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全身の生命力不足からの疲労感、ダラダラ続く生理(38歳・女性)

概要

38歳の女性。海外在住で一時帰国時に集中して治療をおこないました。その後、指導に基づきご自宅での自己治療を継続していただき、半年後にはしっかりとした二相性の基礎体温となり、生理もすっきりと終わるようになりました。

(この症例の弁証論治→体力が極端にない。生理がだらだらと3週間続く(30代後半 女性)
【case:0080】

ご相談内容

海外在住中です。今から5年ぐらい前に夏ばてし体重が落ちてから体調が悪く疲労感が強いです。海外在住が始まった3年ほど前から生理の状況がかわり、生理がすっきりと終わらず、結局次の生理の1週間ほど前までダラダラと続いてしまいます。生理の出血がないのは、生理前のほんの1週間だけです。いつも下着が汚れている感じで不快です。

食欲不振も強く、下痢などで便が沢山出ると、気が抜けてぐったりすることもあります。生理前のイライラも強く、身体が疲れたという感じです。今回は2ヶ月の一時帰国があります。なにか出来ることはありませんでしょうか?

東洋医学的診立て

生理の出血がダラダラと続いて不快ですね。また何をするにも疲れたという感じがすること、身体の不安定さ、何をするにも頑張らなければ乗り切れない状況はとても辛いと思います。

今の状態は、夏ばてなどで体力、体重を落としたことがきっかけで、身体の生命力の不足を強く起こしてしまい、全身の生命力が不足の状態です。この状態では、女性にとっては当たり前の生理も日常の生活もとても負担と感じるのは当たり前です。海外生活など緊張も多い生活をいままでよく頑張ってきたなと思います。辛かったでしょう。

身体を充実させ、体力をつけることが大切ですね。東洋医学的には胃腸の力を中心に全身の気虚を救うことを第一に考えながら、生命の器自体の充実を図るという方針で取り組みます。

一緒に頑張って行きましょう。そしてこの二ヶ月の間にご自身での身体の手入れのコツを身につけて、海外生活でも実践して下さい。お若いのですから、きっと身体を持ち直すことができ気持ちよい生活を送ることができると思います。

東洋医学的弁証論治
弁証:気虚 脾腎両虚
論治:脾気、腎気をたて、全身の気を増す