こちらの「あれこれ思うエッセイ集」は旧サイトに掲載されていた記事を転載したものです(概ね2007年以前に書かれたもの)。情報が古くなっている場合がありますので、治療内容などは最新情報をご確認ください。
あれこれ思うエッセイ集: 東洋医学的人間観
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人の器(肉体)と生きる意思(精神)
人の器(肉体)と生きる意思(精神) 私たちは、器としての肉体と、その器を動かしている意思、すなわち、生きる意思である精神とをあわせもって生きているのではないかと、私は思っています。 肉体と、精神。この二つがあるからこそ、 […]
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気ってなんなのでしょう
気ってなんなのでしょうか よく耳にしますね。ことに東洋医学では気の概念が治療の中心です。 私は、存在する物すべてが気であると思っています。目に見えないもの、見えるもの、触れることのできるもの、できないものすべてが気です。 […]
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観点を明確にする – 陰陽理論を使いこなすために(1)
陰陽という言葉をいろいろな場面で耳にされる事が多いのではないかと思います。陰陽の定義には古来よりとても多くのものがあり、矛盾しているものも多くあります。 たとえば、 冷たいものが陰であり、熱いものが陽である。 遅いものが […]
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場を設定する – 陰陽理論を使いこなすために(2)
場を設定する 陰陽という言葉が抽象的な概念であり、陰陽を語るときにはどのような観点から語ろうとしているかを決めないと、矛盾だらけの議論になってしまうということを、前回のファイル[観点を明確にする]の中でお話ししていきまし […]
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陰陽で見る生命 – 陰陽理論を使いこなすために(3)
陰陽とは相対的な矛盾をはらんだ概念であるという事、そのために陰陽を語るときには、場を設定したうえでお話ししなければならないという事をこれまでのファイルで考えてきました。 さて、ここではそれらのことを基礎として、古人は設定 […]
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生きていること-東洋医学的生命観
陰陽する場という観点から人間が生きているということはどういうことなのかということを前回までのファイルでお話してきました。さて、ここではさらにその観点をおしすすめて詳細にし、東洋医学的な生命観を明確にしておこうと思います。 […]