない・・・足があがっとらんじゃないか。

このトレーニングはバードドックエクササイズ ともいいます。

ネットで探していると、このバードドックエクササイズとか、四つ這い上下肢挙上といった
ほうが有名です。これは体幹トレーニング、インナーマッスルトレーニングの中に
出てくる種目です。

 

☆インナーマッスルと東洋医学

巽先生の100年足腰のトレーニングで多裂筋というインナーマッスルが出てくるのがはじめはちょっと不思議でした。膝の話しが出発点ですからね。

東洋医学的に考えると、背筋、背骨は腎の領域です。

そしてこの腎の領域をもう少し考えると身体の枢軸とも考えられます。

この枢軸という考えには、踵から出発する陰蹻脉、陽蹻脉という身体をバネのように柔軟にしたから上にまとうラインがイメージ出来ます。

イラスト

 

ちょっと東洋医学的な発想になりますが、身体の軸を整えるということが、柔軟でたのもしい100年足腰につながるんですねえ。しみじみ。私も腎気をきたえよおっと。

ところで、東洋医学的な観点で、その人の基本構造をみていると、大黒柱タイプか、ツーバイフォータイプかにわかれる感じがします。

それは、この腎ー多裂筋でいくタイプが大黒柱タイプ、そしてツーバイフォーで行くタイプが、胆ー殿筋から大腿筋膜張タイプなのかななんて思っています。

身体の側面の経穴がちょっと張り気味の人に多いタイプです。

私達は回転するコマ。できれば大黒柱タイプで腎が充実し、その枢軸がしっかりして回るコマがいいんですが、ツーバイフォーで支えている身体も、まあそれなりに安定感はあります。

体幹を鍛えるインナーマッスルトレーニングをしつつ、手足の筋肉も鍛えて、充実した人生を送れると嬉しいですねえ。

私もがんばるよー

筋トレ 四つ這い上下肢挙上 イラスト