私は関東地方在住の30代、女性、既婚者です。子どもはおりません。
とある工場の会社で、約1年間工場の仕事を手伝いました。
仕事が忙しく、徹夜の日々が続いた1999年6月にひどい胃痛を感じました。
のどが渇き、微熱が続き、夜の10時には体を横にしないといられない状態になり、1ヶ月我慢した後に、病院の診断で慢性骨髄単球性白血病と診断されました。
同年8月に血縁者の骨髄液提供で骨髄移植をしました。
先日の健診で主治医から完治と告げられました。
2000年6月から、友人の紹介をうけ、鍼灸治療院にお世話になり、体力をつけながら、社会復帰を目指しました。
2001年4月から物販のパート勤務。
2002年4月からは派遣社員で事務職をフルタイムでしています。
鍼治療は今でも週に1度受けています。
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本題ですが、骨髄移植の際、放射線療法を全身に行ったため、移植以来4年半も生理が止まったままです。
鍼治療でホルモンバランスを保とうとしておりますが、なかなか難しく、最近は時々めまいが起こります。
西洋医学のホルモン剤投与を受けたほうがよいのでしょうか。(血液内科主治医にはすすめられました)
私は出来るだけ、薬を使うのは避けたいと思っております。
鍼治療で、卵巣の機能を働かせることは可能でしょうか・・・
移植で卵巣にダメージを受けた女性が将来子どもを授かるのは無理だとも聞きました。
難しいことを承知での相談です。申し訳ありません。
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最近は、東洋医学に興味を持ち始め、インターネットで色々なHPを検索しております。
ビッグママ治療室は、とても詳しく診察状況が書かれていて、女性も安心できる治療院という印象を受けました。
将来は私も東洋医学に携われたら・・・と考えております。
最近は専門学校の門戸が広がり、こちらでも学校が増えました。
立ち入ったことを聞いて申し訳ありません。
先生は神奈川で勉強されたのですか?
もしよろしければ、先生のような鍼灸師になるにはどのような勉強をされたのか教えてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私からのお返事
こんにちは。メイル拝見しました。
大変でしたね、そして現在はいい状態とのことよかったですね(^^)
さて、ご質問の件ですが、私は○○さんを拝見していませんし、メイルだけの限られた情報でのお答えということになります。
もしかしたら、重大な見落としがある可能性もあるということはお含みおきください。
ご参考までということで、お答えしてみようと思います。
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まず、西洋医学的に完治したといわれていること。
生理が、放射線療法からこないということですね。
通常、女性にとって大きな存在である生理は、全身状況を反映している場合が多いです。つまり、生理がないということは全身状況があまりよくないのではないか、また、身体が生理を起こすほど充実していないのではないか、生理がくることが身体に負担になるのではないかということです。
そういう状況のときに、無理に生理をおこすというのは、身体の力を損ねるだろうと思われます。
ただ、○○さんの場合、特別な放射線療法の影響で、卵巣の機能だけが、非常に落ちており、全身状態は回復基調にあるのではないかという可能性がありますよね。
全身状態がよく、卵巣の局所の問題であるのならばホルモンの補充療法などは、よい選択肢ではないかと思います。
それによって、全身状態がより改善される可能性もあるであろうし、また、鍼灸と併用していれば、外から投与するホルモンは量が少なくてもよく効きます。
血液内科の先生のお勧めに従ってはと思います。
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○○さんのように、大きな虚損病をされたかたは、西洋医学的に完治と言われる状態であっても、東洋医学的にいう、生命力の充実した状態ではない可能性が高いのではないかと私は思います。(生理がこないということも、それを示している可能性がありますね)
もともと、今回の病気が発症した状態も、極度の疲労から起こっていますよね。
文章を拝見しても、聡明で、やる気のある頑張り屋さんの女性であることがよくわかります(^^)。
こういうかたは、往々にして、ご自身のやる気で突っ走ってしまいがちだと思います。身体の疲れや、ご自身の負担に対しても、鈍感な場合が多いです。
身体の養いを右手に、楽しく生きていくこと(お仕事などかな?)を左手に、いまのいい状態を崩さないように、生活なさっていただきたいと思います。
仕事としての鍼灸
将来は私も東洋医学に携われたら・・・と考えております。
最近は専門学校の門戸が広がり、こちらでも学校が増えました。
鍼灸は素敵な仕事だと思います(^^)
また、私のhpをご覧になり、とても興味をもってくださったとのこと嬉しく思います。
ただ、鍼灸も、ユーザーでいるのと、サービス提供者側にいるのはかなり状況が違います。
医療系の学校は、出席などが厳しく、学生時代が大変です。鍼灸師になりたいというかたに、こういうお話をしても、あまり耳を貸していただけないことはわかっているのですが(;^^)、金銭的にも非常に負担ですし、卒業後、鍼灸をやっていけているということは、非常にまれです。学校を卒業したとたん、人に鍼をすることがなくなったと言う人がほとんどではないかと思います。大多数は、マッサージの仕事に従事していますね。
また、修行時代の体力的な負担は、ケースバイケースですが、楽とはいえないことが多いですね。弟子は人間的な扱いはあまりされませんから(;^^)。
私のところにいらしている患者さんで、虚損病に属する病と二人三脚をなさっている若い方がいらっしゃいます。この方も、非常に東洋医学に興味があり、とっても詳しい方です。
そして会社員のかたわら、ご自身では、気功を楽しんでいらっしゃいます。養生気功で、自分でやる気功です。ご自身の健康を第一に考えるとこういった選択肢のほうが、○○さんにとってもいいのではないかと思うのですが・・・・。
余計なおせっかいを申し上げました。
鍼灸師になるには
もしよろしければ、先生のような鍼灸師になるにはどのような勉強をされたのか教えてください。
鍼灸は、まず国家資格が必要です。ですので、学校に入学するというのが第一ですね。ただ、上記のこと、ご参考にしていただければと思います。
学校に入れば、鍼灸の資格は得られますが、実際に鍼灸師として働ける可能性があまりにも低いということです。学校やネットの情報では、こんなことはあまり言わないでしょうけど。
それでは、また。
ご参考まで(^^)
なにか、わからないことがありましたら、遠慮なく聞いて下さいね。