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女性の年齢のシビアな問題(扉をあける勇気を!) – 不妊!大作戦(5-6)

生理が規則的にきていると、『私はいつでも妊娠できる』と思い込まれている方がいらっしゃいます。そして実際に妊娠に挑戦してみて、『なぜ?』の壁にあたるのです。 生理が規則的にきていても、20代の方の生殖能力と、30代後半の方の生殖能力は顕らかに違うという現実があります。

妊娠には、「生理」よりも「卵」が大事なのです。生理は卵の状態を反映しているとは限らないのです。生理は規則的にきていても、卵は20代と30代後半ではかなり違うということが、生殖能力としてあらわれるのです。

赤ちゃんが欲しいと思われる女性は、うすうすこの年齢問題を感じていらっしゃるでしょう。感じていながら、日々が過ぎていくので、先月の生理も、今月の生理も同じ生理だと思ってしまいがちです。とてもシビアなことなのですが、女性の妊娠を語るときに、年齢の要素は避けて通れない問題です。年齢による作戦の立て方の項目を参考にしていただき、ある程度の期間、様子をみたら、西洋医学的な手助けも、妊娠への致る道に必要であると割り切る必要があるのですよ。

高度生殖医療の土俵に立って始めて『年齢の壁』の前にため息をつく方が多いのです。

もう少し早く、気がついて行動を起こしてほしいと、私は切に願っているのです。

勇気がでなくて、病院に足が向かないのはよくわかります。 したことのないことをするのは、恐いですよね。 ご主人の理解を得られないと、前に進めない場合もありますよね。 高度生殖医療と聞いただけで、なんだか特別な感じがしてしまいますよね。

でも、でも、やっぱり時間が大切なのです。

『初めの一歩』が踏み出せない方は、どうぞ私にご相談ください。 沢山の人の背中を押してきました。

私は東洋医学的な世界の立場にいますから、大きな意味で「身体を整え生命力をあげること」を目標とした治療をしています。そしてその結果として妊娠に到れば非常に嬉しいです。

そんな私が、『自然に赤ちゃんが授かればいい』と願っている人の背中をぐいっと押し、高度生殖医療のドアをたたかせたことが何度もあるのです。

勇気が出ずに、ぐずぐずしている人がいらしゃいましたら、『悩んでいるだけでは妊娠しないのですよ!』と強くメッセージを送りたいと思います。時間が大切なのです。

貴方の一番若い今日の一日を大切にしてください。