あれこれ思うエッセイ集:,

紅花

以前、お庭でこのベニバナを育てていました。アサミに似た花をつけてます。少しオレンジ色という感じかな?。

花弁に、黄色紅色の色素を含むそうです。

これをお風呂にいれると、いかにも~(*^^)という色が出ますので、私は大好きです。万葉の歌の中にも、ベニバナを浸かって衣を紅に染め、異性の関心を引こうという歌が数多くあるそうです。昔から染料として使われていたのですね。

薬湯は数種の漢方薬をブレンドして使いますが、これが入らないと雰囲気が出ないぞ(^。^;;と、私は思っています(*^0^*)。

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薬効を期待した用い方としては、産前、産後、腹痛など婦人病一般に対し、よく乾燥した花3-5グラムを1日量として煎じて飲むとあります。

挫傷や捻挫による内出血・疼痛などに対して、紅花油や紅花酒などを患部にすりこむというやりかたもあるようです。

子宮を収縮させる作用があるようですから、妊婦の方、特に初期の方では、注意をなさったほうがよろしいかもしれません。

味は辛・微苦、性は温。(帰経:心・肝経)
薬理作用 は破瘀活血・通経、子宮の興奮作用・降圧作用・冠状動脈拡張作用