ハブ茶 (決明子)
健康茶やダイエットを目的としたお茶によく入っていますね。
少し調べてみましょう。
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健康茶として多くの人に親しまれる「はぶ茶」は、「エビスグサ」という植物の種子で、中国では決明子と呼ばれ、目を明らかにするという意味で、疲れ目に効く薬とされているようです。
薬効としては、緩下、整腸、健胃、強壮、利尿があげられています。中医学的にいいますと、
気味:甘・苦・鹹、微寒 (1)清肝益腎・去風明目 (2)潤腸通便
ちょっとわかりにくいですね。
(1)清肝益腎・去風明目 というのは、東洋医学で言うところの肝気を清め腎気を益すこと、そして風を去り目を明らかにするという作用ですね。目にいいといわれる由縁だと思います。
(2)潤腸通便というのは、その名の通り、腸を濡して便通をつけるという意味ですね。
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お茶代わりには、1リットルの水を沸騰させた中に、ハブソウ10~20gを炮じて入れ、一煮立ちして火を切ります。胃腸が丈夫になる作用が期待されますし、また、目がよく見えるようになるといわれ、眼病にも効果があるともされています(薬効どうりですね(^^))
便通をつけるお茶として有名なセンナは冷やす作用が強く、冷えやすいタイプの方には不向きですが、このハブ茶はそういったトラブルも少ないようですね。