カテゴリー : 不妊・婦人科の症例集 一般の症例集 胃腸・便通 30代後半 虚弱体質・疲労 不妊

痩せ、虚弱体質、高齢でも妊娠したい(38歳出産)

概要

もともと胃腸の状態が非常に悪く、体重も38キロ(BMI15.6)。不妊治療よりも身体そのものの建て直しが急務であると考えられる状況の中、鍼灸治療の頻度をあげ、二人三脚で年齢要因と立ち向かいながらの不妊治療でした。妊娠後も医師から低体重児出産の心配をだいぶされましたが、3300グラムというしっかりとした赤ちゃんの出産となりました。

(この症例の弁証論治→低体重のリスク、やせ型お母さんへのアプローチ症例
【case:0064】

ご相談内容

身長156㎝、体重は38キロです。子供の頃から胃腸が弱く、冬が特に辛いです。夏はいつも体調が悪くなり、胃腸が弱いので食事がとれず、体重が減ってしまい、なかなか元に戻りません。妊娠を希望しています。でも、今の自分の状態では、妊娠したとしてもちゃんと妊娠が継続できるのか、赤ちゃんを育てられるのかも不安です。

東洋医学的診立て

妊娠したいというご希望はあるものの、ご自身の体調、体力そのものが不安なのですね。BMIも15.6ですからかなりの痩せ型だと思います。ご心配になるのももっともなことだと思います。東洋医学的に考えると、全身の虚弱、そしてなぜそうなっているのかを考えると、胃腸の虚弱、そして胃腸のパワーを支える底力(腎気)の不足です。

痩せて虚弱な方の場合は、一気に治療することも大きく変化することもなかなか難しいです。体重を増やそうと思って沢山食べると、返って下痢して痩せちゃうとおっしゃることが、治療でもおこるわけです。食べ物も、治療も少量頻回にする必要があります。それでも、少しずつ少しずつの積み重ねできっと体力もまし、妊娠につながる身体作りが出来ると思います。一緒にがんばっていきましょうね。

東洋医学的弁証論治
弁証:気虚 脾腎両虚
論治:益気補脾 益気補腎
治療方針:脾腎両虚を救い、全身の気虚を救い、妊娠し、継続し、安産できる身体作りをめざす